“サイバーショット DSC-W350D（ソニー）”とは

ソニーが4月23日に発売予定のコンパクト型ディジタルカメラです。有効画素数は1410万で、光学4倍ズームレンズを搭載しています。

女性社員を中心とするメンバーが企画したとのことで、女性向けのデザインとなっています。即ち、本体の色はピンク（ジュエルピンク）と白（プレシャスホワイト）で、唐草模様と人工宝石を組み合わせたデザイン性を意識したものとなっています。

オープン価格ですが、店頭では2万7000円前後と想定されています。

プレスリリース（2010.4.5）のサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201004/10-0405/です。

“コリラックマ モバイルノートパソコン（バンダイナムコゲームス）”とは

バンダイナムコゲームスが、2010年3月15日から5月20日にかけて通販サイト「LaLaBit Market」で予約受注を行っているモバイルノートパソコンです。

背面のパネルには「コリラックマ」（注：「リラックマ」に登場のキャラクタ）があしらわれ、また「リラックマ」を用いたオリジナルガジェットが5種類（「フォトフレームガジェット」、「12星座占い」、「天気予報」、「TV番組」など）搭載されているとのことです。オリジナルの壁紙やアイコン、スクリーンセーバーなども収録されています。

CPUはインテルのAtom processor Z520（1.33GHz）、メモリ容量は1GB、HDD容量は60GB（1.8インチ、UltraATA/100）で、OSにはキャラクターをモチーフにしたパソコンでは初めてWindows7が搭載されているとのことです。液晶ディスプレイは8.9型タッチパネル式（1280×768ドット）です。

価格は8万9800円（税込）です。

報道発表（2010.3.15）の資料のサイトは、http://www.bandainamco.co.jp/files/55-024EFBC88E382B3E383AAE383A9E38383E382AFE3839EPC.pdfです。

“Wooo P50-XP05（日立コンシューマエレクトロニクス）”とは

日立コンシューマエレクトロニクスが4月17日に発売予定のプラズマテレビです。50型です。

320GBのハードディスクを内蔵しており、ハイビジョン画質での録画時間は最大で256時間だそうです。

また、デジタル放送を視聴しながら別の2番組を同時に録画できるとのことです。

オープン価格ですが、33万円前後と想定されています。

プラズマ方式で異なるサイズや液晶方式のものなども含め、この時期に全部で15機種が発売されるようです。

ニュースリリースのサイトは、http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2010/03/0315.htmlです。

“ＢＰＯ（Business Process Outsourcing）”とは

間接業務（例えば、経理や人事情報管理など）や特定業務（例えば、金融商品の価格計算など）のデータ処理を外部専門業者へ委託することを指しています。

最近、米IBMや米アクセンチュア、日本の野村総研など、BPOサービスを提供するシステム会社が増えているようです。

米IBMや米アクセンチュアは、インドや中国の人員や拠点を使用し、経理や購買などの間接業務処理を受託するサービスを提供しています。

また、野村総研でも中国の企業と提携し金融機関向けのサービスを開始したようです。

BPOサービスの市場規模は今後急拡大していく見込みのようです。

“フェリカ（FeliCa）”とは

ソニーによって開発された非接触型ICカードの規格です。

ICカードと読み取り機との間は13.56MHzの電波で通信し、10cm程度の距離で100～400kbpsの双方向通信が可能です。高度な暗号技術が採用されておりセキュリティも高いとのことです。

この方式を利用したものとして、IC乗車券、電子マネーなどがあり、発行枚数は2010年3月時点で1億枚を超えており、国内では事実上の標準となっています。

代表的なカードとして、JR東日本の「SuiCa」（IC乗車券、電子マネーなどに利用）やビットワレットの「Edy」（電子マネー、会員証、ポイントサービスなどに利用）などがあります。

携帯電話への搭載も進んでいるようです。対応ソフトを携帯へダウンロードすることにより、携帯端末を交通乗車券、電子マネー、会員証などとして利用することが可能になります。

“ドコモプライムシリーズ F-04B（NTTドコモ）”とは

NTTドコモが2010年3月26日より発売している、画面とキー入力部分が分離された、世界で初めてのセパレート型携帯電話です。富士通製です。

ディスプレイとキー部分とが分離された、新しいスタイルの携帯電話です。従来では通話と同時に画面を見ることは困難でしたが、分離されていることにより、それが可能となっています。通話中でも、受信メールを確認したりできます。

また、周囲に音を漏らすことなくテレビ電話が使えるなどの利点もあります。

さらに、携帯電話としては高性能な1220万画素のカメラも搭載されています。

報道発表（2010.3.23）資料のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/100323_01.html?ref=nr_indexです。

“RELET（リレット） EV10（キングジム）”とは

キングジムが2010年4月1日に発売した、電子マネーの残額確認端末です。

Edy、Suica、WAON、nanacoの電子マネーに対応しています。その他、キングジムレベルでは、ICOCA　IruCa　Kitaca　SAPICA　SUGOCA　TOICA　nimoca　PASPY　PASMO　はやかけん　PiTaPa（JR利用分）についても動作確認済み（2010年3月）とのことです。

電子マネーのカードを本体に重ねた状態でボタンを押すと液晶画面にすぐに残額が表示されるとのことです。

サイズは、約85.5×54.0×4.5mmで、手のひらに収まります。

価格は、8379円（税込）です。

ニュースリリース（2010.3.2）のサイトは、http://www.kingjim.co.jp/news/1003/n-relet.htmlです。

“リニアPCM機能搭載のICレコーダ”とは

リニアPCMとはPCM方式（即ち、信号を一定周期にサンプリングしてディジタル数値化する変換方式）の一種で、一定周期にサンプリングされた値に手を加えず圧縮等の処理を行なわない方式です。

MP3形式など圧縮を行う方式に比較し高音質での録音が可能となります。CD並み、あるいはそれ以上の高音質での録音が可能のようです。

ICレコーダにおいて、最近、リニアPCM機能を搭載したものが増えているとのことです。会議の録音や言語学習など実用的な用途の他に、音楽演奏、野外での録音など趣味にも利用できるということで、ビジネスパーソンや学生だけでなく、幅広い消費者へ需要を拡大しようとしています。

製品の例としては以下のようなものがあります。

三洋電機：
「ICR-XPS01MF」（2010年1月下旬発売、店頭で2万円前後）
「ICR-PS605RM」（2010年2月下旬発売、店頭で4万円前後）
ソニー：
「PCM-M10」（2009年10月発売、店頭で3万円前後）
オリンパスイメージング：
「ボイストレックV-82」（2010年2月中旬発売、店頭で1万5000円前後）
ティアック：
「VR-20」（2010年3月、店頭で1万8000円前後）

PCMタイプも含めたICレコーダ市場の国内出荷台数は、2005年度以降、右肩上がりを続けているとのことです。

“BABOK”とは

これは、Business Analysis Body of Knowledgeの略です。ビジネス分析（BA：Business Analysis）に関する知識体系を整理したもので、顧客ニーズの特定から要件定義、伝達および解決方法の評価などを行うための主要な知識が汎用的な形で体系的に整理されています。

システム開発ではその構想や要件定義などプロジェクトの上流工程におけるアーキテクチャをきちんと作り上げることが重要であるとされ、そのアーキテクチャを作り上げるための知識体系がBABOKとのことです。

1987年にPMI（Project Management Institute）」によってプロジェクトマネジメントの知識体系「PMBOK（Project Management Body of Knowledge）」が公開されましたが、BABOKはそれに続くものとして注目されています。

BABOKは非営利団体のIIBA（International Institute of Business Analysis）によって作成されています。サイトは、http://www.theiiba.org/AM/Template.cfm?Section=Body_of_Knowledge、です。2009年12月にビジネスアナリシス知識体系ガイド Version2.0の日本語版が公開されました。

BABOKでは、以下の7つの知識エリア（knowledge area）」が定義されています。
（1）ビジネス分析の計画とモニタリング（Business Analysis Planning and Monitoring）
（2）要求の管理と伝達（Requirements Management and Communication）
（3）エンタープライズ分析（Enterprise Analysis）
（4）要求の引き出し（Elicitation）
（5）要求の分析（Requirements Analysis）
（6）ソリューションの評価と妥当性確認（Solution Assesment and Validation）
（7）コンピテンシ（Underlying Competencies）

さらに、各知識エリアごとに、タスク（ビジネス分析の作業）、テクニック（タスクの実行方法）、インプット（タスクを開始するために必要な情報）／アウトプット（タスクの結果）などが記述されているようです。

“FinePix HS10（富士フィルム）”とは

富士フィルムが4月17日に発売予定のディジタルカメラです。有効画素数は1030万です。

高倍率（即ち、光学30倍）のズームレンズを搭載している点が特徴です。1本のレンズで広角から望遠まで（超広角24mm～超望遠720mmまで）広い撮像領域をカバーしているため、ディジタル一眼カメラのように複数の交換レンズを持ち運びする必要がない、とのことです。このため、旅行に持っていくカメラとして適しているとのことです。

また世界で初めて、画像から動く被写体を取り除ける「動態キャンセル」と呼ばれる機能も備えた、とのことです。

オープン価格ですが、店頭では5万円前後と想定されています。

ニュースリリース（2010.3.9）の資料のサイトは、http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0367.htmlです。