Lee's Diary

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妖怪人間ベム 第3話  *感想*

2011-11-05 | 秋ドラマ(2011)感想
* 妖怪人間ベム 「絶対死なせない!人間を守る妖怪の正体」 *  番組HP

「Q10」の雰囲気と似ているつくりとなっているコトに 少々複雑な思いもあるのだけれど
「Q10」の作風が好きだった私は かなりドップリと物語の世界に浸りきっちゃったわぁ。

生きていることに意味も希望も見出せない和久井(平田満)
年をとることも 人と関わりあって何かを生み出すこともできないと嘆くベム(亀梨和也)
年をとることが怖いと感じ 年をとっても生きていくことに意味があるのかと問う小春(石橋杏奈)
そして 老人たちを生きている価値のない者として扱う強盗犯(細田よしひこ)・・
と それぞれの登場人物が繰り広げる物語は(小春のパートはチョッピリだけど) 
生きていくとは 老いていくこととは そんな根本的なことを問いかけてくる感じね。
「何故、人が賢明に生きてきた姿を受け入れられない?」 という印象的なベムの言葉が 重ねて問いかけてくる。
いやぁ・・・侮れないわぁ・・・このドラマ。
涙に執着しまくるベラ(杏)の様子や やたらとバイクに詳しい被害者のお婆ちゃん
地面に突き刺さるブーメランを見つめるベム・ベラ・ベロの様子など
今までよりもユーモラスな雰囲気を醸し出しているのも良かったし
「息子は君のほうかな。」と和久井に言われて嬉しそうなベムは可愛かったし
最後に見せたベムたちの涙には切なさでいっぱいになったし・・・見応えのある物語を楽しむことができた。
“自分で線を引いていこうと思う”と 生きることへ前向きとなった和久井の言葉とともに映し出される
二重飛びを庭で練習する緒方(あがた森魚)や 室外機の傍でそっと咲く花を見つめる小春の様子も魅力的で 
最後には小さな希望をわけてもらった気がするわぁ。

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コメント (8)
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