今回のお気に入りは竹鶴政孝パート140、温故知新です。
温故知新とは「故きを温ねて新しきを知る」つまり「昔のことを研究することで新しい成果を得る」というような意味ですが、先日読んだニッカの古い小冊子にまさに温故知新という話が書いてありました。
「故きを温ね」たのは、J・A・ネトルトン著「ウイスキー並びに酒精製造法」。
この本は竹鶴政孝が生涯ウイスキーづくりのバイブルとした一冊です。
「新しきを知」ったのは、「オールモルト」。
「オールモルト」はご存知の通り、麦芽だけを用いて連続式蒸溜機でつくったモルト原酒と、単式蒸溜器でつくったモルト原酒とをブレンドしたウイスキーです。
麦芽だけを用いて連続式蒸溜機でモルト原酒をつくる製法は、今まで誰も試みたことがないニッカ独自の製法です。
このふたつの関係がまさに温故知新。
ニッカの新商品開発チームがネトルトンの著書を研究した際、そこに書かれていた一文「麦芽だけを用いて連続式蒸溜機でつくったモルト原酒があっても良いのではないか」。
これが「オールモルト」誕生のきっかけになったそうです。
ご存知の方は多いのかもしれませんが、私は知りませんでした。
こういう話ってウイスキーファン、ニッカファンにはたまらないはず。
小冊子シリーズが復活するとうれしいです。
温故知新とは「故きを温ねて新しきを知る」つまり「昔のことを研究することで新しい成果を得る」というような意味ですが、先日読んだニッカの古い小冊子にまさに温故知新という話が書いてありました。
「故きを温ね」たのは、J・A・ネトルトン著「ウイスキー並びに酒精製造法」。
この本は竹鶴政孝が生涯ウイスキーづくりのバイブルとした一冊です。
「新しきを知」ったのは、「オールモルト」。
「オールモルト」はご存知の通り、麦芽だけを用いて連続式蒸溜機でつくったモルト原酒と、単式蒸溜器でつくったモルト原酒とをブレンドしたウイスキーです。
麦芽だけを用いて連続式蒸溜機でモルト原酒をつくる製法は、今まで誰も試みたことがないニッカ独自の製法です。
このふたつの関係がまさに温故知新。
ニッカの新商品開発チームがネトルトンの著書を研究した際、そこに書かれていた一文「麦芽だけを用いて連続式蒸溜機でつくったモルト原酒があっても良いのではないか」。
これが「オールモルト」誕生のきっかけになったそうです。
ご存知の方は多いのかもしれませんが、私は知りませんでした。
こういう話ってウイスキーファン、ニッカファンにはたまらないはず。
小冊子シリーズが復活するとうれしいです。