風のたよりのブログ

日々にスポットを当て綴ります

握り しゃこ

2013年01月12日 | 水彩画
寿司ダネとしてのシャコの最上級のものとされているのが、「小柴のシャコ」。
横浜市金沢区、八景島に隣接した柴漁港で水揚げされたシャコのこと。

東京湾で獲れるる、いわゆる「江戸前」のシャコの多くは小柴で水揚げされたものだ。あと千葉県の富津(竹岡)でも獲っている。東京湾内のシャコはほぼこの2ヶ所で水揚げされると考えてよい。

シャコの旬は夏場。

5月~6月にかけて卵を抱き、「子持ち」になりますが、子持ちしゃこは実に旨い!

シャコを寿司職人は「ガレージ」なんて呼びますが、これは「車庫」からの駄ジャレ。

「タコ」と聞き間違えないという意味もあります。「蝦蛄」でシャコと読みます。
「しゃこえび」なんて言われますし、別名でガザエビ、カマキリエビなんてのもありますけど、エビとは別種です。







そして、シャコのツメ肉は大変美味しく、通好みの逸品です。





ハガキサイズ     顔彩     2012.11月