気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“バンパー広告”とは

2019-08-16 23:11:29 | マーケティング・消費者行動

インターネットの動画広告の表示方法の一種で、コンテンツを再生する前や途中に表示される数秒間(6秒程度)の動画広告で“スキップできないもの”を指しています。英語では「bumper ads」と言われます。

インターネットの動画広告は以下のように分類されることがありますが、バンパー広告は「インストリーム広告」において利用されるものです。

1)インストリーム広告:動画コンテンツの再生前や途中に表示される動画広告。「バンパー広告」もここに含まれる。

2)インフィード広告:SNSなどにおいてコンテンツとコンテンツの間に表示される動画広告

3)インバナー広告:バナー広告に属するもので、自動再生されたりクリックされたりして表示される動画広告

4)その他:ゲームコンテンツに組み込まれたり検索結果に合わせて表示される動画広告など

従来のインストリーム広告は、10~数10秒ほどの長さがあるため、再生途中にスキップできるようになっていますが、バンパー広告は数秒間という短い時間で終了する代わりに、スキップすることができない、ようになっています。

バンパー広告を採用している動画サイトの代表例がYouTubeです。

なお、サイバーエージェントの調査では、インターネット動画広告の市場規模が2024年に5000億円規模にまで伸び、そのうちの4割(2000億円程度)がインストリーム広告である、とのことです。

 


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