1005、松井、アスレチックスへ

米大リーグのエンゼルスからフリーエージェントとなっていた松井秀喜外野手のオークランド・アスレチックス入りが決まりました。
アスレチックスは今オフの補強ポイントに中軸打者をおいていたので、エンゼルスで打率2割7分4厘、21本塁打、84打点の成績を残した松井を獲得しました。
カリフォルニア州オークランドに本拠地を置く名門で、ワールドシリーズ制覇9回を誇っています。
イチローのいるマリナーズと同じアメリカンリーグ西地区なので、来年も両者の対戦が多く見られそうです。（エンゼルスも同地区）

1972年から1974年には強打者レジー・ジャクソンなどを擁し、ワールドシリーズ3連覇を成し遂げています。（ジャクソンは後にヤンキースで活躍）
「127、ヤンキー・スタジアム」を参照
私の中でのアスレチックスといえば、名将トニー・ラルーサが監督を務めた黄金時代です。
ホセ・カンセコ、マーク・マグワイアの2枚看板が3、4番を打ったときの打線の破壊力は強力でした。
88年からリーグ3連覇し、89年には対岸のサンフランシスコ・ジャイアンツとのベイブリッジシリーズとなったワールドシリーズを制しています。
また、史上最高のリードオフマンと言われるリッキー・ヘンダーソンは盗塁の世界記録を持つ選手で、その走る姿は今もはっきり覚えています。（ヘンダーソンはヤンキースでも活躍したので、ヤンキー・スタジアムでよく見ました。）
通算盗塁数は1406で、1982年には年間130個を記録しています。
今年のイチローの盗塁は42個で、ヘンダーソンのすごさが分かります。

上の写真はアスレチックスのユニホームを着て記者会見をする松井選手と、サンフランシスコ・オークランド周辺の地図です。
「140、アメリカの地震」
「141、アルカトラズ島」
「142、サンフランシスコ」を参照