斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

クラウンサイズまでは扱いきれる

2009年05月26日 | 私乗記
個人的なレガシィの試乗記を少々。

今回はすべてを小柄な辛口ドライバーさんに委ねようかと思ったのですが、操作系で悩まないように、執事的ポジションで先に乗っておいて欲しいとの事なので、B4を先に試乗してまいりました。

通常の試乗コースは国道4号を始めとした、広幅員の幹線道路のみだったので、これは面白みがないので、旧市街地内の狭い道に入り、駅前の自走式タワーパーキングに入って駐車をする試乗は可能かをたずねました。

傷をつけたら自腹で弁償という事を条件に、了解を頂きました。

同乗するディーラーの担当の方には、「せっかくの動力性能を試さなくて良いのですか。」と驚かれましたが・・・
「動力性能を試すのであれば、体重60kg以上の人を定員乗車し、5名分のスーツケースを積載して、いろは坂でも上り下りしなければ意味がない。」と冗談を返しておきました。

レガシィは、街乗りというか日常使用に当方は大型化のデメリットをどの程度抑えているかがきになっていたので、ハンドリングとか加速性能なんて試してもあまり意味がないような気がします。

試乗したのは自然吸気モデルでしたが。新4号バイパスであれば・・・
法定速度を守る(60km/h)のも、流れに乗る(約80km/h)のも、流れをリードする(自主規制)にも問題のないパワーでしょうし、レガシィには初採用のCVTも中々の完成度で、不満に思う方も少ないと思います。
ただ、パドルシフトの存在は微妙ですね。いらないような気がします。
個人的にはレガシィに限らず、馴染めないというか嫌いなアイテムのひとつです。
今回の試乗でも、パドルシフトの使用を考慮したハンドルの握り方が出来ない事を再認識させられただけです。

話を変な試乗コースに戻しまして・・・
すれ違いには気を使う寸法ですが、前方見切りは良いほうなので、隅に寄せるのはさほど苦にはなりませんでしたし、隅は角が落としてあるので、寸法のわりにはギリギリまで寄せても曲がる事が出来ました。
自走式タワーパーキングも少しこまめに切り返せば枠内に収める事が出来ました。けど、隣車との感覚を考慮すると真ん中になるように停めないと、左右のドアを開ける事ができなくなりそうです。
モチロン、ドアミラーを畳むのは必須になると思います。
厳しいかなと思った試乗コースも意外なほど難なくこなす事ができました。
見切りの良さと、絶妙なセッティングのドアミラーのおかげだと思います。

日本の乗用車専用エリアのインフラは全幅1.7m×全長4.7mを基準に作られています。それに対して+0.1mずつぐらいの余裕を持たせて構造物を設計しているので、全幅1.8m×全長4.8mぐらいまでなら何とか対応できるようですね。(決して偶然ではないのでしょうけど、ここ最近のクラウンは寸法に収まるように造られております。)

日本国内の社会基盤の構造を考えると、全幅1780mm×全長4780mm×全高1550mmの中に収まっていないと、苦労するシチュエーションが増えるという事なんでしょうね。

この大きさまでは何とかなるということで、この大きさを推奨しているわけではありません。

補足
試乗するときは昼と夜の両方を試せといいますが、あれは名言ですね。
日中でも暗い自走式タワーパーキング内に入って、ライトオンになったら・・・
まぁ、車内はセンターコンソールを中心に眩しいぐらいに煌びやかな事。。(5DIN分ぐらい光るところがあるのはやり過ぎでしょう。)

5代目レガシィ×150cmドライバー

2009年05月25日 | 私乗記
レガシィは大型化の影響を調べるために、廻らない御寿司をギャランティーとして支払う事を条件に、MT免許を持ち、仕事でハイエーススーパーロングハイルーフ改介護車(4WDでMT)を運転する身長150cm,体重40kg以下(共に自称)という恵まれた体形の女性ドライバーを手配してからディーラーへ向かいました。

試乗車として用意されていたのは、ツーリングワゴンは25GT SI-Cruiseで、B4が25i Sパッケージでした。
アウトバックは展示車はありましたが、ナンバーの付いた試乗車はありませんでした。

取り敢えず2台とも試乗させてもらうことにして、パワーバルジがあってより条件の厳しいであろう、ターボ付の25GTに試乗してもらいました。

まずは予定通り悩んだのは、パーキングブレーキの解除方法とその位置。

大柄なシートを最大限前にして、精一杯上げたところでベストポジションになったところで、試乗の開始となりました。
ここで、ひと言あったのはペダルは踏み込む様なポジションになっているので、アクセルはオルガン式のほうが、長時間運転するときには疲れないだろうとのこと。
また、色々調整機構があるのにサイドサポートが調整出来ない事が、動かす前に言い出した不満点(?)です。

デザインについては好みの問題もあるので、抽象的で面白く、的確な表現のみ紹介したいと思います。
レガシィは随分と濃い顔付きになったけど、濃い顔は何にしても好き嫌いがはっきり分かれるよね。

動かしてみてからの不満はシートの座りが悪いぐらいで、軽めな操作感で操作強度に応じた動きをするので、扱い易かったそうです。
カーテンシールドエアバッグか組み込まれてるから止む得ないところもあるのでしょうが、巻き込み確認時はピラーの太さが気になったとの事です。ただ、フォローなのでしょうか、「ピラーが太いのは今の車らしい処理だよね。」との事です。
後方視認性に関しては、バックカメラ付が前提の車だろうからキニシナイとのこと。
もっとサイドグラスのエンドラインもう少し下がっていると、(小柄な人には)もっと運転しやすい車だそうです。
燃料系と対象の位置にあるメーターの意味がまったく分らなかったそうです。
水温計にしては不思議な動き方をするとは思ったそうですが。

補足
実は彼女に試乗して貰う前に、操作方法を指示できるように当方はB4に試乗してあります。
題して、「執事の毒見試乗」それは次回にでも。。

4代目PDA的な何かを導入

2009年05月24日 | PDA
予定を変更して、急遽購入したiPhone3Gのネタを少々。

今まで使っていた、LinuxザウルスSLC-3000が、バッテリー使用だと充電完了の度にシステムの初期化を要求されるようになってしまい、持ち運び前提のモバイル機器としては微妙な存在になってしまいました。
取り敢えず新品のバッテリーも導入してみたのですが、状況は改善されず、ACアダプターを利用しないと駄目になってしまいました。

というわけで、次期モバイル機器購入の計画を立てる事にしました。
ただ、自動車税支払月なので、財布に優しいものでなくては駄目です。
条件としては、「PCメールが扱える」、「アドレス帳がPCと同期できる」、「ゲームといった暇つぶしアプリが充実している」、「無線LAN内蔵」の4つです。

純粋なPDAもHP社からはまだ販売されていますが、いまさら購入するのもどうかなというスペックだったので。。
ミニノートは大きいし、別ルートで衝動買いしちゃったのがあるし。(オイッ!)

最初は現在使用中のDocomoのFOMA機を機種変して、WinMobile機にしようかと思ったのですが、一般的な携帯電話の機能がなくなってしまうので、ちょっと躊躇してしまいました。
というわけで、携帯キャリアに拘ることなく、2台持ちに相応しいスマートフォンお探す事にしました。
パケット定額や端末の魅力と初期導入費用の低さを考慮すると、以下の2機種に絞りました。

Softbank iPhone3G 8G(5/31までのキャンペーン中)
emobile DualDiamond(Docomoでも同等の機種を扱っているHTC社製のスマートフォン)

emobileのDualDiamond(S22HT)と悩んだ結果、初期導入費用の低さと、周りにソフトバンクユーザーが結構いたり、仕事携帯に7円ソフトバンクを持っている方がいたりするので、音声通話費用も低減できるかなという期待もこめて、iPhone3Gにしてみました。
S22HTはキーボード付きで、定額(上限)料金内でPC用のモデムとしても使う事ができるので、常時接続環境を持ち運びたい方には魅力的だと思います。

月々2,350円の24回払いと考えれば、通信料込みのモバイル機器としてはさほど高くはないと思われます。(その昔購入した、ソニーのCLIEは6万円以上したしね。)

おススメのオプションに入らずに契約できるところを2週間かけて探し、本日契約に至りました。
つけるところはないけど、クリップになるお父さんも頂いてまいりました。

補足
PDAとしての使い勝手を中心にレポして見ます。
サブテーマは、「最低料金で使い続けるiPhone」の予定です。
FOMAもパケホーダイフルから、パケホーダイダブルに変更して、2台持ちでも総支出を抑えられるかもしれません。(念願のフルブラウザ携帯でもあるんだよね。)

どんどん普通の車に

2009年05月23日 | 私乗記
本日3代目プリウスに試乗してまいりましたので、そのレポを少々。。

試乗した時間は、テレビ朝日で西部警察がオンエアされていた頃です。

12年という時間の感化の恐ろしさなのか、発進時の異様な静かさや回生ブレーキのフィーリングはもはや“プリウスらしさ”として受け入れてしまい、どんどん驚かなくなってしまいました。(ひょっとしたら、回生ブレーキはかなり洗練されたのかもしれません。。)
ハンドリングは電動パワステが一般的になってしまった今日では、12年前の衝撃はありませんでした。

ヘッドライトに角が付いたので、若干は改善されたのかもしれないけど、相変わらず前方見切りは悪いですね。後方視界もお世辞にも褒められたものではありませんが、カメラの素晴らしさで、何とかなっているよな。。
ライバルのインサイトもそうなんですが、空力を考慮してしまうとああいったデザインになってしまうのでしょうか。

結果として、意外と普通の車として試乗することが出来ました。

そのため、落ち着いて5ドアリフトバック車の使い勝手を見ることが出来ました。
まずは残念なところ。それは、T150系コロナからあまり変らないリヤシートのヘッドクリアランスと寝そべり気味になる背もたれの角度。。悪しき伝統です。
そして、薄っぺらさが分ってしまうドアトリム。もうちょっと重厚感があったほうがいいですね。ラクティスと変らない質感です。
良かったところは、カタログでは奇抜に映ったデザインのダッシュ・コンソール廻りは思いのほか洗練されているというか馴染み易いというか、使い勝手が良かったです。

試乗車はGツーリングセレクションだったので、話題の装備が満載でした。
意外と“タッチトレーサーディスプレイ”は使いやすかったですね。
今後、トヨタのセンターメーター車に普及していくのではないでしょうか。
アンチセンターメーター派としては、ここまでやることで初めてセンターメーターにする理由が見えてくるような気がします。(どうせなら、エアコンの表示とスイッチも集約すればいいのに。。)

トヨタの5ドアリフトバック(含む20系プリウス)を所有された事がある方なら、何処かに既視感があるので、安心して乗る事のが出来る馴染み易い車に仕上がっています。
取り敢えずこの週末に契約すれば、9月中の納車が可能とか。。(値引きは端数引きぐらいです。)

補足
当面購入の予定はありませんが、取り敢えずお約束として、以下の仕様で商談メモを作成していただきました。
SツーリングセレクションのスーパーホワイトⅡにメーカーオプション品のナビとETCを装着し、紳士の7点セット(ラグジュアリータイプのフロアマットと半カバー、ドアバイザー、トランクマット、デラックスタイプのナンバーフレーム、デザインタイプのフェンダーポール、ステンレスのドアエッジガード)を装着したら、約320万円になりました。

プリウスの試乗予約が出来た。

2009年05月21日 | ニューモデルの話題
冷静に考えたら、トヨタ系全ディーラーで扱っているので、そんなに難しい事ではないのかもしれませんが、競争率の高そうな土曜日に取れたのはちょっとうれしいです。(日々部品を買い続け、点検に出し、人身御供として親父に新車1台買わせた成果?)

ハイブリッドの環境性能の云々はさて置き、現在注目を浴びている2車種が5ドアハッチバックというところが個人的に気になっております。

個人的にハッチバック(トヨタ的にはリフトバック)は6ライト(クォーターウインドウ付き)が好みなので、8ライトかも知れないけど、プリウスのほうが好みです。

現在、公式ページを眺めながら予習をしております。
先代同様にサイドブレーキ兼用になっているシフト廻り、あまりプリウスである事を主張しすぎない
個人的には、ハイブリッド関連のインフォメーションがナビと独立したので、汎用品が選択しやすくなったのはいい傾向ですね。

サブトランク付きでトノカバー式、背もたれだけを倒す事でそこそこフラットになるシートあたりは、個人的に好きな5ドア車の造りになっているんですよね。
試乗ポイントは、ハイブリッドの性能云々は無視して、見切りやすさと5ドアとしての使い勝手に主眼を置いて乗ってこようかと思っております。
リヤシートは悪しき伝統を引き継いでいるような気がするんですよね。
さらにどうでもいいポイントとして、ライバルのインサイトとは違い、サイドエアバッグとレースの半カバーが同時選択か可能な点です。

応急用ですが、スペアタイヤがきちんと標準装備であるあたりは保守派だからなんでしょうね。

個人的な予想ですが、SかGのツーリングセレクションになりそうな気がします。
試乗車がEX(2代目の併販グレード名)だったらどうしよう。

補足
同日、レガシィも見に行く予定。
流れとしては、2代目プレミオから3代目インプレッサを見に行ったときとほぼ同じになります。