旅行、ときどき車弄り

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イストはいつまで売るのかな

2015年07月18日 | 車・バイク
この車はアメリカで「サイオンXD」、EUでは「アーバンクルーザー」として売られています。日本では、海外のついでに売っているだけでしょう。

◇ シートは分厚くサイズも大きいのですが硬めです。たぶん外人向けです。
◇ 運転姿勢もミニバンそのものです。
◇ スタートボタンはステアリングの左側です。
◇ 1800のATは、アメリカ向けです。CVTは嫌われますので。スペアタイヤも搭載します。
◇ サイド&カーテンエアバッグが標準です。EUでは標準指定でしたっけ。
◇ 2WDの最低地上高165mmは、国内では稀有です。前後の無塗装プロテクターはSUVそのもの。社外品の吊り下げマフラーに2cmダウンでも縁石に擦りません。
◇ 中身は5ナンバーなのに、タイヤが195と太目です。海外仕様そのものです。

<5ナンバーシャシを3ナンバーボディ用に流用しました>
◇ 意外と低い剛性。最近の車にしては非常に柔っちいです。ステアリングの応答も愚鈍で重めです。
◇ タイヤサイズを選びません。最低地上高が高いので、物理的に小径タイヤも履けます。幅は235でも余裕です。たぶん265が入りますね。日本では法的にNGですが、実際には様々なタイヤを履くことが可能です。


<欠点です>
◇ 最小回転半径5.5mはアルファード並です。売れ筋のアクアは4.8mです。大径タイヤの弊害です。
◇ その割りにホイールベースが短いので、乗り心地には限界があります。
◇ リモコンキーの感度が不良です。3回に1回は作動しません。トヨタに出しましたが「正常」とのこと。
  H10式のインプレッサの赤外線式も同様でした。H19式のトヨタ車にしては情けないです。
◇ 逆回転式のタコメーターは、常軌を逸しています。これを設計した者も認可した者も、あまり車に乗った事が無いのでしょう。
◇ たぶん、年内に販売中止でしょう。

<長所もあります>
◇ 小物収納に優れます。
◇ 1800はトルクが17.5kありますので、それなりの加速力があります。 このトルクはノートNISMO-Sやスイスポより上です。登坂路では、シャシダイ95PS 11.5kのコペンより速いです。馬力は132PSと控えめです。
◇ 大径&太いタイヤが入るので、スタッドレスでの凍結路面に有利です。
◇ デミオ(現行型も)みたいに海外では標準のバンパー反射鏡を省いていません。安全面を軽視する姿勢は見逃せません。

<トヨタ全般の短所です>
◇ アクア同様のカックンブレーキ。
◇ 安いトヨタ車は、経年劣化でライトが白濁しがちです。H19式のMYイストにも兆候が・・

纏めると「1500のCVTの購入には疑問があります」「短所は、5.5mの回転半径と、195の大径タイヤによる燃費悪化です」
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以上が一般的な評価かな、と思います。あとは外見ですね。これは好みの問題です。

私は、「1800のパワー&トルク」「ゲート式AT」「なるべく小さな車体」「良程度な中古車」で選びました。当時は「FITハイブリッド」が欲しかったのですが"家庭の事情"で買えませんでした。

次点が「フィエスタ」です。これはDCTの保証が5年なので断念、「スイスポ」にはAT(私はCVTが嫌い)がありませんでした。妻は新車(予算300万)を希望していたので、シートカバー・フロアマットを新調しました(ちょっと新車っぽい匂いもw)

次回は、このクラスの私的「ベストバイ」です。
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