Lee's Diary

ドラマが好き。
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さよなら私  第7回  *感想*

2014-11-29 | 秋ドラマ(2014)感想
* 「女と男」 *   出演:永作博美 石田ゆり子 

主人公がどんどんツボにハマっていくような笑える映画が好きだという光雄(尾美としのり)。
「実際、自分に起きるのは勘弁ですけど・・。」などと言っちゃう光雄。
ドツボにハマる光雄がこの後に見られるってコトね、、などと、光雄自身によるフリを楽しんだのだが、、
その後に見せられたもんは、予想を上回る深~いドツボだったよ。

いやぁ、、いい表情をするよねぇ、、、尾美さんって。
狼狽する感じ、、居心地が悪くて仕方のない感じ、、逃げ出したくってたまらない感じ、、
男のプライドが、、自分の存在価値が、音を立てて崩れ落ちていく感じ、、
春子と冬子が自分を選んだ理由に愕然とする感じ、、、
何とも言えない複雑な表情になって、沈み込んていく光雄の様子はかなり面白かったわぁ。
春子(佐藤仁美)に負けじと ぶっちゃける冬子(谷村美月)の威力、、凄まじい。

春子が友美と薫に自分の想いを延々と語る様子も印象的。
春子さんったら、自分の想いを友人たちに(視聴者に)分かり易く語りすぎなんじゃ、、、などとも思ったのだが、
あの春子の複雑な心情や感情は、あのように言葉にされないと全ては感じ取れなかったろうなぁ。
きっと春子は、疎外感を感じてしまったのだろうな、、
親友だと思っていたのに、自分だけ何も知らされていなかったコトがショックだったんだろうな、、
などとは、もちろん理解していたのだが、
いつでも“二番目”なのだという、自分の立ち位置に対する考えだとか、、
自分を一番に思ってくれる人がいないことへの寂しさだとか、、
夫が不倫している悩みを親友たちに相談しづらくなってしまった もどかしさだとか、、
そんな想いは、あの春子の台詞を聞かなければ気付けなかったよ。
こういう、細やかな感情を見せてもらえると、満足感があるよねぇ。

薫が主導で導き出された薫と友美の決断も心に残る。
洋介との関係は、女たちが決断することになるのだろうとは思っていたのだが、
この段階で、あのような決断をしてくるとは思わなかったなぁ。
元に戻ったときにどうするつもりなんだろう、、などとは思ったものの、
あのカタチは、今の二人にとってベストなのかもしれないなぁ、、などと、ストンと納得させられたよ。
病状はそこまで深刻なものにはならないのではないかと予想していたのだが、事態は厳しい状況へ、、。
友美と薫の人生がどのようになっていくのか、、気になる。

そうそう、三上家の息子たちには今回も泣かされてしまったよ。
どうも私は、あの兄弟に弱い。
母親の想いを知ってか知らずか、、、子供たちの何気ない言動が母親の心の支えとなる、、癒しになる、、
とっても自然で、作られた感じがしなくって、、でも、心に残るエピソードって、、いいよねぇ。

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コメント (4)
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