情報を符号化し複数の色(カラー)の配列を利用して表示するものです。
色の配列のみで符号化が行われ個々の色の形などは自由に選べるためデザインなどを工夫できるなどの特徴があります。また、白黒のバーコードやQRコードよりも多くの情報量を表示できます。
カラーコードとして標準化されたものは現在存在しませんが、いくつかの種類が知られています。
・ベンチャー企業のシフト社(東京 新宿)の規格である「カメレオンコード」
・米マイクロソフト社の「マイクロソフトタグ」
・韓国カラージップメディア社の「カラーコード」
などです。
最近、カラーコードの「カメレオンコード」を高速に印刷する装置をナカバヤシが導入したとのことです。
カメレオンコードは、黒の背景に、赤、青、黄などの図形を格子状に並べたもので、専用のアプリをインストールしたスマホなどで読み取ることができます。また、複数のコードを同時に読み取り認識することもできます。ICタグに比較し、コストも低くて済みます。
応用例として、農産物(例えばメロン)の生産履歴として品種、生産者、農薬使用回数などを表示したり、図書館の蔵書管理として書籍の背表紙にタイトル、出版社、著者などを表示したり、するなどが考えられています。
関連ブログ「カメレオンコード」(2013.8.22)は、下記のサイトにあります。
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=60627dd8961355e99344521b625d608c