もともと浮草の様な日本の民主々義は、更に、どこに向かって流れるのか?
柔道、レスリング、相撲、プロ野球、アメフト、ボクシングとスポーツの世界でゴタゴタ不祥事が次々と噴出、表沙汰になっている。 マスコミが伝える限り、学校法人・日大と一般社団法人・日本ボクシング連盟は、重複して合同形に見える。
何も、スポーツの世界に限らず、政治の世界、霞が関官僚の世界、医療や福祉の世界も不祥事や刑事事件が続く。
強権下での『過剰なおもてなし』、業者に取り込まれた『文科省役人の収賄』、役人による『国民共有財産・公文書の改竄』、霞が関・虎の門界隈の政治屋や官僚の『方便にもならない嘘』、権力・地位を笠に着たパワハラ・セクハラ、児童虐待等々、枚挙に暇ない程の『品性のない輩』の横行跋扈。
市場経済至上主義のみが際立ち、民主々義の領域をも席巻、“良貨”を駆逐している風で、日本人・日本社会・様々な組織の体質が問われている。 日常生活の中で、己の不作法、他者への無配慮・利己主義で“逆ギレ”され、不愉快になること、日常茶飯事。
伝統や格式、品性、侍魂等々の謂わば『日本の良心』は、何処へ行ってしまったのか。
今や日本の民主々義は、どこへ向かうか、ではなく風前の灯?