LINE㈱が、ダイエーのイオンフードスタイルや京急百貨店などでの事前の実証実験の効果確認を経て開始した法人向けサービスで、対話アプリのLINE上にスマートフォン(スマホ)向けに最適化したチラシを配信するサービス(デジタルチラシサービス)です。
9月に一部に限定の先行サービスを開始し、10月よりユーザーへの提供を順次開始しているようです。大手チェーン店を対象にまず提供し、2020年4~6月までに中小事業者への提供も行なう予定とのことです。
紙チラシ用に入稿されたデータをスマホ画面で見やすいように編集し、アプリ上の「タイムライン」「ウォレット」「トーク」に表示できるようです。サービス利用の業者にとっては、紙チラシに比較し、どんな人に見られているかを把握できるメリットがあるようです。
LINEチラシには、ADフォーマット、メディアフォーマット、メッセージフォーマット(2020年以降提供予定)といった3つのフォーマットが用意されています。本サービス利用の業者は、チラシ配信のターゲットや目的に応じてフォーマットを選択することが可能なようです。
①ADフォーマット:市区町村単位などきめ細かいターゲティングが可能
②メディアフォーマット:LINEウォレット上への掲載が可能、など
③メッセージフォーマット:1対1形式のプッシュ通知が可能
ニュースリリース(2019.9.11)のサイトは、https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2904です。
サービスの詳細のサイトは、https://www.linebiz.com/jp/service/line-flyer/です。