ミラーレスカメラは文字通りミラーがなくレンズ交換式を特徴とするカメラです。一眼レフに使われているようなミラー(注:光を反射させ光路を変えるための鑑のことで“レフレクタ”と呼ばれる)がなく、対象物の確認が“光学ファインダー”の代わりに“電子ビューファインダー”や(コンパクトカメラについているような)“液晶モニター”で行われるタイプのカメラです。コンパクト型カメラとは異なり一眼レフカメラのようにレンズは“交換式”となっています。
入門者用のミラーレスカメラとして、最近、キャノン、ソニー、オリンパスの製品だけでなく、ニコンの製品も加わり、市場獲得争いが激しくなっているようです。交換式レンズは、標準のズームレンズと望遠ズームレンズの両方がセットされた“ダブルズームキット”が人気のようです。以下のような製品が知られています。
1)キャノン:「イオス キス M ダブルズームキット」(10万4000円前後)
=>プレスリリース(2018.2.26)のサイトは、https://cweb.canon.jp/newsrelease/2018-02/pr-kissm.htmlです。
2)ソニー:「α6400ダブルズームレンズキット」(14万4800円前後)
=>プレスリリース(2019.1.16、2019.6.13改)のサイトは、https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201901/19-0116/です。
3)オリンパス:「ペン E-PL9 EZ ダブルズームキット」(6万4000円前後)
=>ニュースリリース(2018.2.7)のサイトは、https://www.olympus.co.jp/news/2018/nr00696.htmlです。
4)ニコン:「Z 50 ダブルズームキット」(16万9800円前後)
=>プレスリリース(2019.10.10)のサイトは、https://www.nikon.co.jp/news/2019/1010_z50_01.htmです。
なお、2月27日には、富士フイルムより、「X-T200 ダブルズームキット」(税抜11万9500円と想定)が発売される予定です。
=>プレスリリース(2020.1.23)のサイトは、https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/2676です。