Lee's Diary

ドラマが好き。
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ハガネの女 第3話  *感想*

2010-06-06 | 春ドラマ(2010)感想
* ハガネの女 「イケメン優等生が嫌われる理由」 *

何故 雪哉(宮城孔明)は次から次に私物を盗られてしまうのか
美奈(八木優希)が あれほど執拗に雪哉を嫌うそぶりを見せるのは何故なのか・・・。
そんな 4年3組の抱える問題の真相が 少しずつ少しずつ見えていく展開は
前のエピソード同様 ちょっとした謎解きの要素も加わっていて 見ていて楽しめるものだったと思う。
どう見ても女子から人気ナンバーワンといった感じの雪哉の雰囲気を見れば
こりゃあ 女子達は雪哉を意識しまくって 互いを微妙に牽制し合っているのだと気付いても良さそうなのに
あかり(佐藤日向)から美奈の気持ちを知らされて 初めてコトの真相を理解するハガネ(吉瀬美智子)。
あのシーンは いかにもそういう恋愛絡みの心の機微には疎そうなハガネのキャラが良くでていて面白かった。
あかりから真相を知らされ「淡い初恋ってやつか・・・。」と ついつい子供に幻想を抱くハガネに
「んなワケねぇよ。」と 突っ込むあかりの言葉もかなり印象的でよかったなぁ。 
あかりの言った言葉には ごもっともと思わせる説得力があるのが面白いと思う。

雪哉をめぐって 美奈とあかりで繰り広げられた消しゴムのエピソードは
ああ 似たようなコトを小学生のときに経験したなぁ などと思わず懐かしくなってしまうものだったし
全てバレてしまって 「私は もうここにはいられない。」とか「西置に知られるくらいなら死んだほうがまし。」と
短い人生の中で最大のピンチに 真剣にオロオロする美奈の様子や 
教室での美奈と雪哉の告白は とっても可愛らしかったし
前回とはひと味違う ちょっと微笑ましくなるような今回のストーリーは とても良かった。
だけど 微笑ましいだけでは終わらないのが このドラマなのよねぇ。
ストーリーの随所で見られる女子達の荒れた言動は まるで女子高生のような大人びた雰囲気で
かなり末恐ろしいモノを感じてしまったりもするのだけれど
そんな毒っ気が このドラマを面白くさせているトコロでもあるのだろうなぁ。

美奈に自分のやったことを理解させ諭していく 厳しさたっぷりのハガネの様子や
(かなり驚いたケド)真理衣(吉田里琴)にやられたコトと同じコトを しっかりやり返す毅然とした態度など
「ハガネの女」と呼ばれるだけのことはある見事な戦いぶりを見せる芳賀先生の様子は 見ていて気持ちがいい。
あそこまで真理衣にやってしまうと ハガネの行く先はさらに困難なものになってしまいそうだけど
果たしてハガネは どのようにしてその困難を切り抜けていくのか・・・次回も楽しみ♪ 

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ハガネの女 第1話  *感想*
ハガネの女 第2話  *感想*

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