前に
エルゴパワーのショートリーチ化が出来るピンのことを書いたのですが、そこの会社がまた面白いことをしています。
EQUAL-PULLEY
要するにエルゴパワーの巻き取りギヤを、シマノディレーラーに合うピッチに変えてしまうのです。これによりシフト部分だけエルゴパワーで他はシマノコンポでという、コンポの垣根を越えた組み合わせが出来るようになります。
チェーンなどの消耗品が安く付き、ホイールのような高価なものも温存が効きます。
シマノの変速性能は誰も疑うことなく、世界一です。こればっかりはどんなにカンパニョーロ至上主義者でも否定することが出来ません。
一方でブレーキ性能は、いやブレーキフィーリングと言った方がいいですか。はカンパは流石です。
一般にシマノはガツンと、カンパはコントローラブルと言われていますが個人的な感想は違います。効きはカンパの方が上です。7900系になってかなり近くなっていますけど。ですが過渡特性がカンパの方がリニアで分かりやすいですね。シマノは安全のためか、効きの立ち上がりを後半に持ってきています。これは多分MTBのサーボウエーブ機構の影響なんでしょうね。サーボウエーブも効きは良くなりますが嫌う人も多いですし。
ロードのブレーキは上級者になればなるほど、握り込んでしまうことは少なくなります。当て効きさせるのです。このブレーキングは力を入れないので、少ない力で効くブレーキが好感を持たれるのです。
話しがずれました。
本来はブレーキも非常に重要な要因なので、異なるブランドを組み合わせるのは推奨できませんが、お試しということで。
基本的にはミックスコンポは良くないのです。
よく互換性がないからダメだとか、昔からのパーツが生かせないとか言う人がいますが、それはナンセンスです。今のコンポは互換性を無くすことによって極限の専門性によってその高性能を手に入れたのですから。
同じ年式
同じメーカー
同じグレード
これでなければ本来の性能はわかりません。本来の性能が分からなければ、ミックスコンポを行って良くなったか、悪くなったかも分かるはずもありません。一点豪華主義ではなく、グレードを2つ下げたとしてもきっちり統一することが大事です。
こういう遊びは、基本をやった後の話です。
こういった製品にはシフトメイトというワイヤの途中に仕込む製品もありますが、これは根本からワイヤの巻き取り量を変えてあるのがスゴイです。
近頃ではなかったカスタムパーツですね。非常に面白いです。
赤と青二種類ありますが、これは10速エルゴパワー用と11速エルゴパワー用の区別です。両方とも10速を動かします。11速にはなりませんのでご注意を。
ワイヤーはシマノ対応になりますから、テフロンコートワイヤなど高性能な製品を使えるようになるのもいいですね。カンパのワイヤはイマイチですから。
クリート調整
スペーサーも作っています。
最近はスペシャライズドのボディジオメトリーやバイクフィットなど、脚の傾き・カントを調整する器具が注目を浴びていますが、これの良いところは3点別々に高さ調整が出来るところです。より細かいと言う点、継ぎ足しつつ調整が出来るのはこの製品だけのメリットです。
人間の体は左右対称ではありません。脚もまた然り。形が違うのとともに長さも違うことはザラです。こういう調節用具で補正すれば、痛みが解消できることもあります。
09エルゴパワー用
アジャスターピン
そしてアジャストピンの新作です。新型エルゴパワーに対応しています。
このピンに変えることで
レバーを5ミリ近づける事が出来ます。小ぶりでメジャーブランドではもっとも握りやすいと言われるエルゴパワーのレバーを更に手が小さい人に優しくすることが出来ます。
カンパは逆に手の大きい人のためにレバーを遠ざけるアダプターを作っているんですが、世の中はメーカーが考えているよりも広いんですねー(笑)。
http://www.growtac.com/
因みに!
現在シマノ・デュアルコントロールレバーもカンパニョーロ・エルゴパワーもシャロータイプハンドルへの取り付けを良しとしていません。基本的にアナトミックタイプのみの対応になっています。以前からシマノは言っていましたが、新型エルゴパワーになったカンパも同じになりました。これはレバーの引き代が主な理由ですが、取り付けるときには注意しましょう。
実際には走っているほどシャローハンドルは好まれるんですけどね。困ったモンです。
現在のコンポは本当に良くできています。ですが、やはり最大公約数に的を絞っていることは否めません。自己責任ですが、こういうパーツを使うことでより自分にあったセッティングを出せます。
自分のバイクを完成させるのはあくまで自分です。
公式や上級者の意見も大事ですが、ここは忘れてはいけませんね。
エルゴパワーのショートリーチ化が出来るピンのことを書いたのですが、そこの会社がまた面白いことをしています。
EQUAL-PULLEY
要するにエルゴパワーの巻き取りギヤを、シマノディレーラーに合うピッチに変えてしまうのです。これによりシフト部分だけエルゴパワーで他はシマノコンポでという、コンポの垣根を越えた組み合わせが出来るようになります。
チェーンなどの消耗品が安く付き、ホイールのような高価なものも温存が効きます。
シマノの変速性能は誰も疑うことなく、世界一です。こればっかりはどんなにカンパニョーロ至上主義者でも否定することが出来ません。
一方でブレーキ性能は、いやブレーキフィーリングと言った方がいいですか。はカンパは流石です。
一般にシマノはガツンと、カンパはコントローラブルと言われていますが個人的な感想は違います。効きはカンパの方が上です。7900系になってかなり近くなっていますけど。ですが過渡特性がカンパの方がリニアで分かりやすいですね。シマノは安全のためか、効きの立ち上がりを後半に持ってきています。これは多分MTBのサーボウエーブ機構の影響なんでしょうね。サーボウエーブも効きは良くなりますが嫌う人も多いですし。
ロードのブレーキは上級者になればなるほど、握り込んでしまうことは少なくなります。当て効きさせるのです。このブレーキングは力を入れないので、少ない力で効くブレーキが好感を持たれるのです。
話しがずれました。
本来はブレーキも非常に重要な要因なので、異なるブランドを組み合わせるのは推奨できませんが、お試しということで。
基本的にはミックスコンポは良くないのです。
よく互換性がないからダメだとか、昔からのパーツが生かせないとか言う人がいますが、それはナンセンスです。今のコンポは互換性を無くすことによって極限の専門性によってその高性能を手に入れたのですから。
同じ年式
同じメーカー
同じグレード
これでなければ本来の性能はわかりません。本来の性能が分からなければ、ミックスコンポを行って良くなったか、悪くなったかも分かるはずもありません。一点豪華主義ではなく、グレードを2つ下げたとしてもきっちり統一することが大事です。
こういう遊びは、基本をやった後の話です。
こういった製品にはシフトメイトというワイヤの途中に仕込む製品もありますが、これは根本からワイヤの巻き取り量を変えてあるのがスゴイです。
近頃ではなかったカスタムパーツですね。非常に面白いです。
赤と青二種類ありますが、これは10速エルゴパワー用と11速エルゴパワー用の区別です。両方とも10速を動かします。11速にはなりませんのでご注意を。
ワイヤーはシマノ対応になりますから、テフロンコートワイヤなど高性能な製品を使えるようになるのもいいですね。カンパのワイヤはイマイチですから。
クリート調整
スペーサーも作っています。
最近はスペシャライズドのボディジオメトリーやバイクフィットなど、脚の傾き・カントを調整する器具が注目を浴びていますが、これの良いところは3点別々に高さ調整が出来るところです。より細かいと言う点、継ぎ足しつつ調整が出来るのはこの製品だけのメリットです。
人間の体は左右対称ではありません。脚もまた然り。形が違うのとともに長さも違うことはザラです。こういう調節用具で補正すれば、痛みが解消できることもあります。
09エルゴパワー用
アジャスターピン
そしてアジャストピンの新作です。新型エルゴパワーに対応しています。
このピンに変えることで
レバーを5ミリ近づける事が出来ます。小ぶりでメジャーブランドではもっとも握りやすいと言われるエルゴパワーのレバーを更に手が小さい人に優しくすることが出来ます。
カンパは逆に手の大きい人のためにレバーを遠ざけるアダプターを作っているんですが、世の中はメーカーが考えているよりも広いんですねー(笑)。
http://www.growtac.com/
因みに!
現在シマノ・デュアルコントロールレバーもカンパニョーロ・エルゴパワーもシャロータイプハンドルへの取り付けを良しとしていません。基本的にアナトミックタイプのみの対応になっています。以前からシマノは言っていましたが、新型エルゴパワーになったカンパも同じになりました。これはレバーの引き代が主な理由ですが、取り付けるときには注意しましょう。
実際には走っているほどシャローハンドルは好まれるんですけどね。困ったモンです。
現在のコンポは本当に良くできています。ですが、やはり最大公約数に的を絞っていることは否めません。自己責任ですが、こういうパーツを使うことでより自分にあったセッティングを出せます。
自分のバイクを完成させるのはあくまで自分です。
公式や上級者の意見も大事ですが、ここは忘れてはいけませんね。