4965、ハービー号

昨日1日のNHKBS1「キャッチ!世界のトップニュース」で、ニューヨーク市の安全を海上から守ってきた古い消防艇について放送していました。
1930年代から60年あまりにわたって活躍してきたこの船は任務を終え廃船になっていました。
スクラップになる寸前の1999年にボランティアによって買い取られ、現在は博物館として親しまれています。
ジョン・ハービー号が完成したのは1931年で、90歳。

プロムナードの北ノース・コブに係留

ニューヨーク湾で活躍したハービー号は絵本の主人公になっていて、子供たちに人気です。
2001年、同時多発テロ事件の際に消火や救助に駆けつけたことで改めてニューヨーカーに知られることになりました。
グランドゼロで苦戦する消防隊から要請があって再び任務に就き、消防車20台分の放水ができるポンプを備えていて、80時間連続で消火に当たりました。

左は実際の消火活動、右は絵本で、グランドゼロに放水するにはノース・コブが一番近い

ニューヨーク湾のツアーに出航（後はバッテリーパークシティ）

操縦室以外は自由に探索でき、マンハッタンの景色を堪能できる

ツアーのハイライトは放水
独立記念日にはニューヨーク港でカラフルな放水がありますが、ハービー号だったか？
私がニューヨークにいた頃は現役