自ら学習するマシン、即ち、人工知能を備え、データの収集・分析を行い、状況に応じた判断を自らが行うことができるマシンのことです。
技術の進歩により、コンピュータの性能が飛躍的に高まり、かつ情報ネットワークの進展によりビッグデータの収集が容易となったことなどから現実味を帯びてきつつあります。
膨大な医療データを分析して医師の診断を支援したりするなど人間にとってプラスに働く面がある一方、そうでない影響を及ぼすことも十分に考えられます。
調査会社のガートナーが2013年10月15日~17日に関連のシンポジウムを開催したようですが、当社のひとりは、スマート・マシンの進展が人間の仕事を奪い大量失業の事態を引き起こす可能性も出てくると指摘しているようです。
米ナラティブ・サイエンス社では、ネット上の企業業績や株式市場の動向をもとに自動的に記事を作成するロボット記者なるスマート・マシンを開発したとのことで、このようなマシンの登場がそれに該当する実際の記者の仕事を奪うことにもなりかねないとのことです。