毎年恒例の確定申告もようやく提出し、ひと段落です。同じ行政の機関なのに、担当が違うと書類が必要になるので、いい加減、データーの連携を行ってほしいです。仕事がらみでも車検やナンバー登録で、住民票が必要だったり、納税証明書が必要だったり、行政機関だったら、リンクすれば、必要なくなるので、早くつなげてほしいです。
バッテリー上がりの原因追及とリアブレーキ回りの換装等でお預かりです。外装を外して作業を始めます。スピードメーターを、前回KOSO製のタコメーター(スピードはデジタル表示)に交換したので、お客様の方で純正のタコメーター部分を社外品のメーターに交換済みでした。最近バッテリー上がりが起きるので、原因追及でしたが、社外メーター部が疑わしいので見てみました。車用のオートメーターの水温計と電圧計が加工装着されていましたので、配線を確認した所、おそらくメモリー用と思われる配線で常時電源(プラス側直結)でバッテリーに直接配線されており、バッテリー上がりの原因と推測されます。今回は、常時電源をやめ、メインキーオン時のみ作動に配線を変えました。
リアブレーキ関係は純正でしたので、今回、お持込の社外品のリアブレーキローターとブレンボキャリパー、キャリパーサポートに交換です。ブレーキホースは、もともとスェッジラインで長めにしてあったので、そのまま使用です。エンジンオイル交換中です。オイルフィルターは、前回交換済みなので、交換は、交換無しです。カートリッジ式の場合のみですが、エンジンオイル交換時はフィルターを交換しない場合でも、一旦外してフィルター内のオイルは捨てています。
フロントブレーキローターですが、純正でインナーローターが金色でしたので、今回、黒にペイントしました。
最終チェックと試乗です。フロントブレーキローターは、色変更のみで、特に変化はありませんが、作動チェックです。リアブレーキ関係は、全て新品なので、当たりが出ておらず効きが悪いです。さらにバックステップの構造上、純正のように踏んだ力で支点を介しそのままマスターのロッドを押すのではなく、リンクが入っており、ペダルを踏んで、リンクを介してマスターのロッドを引き上げる構造になっているため、力の向きとして踏んだほど力がかからずリアブレーキの効きが甘くなっています。また、構造上ですが、微妙にマスターロッドを斜めに押しているので、ここでもロスが発生しています。走行上問題は、特にありませんでしたので、納車になりました。バッテリー上がりは、様子見です。車用メーターを流用する場合は、メモリー用等の常時電源は、バッテリーに直結しない方が良いと思います。
2019.03.15 作業担当 ヤダ(矢田)