【2013.1.6 更新】
このエントリでは、後期型120GBタイプのPlayStation3 (型番:CECH-2100A)に
関する内蔵ハードディスクの交換(換装)方法を紹介しています。
ただし、2011年3月時点で最新機種である
・160GBモデル (型番:CECH-2500A) … ※1
・320GBモデル (型番:CECH-2500B) … ※1
・HDDレコーダーパック (型番:CHJH-10013やCHJH-10016)
※1 サテン・シルバータイプ(型番の後ろにSSが付くタイプ)も含む
についても自分で試した訳ではありませんが、CECH-2100Aと同様の手順で
交換できるとの話がありますので、ご参考にされて下さい。
初出時(2010.3.29)はアップデータが出ていなかったので、文章の作りが
おかしいですが、最後まで目を通して頂ければ幸いです。
2013年1月時点で最新型(トップローディング型)のPS3 (CECH-4000B)の
HDD交換手順記事を作成しましたので、最近PS3を購入された方は、
こちらの記事を参照ください。
PS3は親父向けのプレゼント(麻雀用)に買ったことはあるのですが、
自分用には特にやりたいゲームもなかったので持ってはいませんでした。
ところが地デジの録画できるトルネが発売されることを聞き、
これを機に自分用のPS3を買うことにしました。
PS3はトルネ同梱の250GBモデルも出ているのですが、ディスク容量の割に
価格が高いので、120GBモデルを買って内蔵HDDを交換することにしました。
また、その120GBモデルでも既存タイプより200g程軽量化されたCECH-2100A
という型番が新発売されると聞き、それを待っての購入となりました。
今回は、そのCECH-2100AのHDD交換方法をご紹介します。
<全体的な手順>
1. 2.5インチ(9.5mm厚)のSATA(シリアルATA)のHDDを用意します。
2. システムアップ用のデータを用意します。(USBメモリ等)
3. HDDの交換を行います。
4. 2で用意したデータを使って、システムの再インストールを行います。
※ 工具としてプラスドライバーとマイナスドライバーが必要です。
1のHDDについてですが、パソコンショップとかで売っているHDDには
3.5インチタイプと2.5インチタイプがあります。
3.5インチタイプはデスクトップ用の大きなサイズのHDDなので、
PS3には必ず2.5インチタイプを選んで下さい。
(一般的にノートPC用と言われるタイプのHDDです)。
また、2.5インチのHDDには、一部12.5mm厚タイプが存在します。
PS3には必ず9.5mm厚タイプを選んで下さい。
※ 普通に買えば9.5mmタイプが出てくるとは思いますが念のため。
2のシステムアップ用のデータは、事前にPS3の公式サイトである
PlayStation3 システムソフトウェア アップデートのページから
「パソコン経由でのアップデート」にあるデータをダウンロードして
USBメモリ等の「PS3¥UPDATE」フォルダに「PS3UPDAT.PUP」という
名前で保存します。
(フルパス表記だと「ドライブ名:PS3¥UPDATE¥PS3UPDAT.PUP」)
以下、ディスク交換の手順です。写真はクリックすると拡大します。
PS3を箱から出したところ
一度も起動せずにいきなりディスク交換を行うことも漢らしいのですが、
まずはテレビに繋げて、正常に画面表示できることを確認します。
ちなみに本体は片手で持ち上げることが出来るぐらい軽くなっています。
実家の80GBモデルと比べると、随分軽くなったものです。
PS3を裏返したところ
CECH-2100AのHDDは、本体を裏返して交換します。
本体が傷つかないように、柔らかい布の上にPS3をひっくり返し、
下部の中央よりやや左にある四角い枠(ネジカバー)を外します。
ネジカバーは上からマイナスドライバーを差し込んで外します。
ネジカバーは回転式になっていて、取り外すことはできません。
ネジカバーを外したところ
ネジカバーを外すと青いネジが見えるので、プラスドライバーで取り外します。
旧型PS3だと、この青ネジが固くて外すのが面倒らしいのですが、
私のPS3ではあっさり取り外すことが出来ました。
HDDベイカバーを外したところ
HDDベイカバーは、左にずらすだけで簡単に外れます。
HDDを引っ張り出す
HDDマウンタの取っ手を持ち上げて手前に引っ張り出します。
引っかかるような感じもなく、すっと取り出すことが可能です。
取り出したHDD
日立製のものでした。
裏返したところ
ここの四隅のネジを取り外します。
旧HDDをマウンタから取り外す
図のように左上にずらす感じで取り出します。
新HDDをマウンタに取り付ける
同じ要領で新しいHDDをマウンタに取り付け、ネジ留めします。
ちなみに交換したのは東芝の640GB (型番:MK6459GSX)。
ドスパラで9800円ナリ。(2010.3.28購入)
※ 2011.3.14時点では、約7000円に下がっているようです。
HDDをPS3に差し込む
特に手応えもなく、すっと差し込むことができます。
最後にHDDベイカバーを取り付ける
取り外しと逆に、左から右にスライドするだけで、簡単にはまります。
以上で物理的な交換作業は完了です。
続けてシステムの再インストールを行うのですが、ここで大問題発生。
システムソフトウェアの再インストール画面
ここではなんとバージョン3.20以上のアップデート用データを
入れろとのこと。
この記事を書いている2010.3.29時点で、PlayStation.comで公開されている
最新版のアップデータはバージョン3.15なので、これ以上先に進めません。
実際に3.15のデータを使ってもインストール不可でした。
激しくやられました。_| ̄|○
聞いたところによると、トルネに新バージョンのアップデータが含まれて
いるらしいので、トルネの到着を待って続きをやることにします…。
【2010.3.29 夜追記】
Amazonからトルネが到着したので、早速トルネのディスクを起動ディスク
代わりに読ませてみたものの、アップデートできませんでした。
仕方なく、元のHDDに戻すことにします。_| ̄|○
公式サイトによると、バージョン3.21が4月1日にリリース予定とのこと。
【2010.4.1 追記】
本日システムソフトウェア バージョン3.21がリリースされました。
そしてHDDを交換後、このバージョンで無事に起動することができました。
手順としては、
・最初に(USBメモリ等に)バックアップを取得
・HDDを交換する
・システムソフトウェアを入れたUSBメモリを使って再インストール
(途中、640GBのHDDのフォーマットするのに3~4分かかる)
・バックアップしたデータをリストアする
(途中、リストア前のHDD削除時とリストア後の2回、再起動が発生)
となります。
交換したHDDは、トルネの録画も含めて特に問題なく使用できています。
トルネの感想についてはこちらの記事もご参考までに。
【後日の追記分】
PS3関連の下記ブログ記事も併せてご参照ください。
・PS3用のUSBハブとカードリーダーについて
・PS3(CECH-2100A)を1ヶ月ほど使ってみた感想
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このページで紹介した商品のリンク先です。
(PS3本体と東芝の640GBハードディスク)
このエントリでは、後期型120GBタイプのPlayStation3 (型番:CECH-2100A)に
関する内蔵ハードディスクの交換(換装)方法を紹介しています。
ただし、2011年3月時点で最新機種である
・160GBモデル (型番:CECH-2500A) … ※1
・320GBモデル (型番:CECH-2500B) … ※1
・HDDレコーダーパック (型番:CHJH-10013やCHJH-10016)
※1 サテン・シルバータイプ(型番の後ろにSSが付くタイプ)も含む
についても自分で試した訳ではありませんが、CECH-2100Aと同様の手順で
交換できるとの話がありますので、ご参考にされて下さい。
初出時(2010.3.29)はアップデータが出ていなかったので、文章の作りが
おかしいですが、最後まで目を通して頂ければ幸いです。
2013年1月時点で最新型(トップローディング型)のPS3 (CECH-4000B)の
HDD交換手順記事を作成しましたので、最近PS3を購入された方は、
こちらの記事を参照ください。
PS3は親父向けのプレゼント(麻雀用)に買ったことはあるのですが、
自分用には特にやりたいゲームもなかったので持ってはいませんでした。
ところが地デジの録画できるトルネが発売されることを聞き、
これを機に自分用のPS3を買うことにしました。
PS3はトルネ同梱の250GBモデルも出ているのですが、ディスク容量の割に
価格が高いので、120GBモデルを買って内蔵HDDを交換することにしました。
また、その120GBモデルでも既存タイプより200g程軽量化されたCECH-2100A
という型番が新発売されると聞き、それを待っての購入となりました。
今回は、そのCECH-2100AのHDD交換方法をご紹介します。
<全体的な手順>
1. 2.5インチ(9.5mm厚)のSATA(シリアルATA)のHDDを用意します。
2. システムアップ用のデータを用意します。(USBメモリ等)
3. HDDの交換を行います。
4. 2で用意したデータを使って、システムの再インストールを行います。
※ 工具としてプラスドライバーとマイナスドライバーが必要です。
1のHDDについてですが、パソコンショップとかで売っているHDDには
3.5インチタイプと2.5インチタイプがあります。
3.5インチタイプはデスクトップ用の大きなサイズのHDDなので、
PS3には必ず2.5インチタイプを選んで下さい。
(一般的にノートPC用と言われるタイプのHDDです)。
また、2.5インチのHDDには、一部12.5mm厚タイプが存在します。
PS3には必ず9.5mm厚タイプを選んで下さい。
※ 普通に買えば9.5mmタイプが出てくるとは思いますが念のため。
2のシステムアップ用のデータは、事前にPS3の公式サイトである
PlayStation3 システムソフトウェア アップデートのページから
「パソコン経由でのアップデート」にあるデータをダウンロードして
USBメモリ等の「PS3¥UPDATE」フォルダに「PS3UPDAT.PUP」という
名前で保存します。
(フルパス表記だと「ドライブ名:PS3¥UPDATE¥PS3UPDAT.PUP」)
以下、ディスク交換の手順です。写真はクリックすると拡大します。
PS3を箱から出したところ
一度も起動せずにいきなりディスク交換を行うことも漢らしいのですが、
まずはテレビに繋げて、正常に画面表示できることを確認します。
ちなみに本体は片手で持ち上げることが出来るぐらい軽くなっています。
実家の80GBモデルと比べると、随分軽くなったものです。
PS3を裏返したところ
CECH-2100AのHDDは、本体を裏返して交換します。
本体が傷つかないように、柔らかい布の上にPS3をひっくり返し、
下部の中央よりやや左にある四角い枠(ネジカバー)を外します。
ネジカバーは上からマイナスドライバーを差し込んで外します。
ネジカバーは回転式になっていて、取り外すことはできません。
ネジカバーを外したところ
ネジカバーを外すと青いネジが見えるので、プラスドライバーで取り外します。
旧型PS3だと、この青ネジが固くて外すのが面倒らしいのですが、
私のPS3ではあっさり取り外すことが出来ました。
HDDベイカバーを外したところ
HDDベイカバーは、左にずらすだけで簡単に外れます。
HDDを引っ張り出す
HDDマウンタの取っ手を持ち上げて手前に引っ張り出します。
引っかかるような感じもなく、すっと取り出すことが可能です。
取り出したHDD
日立製のものでした。
裏返したところ
ここの四隅のネジを取り外します。
旧HDDをマウンタから取り外す
図のように左上にずらす感じで取り出します。
新HDDをマウンタに取り付ける
同じ要領で新しいHDDをマウンタに取り付け、ネジ留めします。
ちなみに交換したのは東芝の640GB (型番:MK6459GSX)。
ドスパラで9800円ナリ。(2010.3.28購入)
※ 2011.3.14時点では、約7000円に下がっているようです。
HDDをPS3に差し込む
特に手応えもなく、すっと差し込むことができます。
最後にHDDベイカバーを取り付ける
取り外しと逆に、左から右にスライドするだけで、簡単にはまります。
以上で物理的な交換作業は完了です。
続けてシステムの再インストールを行うのですが、ここで大問題発生。
システムソフトウェアの再インストール画面
ここではなんとバージョン3.20以上のアップデート用データを
入れろとのこと。
この記事を書いている2010.3.29時点で、PlayStation.comで公開されている
最新版のアップデータはバージョン3.15なので、これ以上先に進めません。
実際に3.15のデータを使ってもインストール不可でした。
激しくやられました。_| ̄|○
聞いたところによると、トルネに新バージョンのアップデータが含まれて
いるらしいので、トルネの到着を待って続きをやることにします…。
【2010.3.29 夜追記】
Amazonからトルネが到着したので、早速トルネのディスクを起動ディスク
代わりに読ませてみたものの、アップデートできませんでした。
仕方なく、元のHDDに戻すことにします。_| ̄|○
公式サイトによると、バージョン3.21が4月1日にリリース予定とのこと。
【2010.4.1 追記】
本日システムソフトウェア バージョン3.21がリリースされました。
そしてHDDを交換後、このバージョンで無事に起動することができました。
手順としては、
・最初に(USBメモリ等に)バックアップを取得
・HDDを交換する
・システムソフトウェアを入れたUSBメモリを使って再インストール
(途中、640GBのHDDのフォーマットするのに3~4分かかる)
・バックアップしたデータをリストアする
(途中、リストア前のHDD削除時とリストア後の2回、再起動が発生)
となります。
交換したHDDは、トルネの録画も含めて特に問題なく使用できています。
トルネの感想についてはこちらの記事もご参考までに。
【後日の追記分】
PS3関連の下記ブログ記事も併せてご参照ください。
・PS3用のUSBハブとカードリーダーについて
・PS3(CECH-2100A)を1ヶ月ほど使ってみた感想
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東芝 MK6465GSX 640GB 9.5mm 2.5インチ SATA300 HDD バルク品東芝このアイテムの詳細を見る |
説明書と違い写真でわかりやすく助かりました^^
PS3の型番はCECH-2500A
HDDは日立750GB HTS547575A9E384
です。
問題なく動作しています。
これから交換を考えておられる方の参考になれば!
ありがとうございます。
本文の方も修正しました。
9mm厚のHDDが見つかりません
ほとんどが9.5mm厚しかありません
多分9.5じゃないんですか?
HDDの回転数は、数値が大きいほど高性能になりますが、
ただしその分、発熱量も多くなります。
PS3に7200rpmのHDDを搭載しても大きな性能向上は望めませんし、
逆に温度異常で故障するリスクもありますので、
5400rpmのHDDが無難ですよ。
ありがとうございます
あともう一つ質問です
HDDには回転数が5,400rmpタイプと回転数が7,200rpmのタイプと回転数にも色々な種類があるんですがこれについても解らないのでよろしくお願いします。
ご質問の件ですが、端的に言うとノートパソコン用ですよ。
詳しくは本文に追記しましたので、ご参考までに。
お店の人には、
・2.5インチ
・9mm厚
・シリアルATA(SATA)
のHDD下さいと言えば通じると思いますよ。
バイトの給料出たら新型PS3のシルバーを買う予定です
質問なんですが、2.5インチのSATAのHDDが必要とありましたが、デスクトップ用のHDDかノートパソコン用のHDDのどちらを使えば良いのか解りません…
何か色々な種類があってどれを買えば良いか迷ってしまいます
誰かよろしくお願いします
無事にHDDの交換ができたようで、よかったです。(^^)
コメントにあったファームの置き場所(パス)ですが、
不正確な内容でしたので、記事の方は修正しました。
あの書き方だとなんか出来そうにない雰囲気で・・
こちらの通りやったらファームウェアのフォルダ製作でつまづきましたけど
無事500Gに換装させることができました!
2500型と2100型の違いはHDD容量だけとのことで
2100型は投売り状態だったのでしょうか21800円で買えました。
で、500GのHDD5680円に即交換。
トルネ持ってないんでこんなに必要ないような気が・・
まぁ容量多いにこしたことはありませんね。
時期モデルの2500Bより上位機種になっちゃいました。
買取時の差はデカイんでしょうけど。
どうもありがとうございました。
こんなへっぽこブログでも、お役に立てたようで嬉しいです。(^^)
PS3生活楽しんでくださいませ。
写真入りでとても分かりやすかったです。
ちなみに私も青いネジは簡単に外れました。そして入っていたHDDは東芝製でした。
本当にありがとうございました!