気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“MBH7BLZ02A(富士通コンポーネント)”とは

2016-12-05 23:17:33 | IoT・デバイス・プラットフォーム・変革

富士通コンポーネントが開発し、10月25日に販売を開始した、BLE(Bluetooth Low Energy)に対応する無線モジュールです。ファームウェアを搭載しています。IoT分野での需要が見込まれています。

BLE通信の役割のうち、周辺のセンサーデバイスなどを収容するセントラル側(IoTゲートウェイ側)の機能を主に持ちます。ただし、コマンドにより、セントラル側の役割と周辺(ペリフェラル)側の役割を切り替えることも可能なようです。

「GATTダイレクトアクセス機能」(即ち、通信相手デバイスのメモリ上のデータを直接読み書きする機能)と呼ばれる機能により、最大8個の周辺デバイスとの同時接続が可能となっているようです。従来製品(MBH7BLZ01A/02A、 FWM7BLZ20)は1:1接続だったようです。この機能により、他社のデバイスとの接続も可能なようです。

外形寸法は、15.7×9.8×2.0mmです。

プレスリリース(2016.10.25)のサイトは、http://www.fujitsu.com/jp/group/fcl/resources/news/press-releases/2016/20161025.htmlです。

製品カタログのサイトは、http://www.fujitsu.com/downloads/MICRO/fcl/wireless-modules/mbh7blz01a-02a.pdfです。


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