風のたよりのブログ

日々にスポットを当て綴ります

ゲンゴロウブナ

2006年11月30日 | 水彩画
早いもので今日で11月も終わりですね。
いろいろ手がけて大忙しの毎日を送っています。

ゲンゴロウブナ:コイ目コイ科フナ属の淡水魚
琵琶湖の原産です。
日本産のフナの品種のなかでは、最も体高が高く、平たい種類。全長25~50cmぐらいの大きさになります。体の背面 は灰褐色で、側面は銀褐色。よどみや流れの穏やかな水域に棲み、中層または表層近くを群れをなして泳ぎます。4~6月が産卵期で、大雨の直後に大群で湖岸に来遊します。植物プランクトンが主食。釣り人には、ヘラブナの愛称で親しまれています。

いつも、海の魚を描くことが多いのですが淡水魚もとても魅力がありますね。
いつか鯉なども描けたらなぁー、と、目論んでいます。


ハガキサイズ   水彩

「はじめまして」

2006年11月29日 | Weblog
先週の水曜日は京都に行きかぶらを持ってウロウロしたり大変な一日だったと記事にいたしましたが、もう一方では楽しみにしていたことがありました。

7/1に結婚式を挙げた甥っ子に女の赤ちゃんがやっとこさ産まれたのです。そう、計算が合わないのですがその時はすでにお腹に赤ちゃんがいたというわけですが、予定日11/8を過ぎても陣痛が始まらず何とピクリともしないのです。
毎日のように、今か、今かと文字通り首を長~くして誕生の知らせを待っていました。

でも待った甲斐があったせいかこんなビッグな赤ちゃんになって産まれてきてくれました


義姉(だんな様のお姉さん)から早速嬉しい知らせがメールで届きましたが、この画像を見たときはビックリしました。産まれた直後だというのに今にも話しかけてきそうで私もビックリ・ニンマリ。

残念ながら私たちはまだ会ってないのですが、あれから1週間経ってるからもっと大きくなってるんでしょうかね。エヘヘ楽しみだな。

さてさて私は、これをきっかけに毎日のように「消しゴムはんこ」をホジホジ彫っているんです。
そう、お洋服にはんこを捺したり自分用にも作ったりと・・作って楽しく、出来上がって楽しいはんこ作り。

又、「消しゴムはんこ」になって私の作った服を着てお会いいたしましょう。
アー、これからますます忙しい私なのです。(嬉しい悲鳴?)

ライブドア408億赤字

2006年11月28日 | Weblog
408億円の赤字に転落 ライブドア、社名変更へ(共同通信) - goo ニュース

画像は六本木ヒルズの【Artelligent christmas 2006】イベントです。

この冬で4年目、冬の風物詩として定着した六本木ヒルズのイルミネーション。約400m続くけやき坂通りをはじめ、66プラザ、毛利庭園の3ヶ所で「SNOW(白)」をテーマとした個性的なイルミネーションをエリアごとに展開する。クリスマスデコレーションされたウィンドウからは暖かい光があふれ、クリスマスムードを高める。また、毎年好評の期間限定ガイドツアー「クリスマス・ナイトツアー」は今年も開催。東京シティビュー(展望台)では、森田恭通氏プロデュースのクリスマスを展開する。

ウチの周りでは1軒だけが毎年クリスマスらしいデコレーション(ショボイです・・涙)を家のまわりに飾って楽しませてくれますが、やはり話題の六本木ヒルズはこのようにご立派です!

クリスマスと言ってもそれぞれのクリスマス・・・なのだ。

久米島紬(くめじまつむぎ)

2006年11月27日 | きもの
久米島紬: 15世紀頃、堂之比屋が、中国から養蚕技術を学び伝えたといわれている。    また、文献には1619年に坂本宗味が首里王府から派遣され日本の養蚕を伝え、1632年には、友寄景友が染織の技法を伝えたことが記録されている。

 慶長以来、貢納布時代が久米島にも導入され、御絵図を基に厳重な監督のもとに織られてきた。

 絣模様は身分によって区別されており、王侯貴族用は御殿柄、士族用は城柄、庶民用は小柄とされていた。

 久米島紬は、久米島の自然の恵みを最大限に活かしている。島に自生する植物であるグールやティカチなどの植物染料で下染めし、鉄分を含む泥で何日も重ねて染め上げていくと黒褐色で深みのある久米島紬独特の色合いが生まれる。



 久米島紬は蚕のまゆから真綿を作り、手に水を付けて湿らせながら糸を紡いでいく。また、織り上がった布は、砧打ちをすることで光沢がでて、布をしなやかなやわらかい風合いになる。

仕上がった反物は厳しい検査員の検査を経て流通するため、久米島紬は今も極めて高い品質を誇っている。


と、まあこのように説明してありますように、久米島紬の独特の色合いが好きで着れば着るほど味わいが伝わってくる着物でもあります。

今回は手描きの更紗柄の名古屋帯を合わせましたが時には白い塩瀬の染め帯を合わすと表情がガラリと変わります。

鹿ケ谷かぼちゃ

2006年11月26日 | 美味しいもの
こちらも錦市場で今や珍しくなりました「鹿ケ谷(ししがたに)かぼちゃ」を見かけましたのでバシャリ。

このひょうたん型かぼちゃは形だけでなく味は淡白であるが、数倍の栄養価があることがわかり以後”鹿ケ谷かぼちゃ”として全国に知れ渡り、九条ねぎ、壬生菜、賀茂なす、聖護院かぶら等とならび京名産の一つとなりました。

東山山麓の鹿ケ谷は、静かなたたずまいを残す古都のシンボルであるが、開発の波は進み戦後はかぼちゃ畑もあったが今はなくなり生産は綾部市に移り、生産量も少なくなった、生きた化石のような野菜となりました。

今は地元にお百姓もいなくなり、かぼちゃ供養も綾部で取れたものを使い、もうかぼちゃを知らない人も多いのではないでしょうか。

錦市場では、八瀬大原産の鹿ケ谷かぼちゃがこのように赤い帯をつけ京野菜のブランドで高値で売られている、本当にもうまぼろしの野菜になりつつあり、料亭では重宝されるが庶民の口からはだんだん遠ざかっていくような気がします。



実りの秋-あけび

2006年11月25日 | 水彩画
こんな姿の「あけび」をすっかり見かけなくなって残念です。
本を参考にしていつもの水彩で仕上げました。


 つる性植物。
 名前は、実が熟して割れたさまが、人の「あくび」 に似ていることから「あけび」に変化していった。
また、実は熟してくるとぱっくり口をあけたように 裂けることから、「開け   実」→「あけび」になった、という説もある。白い中身は食べられます。

つるの部分は利尿作用があり、漢字の「木通」は、
「小水が通じるつるの木」からきているらしい。

詳しくはこちら


B5サイズ       水彩+色鉛筆

堀川ごぼう

2006年11月24日 | 美味しいもの

やっと店頭に並び始めました「堀川ごぼう」です。

これは本当に牛蒡?というような不思議な形をしています。
ですが、こんな見た目と裏腹に食べるととても柔らかく、香りも
よいのです。
普通の牛蒡に比べて食物繊維がなんと2,5倍もあり、カリウムも2倍
ほどあることから、生活習慣病の予防にも良いですね。
実はこれ、大きさによって異なりますが中が空洞になっています。
これも堀川牛蒡の特徴のひとつ。
中に海老や穴子を詰めて召し上がって頂いたり、和え物や炊きこみご飯など
使い方は色々です。味と香りと柔らかさを堪能できます。

切ってみるとこんな感じです。


蓋ものにしたりと京料理には欠かせない食材です。
お煮しめにしておせちにも。

かぶら蒸し

2006年11月23日 | 美味しいもの
昨日の「聖護院かぶら」を使って「かぶら蒸し」の作り方です。
これから底冷えする季節に向かい、知ってると他の材料にも応用がききます。
例えば甘鯛を鯛などの白身魚やブリなどに変えてもOKです。

【かぶら蒸し】

   材料:(4人分)

     聖護院かぶら…中1個
     (おろした状態で2カップ)
     卵白…1個分
     エビ…4尾
     百合根…1個
     穴子…4切
     甘鯛…2切(鯛・さわら・ブリなど)
      三つ葉…1/2束
     針海苔

    【あん】
     だし汁…1カップ
     薄口醤油…小5
     みりん…小3
     片栗粉…大1強
     山葵、酒、塩…少々



  作り方:

    1.かぶらは皮を厚めにむいてすりおろし、水気を軽く絞ってボールに入れ      る。ときほぐした卵白、塩少々を混ぜ合わせる。

    2.下処理
     エビは皮と背わたを取り除く。
     百合根は一片ずつはがして、さっと茹でておく。
     甘鯛は軽く塩をして、酒を多めにふりかける。
     三つ葉は軸のみを2~3センチの長さに切っておく。

    3.器に2の材料と穴子をこんもりと盛り、上に1をかけて、蒸し器でかぶ     らが固まるまで蒸し上げる。

    4.だし汁に調味料を加え、一煮立ちさせる。水溶き片栗でとろみをつけ      る。蒸し上がった器にあんをかけ、山葵のおろしたもの(土生姜でもい     い)を上に盛る。
     最後に針海苔をのせる。





聖護院かぶら

2006年11月22日 | 美味しいもの
今日は私にとって忘れられない一日となりました。

ある人を見舞いに京都の病院まで行き、先ほど家に辿り着いたところです。
その人の病状が気になりながらも中々今日まで行けませんでした。

話はガラリと変わり
京都に行けばやはり京都の台所である「錦市場」に行かなければなりません。
と、言うことでこの大きな「聖護院かぶら」二つを産地直送とばかりに手に持って帰ったのです

家の体重計!で量ったところ二個で5.5kgもありました。
安売りで一個250円だったので、せっかく安く買って宅急便にすると送料が加算されると悔しいので意地でも持って帰ってやる!とばかりの鼻息で手に持ってこのとおり無事到着いたしました。

しかし冷静になって考えてみると、白いビニ袋にぶらさげて(他にも手荷物あり)あちこちぶらぶらした自分の姿を振り返ってみると何だか笑えてきました。「ハイ、あのミョーな‘かぶら’おばさんは私でした」

これを、千枚漬けや「かぶら蒸し」にしようと思っています。


追:のぞみに乗って暫くしてだんな様からメールがありました。その人は私が病室
   を出て1時間ほどして亡くなった・・と。

らくらくパンツ

2006年11月21日 | 和布から


いつも行く着物のリサイクルやさんで買った留袖は、とても良い状態でしたがこれを解いて整えるのには気の遠くなるような時間が掛かりました。
解いて初めて仕立て代がお高いのが実感もいたしました。それほど沢山の工程を経て丁寧に縫ってあります。
これを利用してらくらくゆったりパンツに仕上げました。

後ろはこちらです。


小さい女紋がチラリと・・
着物からパンツを作ろうとすると幅が不足しますので、いっそのこと切り替えを入れるがごとく接いで作ってみました。
しなやかでとてもシルエットもきれいに仕上がりました。
穿き心地も満点です。
先日の3シーズンジャケットに合わせてもいいかな?
裾が短めなのでロングブーツを合わせて履いてます。

そしてこのパンツがいつまでもゆったりらくらくでありますように!