ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1051、全豪終了

2011年02月01日 | Weblog
オーストラリアのメルボルン・パークで行われていたテニスのグランドスラム(4大大会)の今季初戦、全豪オープンが終了しました。
男子は第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第5シードのアンディ・マリー(英国)を6-4、6-2、6-3のストレートで下し優勝しました。
2008年以来の全豪優勝で、四大大会制覇も通算2度目です。
ジョコビッチは3強と言われながらナダル(スペイン)、フェデラー(スイス)という偉大なチャンピョンの壁を破れず、第3の男に甘んじてきましたが、真の3強時代到来です。
初優勝を狙ったマリーは、英国男子として75年ぶりの四大大会優勝を狙いましたが、昨年に続いて準優勝でした。
写真右は優勝したジョコビッチ、左は準優勝のマレー

女子はキム・クライシュテルス(ベルギー)が第9シードの李娜(中国)を3―6、6―3、6―3で下して初優勝を果たしました。
9度目の全豪挑戦で初優勝し「やっと勝てた。これで私も全豪優勝者の仲間入りができ、オージー(オーストラリア)のキムと呼んでもらえる。」と喜びをあふれさせました。
2005年の全米オープンで4大大会初優勝を果たしますが、その後ケガなどで2007年に引退しますが、結婚、出産を経て2009年に現役復帰し2009、2010年に全米を連覇します。
今回の優勝は全米以外では初優勝でした。
912、7人目の生涯グランドスラム」を参照

準優勝の李娜はアジア人初の4大大会決勝進出です。
NO,1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は全豪で初の4強進出でしたが優勝は成りませんでした。
世界ランキング1位ですが4大大会では全米の準優勝(2009年)が最高です。

日本人選手は男子の錦織圭選手が1965年の石黒修選手以来となる46年ぶりの3回戦進出を果たしました。
1042、勝つテニス」を参照
女子は4大大会でなかなか勝てなかった森田あゆみ選手が、3回戦まで勝ち進み今後の活躍が期待されます。
2010年のウィンブルドン(全英)で、4大大会9回目の出場で初勝利し、一皮むけたようです。
1990年生まれの20歳で、ウォズニアキとは同い年なので両者の好勝負を期待します。
全豪前は世界ランキング74位でしたが全豪の活躍で、最新のランキングは自己最高の58位に上がりました。
男子の錦織選手、女子の森田選手の若手が活躍した全豪で、今後が楽しみです。

余談:森田選手は群馬県太田市出身で、彼女が少女時代練習していたテニスクラブに私も時々行ってPlayしました。