これからの地域づくりを考える掲題『市民検討会議、麻生区ワークショップ』を覗いてみた。 多くの住民は、そんな会議があることすら知らない。
13年に亘る『区民会議』を発展的に解消、新たなプロジェクトを始動させたおつもりなのでしょうか。
乗り出し1年は試行会議として発足、その後1期2年でテーマを変えながら6期目をこの6月に終了。 試行会議の傍聴から始まり、折に触れ傍聴を重ね、時には、外野からヤジを飛ばし続けてきた。 それらしい成果も得られない制度の欠陥?もあり、10年を経過する段に、節目見直しを訴えた。
会議メンバーは、一部公募はあったものの、大部分は行政を取り巻く諸団体からの被推薦人。 委員の多くは、任期を終えた時に「大変勉強になった」と仰っていたが、税金で日当報酬を賄い、それはないでしょう、と度々申し上げざるを得ない程、お粗末な「区民会議制度」であった。 その証拠に、13年間で如何程の目に見える成果があったのか? 多くの川崎市民・麻生区住民にとって、あまり意味のない「会議」だった。 市役所・区役所の行政サイドに立つと「業務を恙なくこなした」訳で、全く問題はないのだろう。
やゝ、斜に構えて見てきた「区民会議制度」が、新しいカミシモ・衣装姿で再登場か。