
今回のお気に入りは、古今亭志ん朝です。
毎週土曜、職場ではSTVラジオ「ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー」が流れています。
最近、その番組が終わったあとに落語が流れます。
仕事中なので真剣に聴いてはいませんが、古今亭志ん朝に良く似た落語家がいるもんだ、と思っていました。
志ん朝による鬼平犯科帳の朗読CDでそのテンポのいい語り口を知ってファンになり、落語CDを聴くようになって何年経ったことでしょう。
先日再びラジオから落語が流れてきました。
どう聴いてもいよいよ志ん朝にしか聴こえなくなり、STVラジオのインターネット版番組表で調べました。
番組名は「STVホール名人会傑作選」。
内容紹介は次のとおりでした。
=====
昭和48年から26年間開催された「STVホール名人会」から、昭和の名人の選りすぐった落語をお届けします!
2月の演者は 古今亭志ん朝!
ご案内:工藤じゅんき
●2月3日放送 演目:火焔太鼓 演者:古今亭志ん朝 口演:第17回 S50.3.5
●2月10日放送 演目:船徳 演者:古今亭志ん朝 口演:第89回 S56.3.23
●2月17日放送 演目:大山参り 演者:古今亭志ん朝 口演:第137回 S60.3.25
●2月24日放送 演目:夢金 演者:古今亭志ん朝 口演:第230回 H4.12.10
=====
やっぱり志ん朝だったんだ!
あらら、先日のが最終回だったのか、しっかり聴きたかったなあ・・・。
最終回が過ぎてから知るなんて、実に残念無念。
昭和50年から平成4年までの収録。
志ん生は昭和13年に生まれ、平成13年に亡くなっているます。
今回放送したのは、37歳から54歳までの脂の乗った時期の名演。
演目も有名どころばかり。
ちなみにラジコっていうインターネット・サービスで1週間前までの放送分が聴くことができると知り、最後の放送分である「夢金」だけは聴くことができました。
「夢金」は「100両欲しいよー」で始まる有名な小噺。
雑音の無いクリアな音声で志ん生を堪能することができて、うれしかったです。
特に札幌での録音ということで、何だか特別な気分で聴くことができました。
それにしてもやっぱり昭和の名人に数えられる噺家ですね。
江戸っ子らしいキップの良い語り口は相変わらず絶品でした。
これまで聴いていた落語CDの「夢金」と若干の違いを見つけたことも収穫です。
欲張り船頭がお礼にもらった50両の包み2つをギュッと握ったら、あまりの痛みに目が覚めた。
握っていたのは自らの急所だった、というのがオチ。
札幌では、このオチの「目が覚めた」ところで会場にワッと笑いが起き、「握っていたのは自らの急所だった」というところがかき消されそうになっていました。
ツウなら最後まで聴いて笑うところですが、札幌は寄席がないため、続きがあることを知らなかったのでしょう。
CD版「夢金」を改めて聴いてみたら、こちらはオチを早口で一気に語りきっています。
途中で笑いが起きないよう工夫したのかもしれませんね。
それにしても「STVホール名人会傑作選」と「ラジコ」、その両方をもっと早く知っていれば、と悔やまれます。
でも逆に言えば、3月の談志特集が始まる前に気付いたため、最終回だけでも聴けてラッキーでした。
毎週土曜、職場ではSTVラジオ「ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー」が流れています。
最近、その番組が終わったあとに落語が流れます。
仕事中なので真剣に聴いてはいませんが、古今亭志ん朝に良く似た落語家がいるもんだ、と思っていました。
志ん朝による鬼平犯科帳の朗読CDでそのテンポのいい語り口を知ってファンになり、落語CDを聴くようになって何年経ったことでしょう。
先日再びラジオから落語が流れてきました。
どう聴いてもいよいよ志ん朝にしか聴こえなくなり、STVラジオのインターネット版番組表で調べました。
番組名は「STVホール名人会傑作選」。
内容紹介は次のとおりでした。
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昭和48年から26年間開催された「STVホール名人会」から、昭和の名人の選りすぐった落語をお届けします!
2月の演者は 古今亭志ん朝!
ご案内:工藤じゅんき
●2月3日放送 演目:火焔太鼓 演者:古今亭志ん朝 口演:第17回 S50.3.5
●2月10日放送 演目:船徳 演者:古今亭志ん朝 口演:第89回 S56.3.23
●2月17日放送 演目:大山参り 演者:古今亭志ん朝 口演:第137回 S60.3.25
●2月24日放送 演目:夢金 演者:古今亭志ん朝 口演:第230回 H4.12.10
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やっぱり志ん朝だったんだ!
あらら、先日のが最終回だったのか、しっかり聴きたかったなあ・・・。
最終回が過ぎてから知るなんて、実に残念無念。
昭和50年から平成4年までの収録。
志ん生は昭和13年に生まれ、平成13年に亡くなっているます。
今回放送したのは、37歳から54歳までの脂の乗った時期の名演。
演目も有名どころばかり。
ちなみにラジコっていうインターネット・サービスで1週間前までの放送分が聴くことができると知り、最後の放送分である「夢金」だけは聴くことができました。
「夢金」は「100両欲しいよー」で始まる有名な小噺。
雑音の無いクリアな音声で志ん生を堪能することができて、うれしかったです。
特に札幌での録音ということで、何だか特別な気分で聴くことができました。
それにしてもやっぱり昭和の名人に数えられる噺家ですね。
江戸っ子らしいキップの良い語り口は相変わらず絶品でした。
これまで聴いていた落語CDの「夢金」と若干の違いを見つけたことも収穫です。
欲張り船頭がお礼にもらった50両の包み2つをギュッと握ったら、あまりの痛みに目が覚めた。
握っていたのは自らの急所だった、というのがオチ。
札幌では、このオチの「目が覚めた」ところで会場にワッと笑いが起き、「握っていたのは自らの急所だった」というところがかき消されそうになっていました。
ツウなら最後まで聴いて笑うところですが、札幌は寄席がないため、続きがあることを知らなかったのでしょう。
CD版「夢金」を改めて聴いてみたら、こちらはオチを早口で一気に語りきっています。
途中で笑いが起きないよう工夫したのかもしれませんね。
それにしても「STVホール名人会傑作選」と「ラジコ」、その両方をもっと早く知っていれば、と悔やまれます。
でも逆に言えば、3月の談志特集が始まる前に気付いたため、最終回だけでも聴けてラッキーでした。
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