ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1649、サウスポー

2012年09月20日 | Weblog
1646、コーラ&ポップコーン」で、アメリカはサウスポーが多い、と書きました。
生まれつきの左利きの割合は、日本もアメリカも大きな違いはないと思います。
日本は「箸は右手。」というように左利きの人は矯正されます。
左手で箸を持つ人はほとんどいません。
アメリカでは無理な矯正はしません。
左手でナイフを持つ人は多く、全く気にしません。
文字も日本では右手で書きます。
日本語は複雑で、左手で文字を書くのは大変そうです。
私の知っている限り、左手で文字を書く人を見たことがありません。
アメリカ人は左手で書く人も多く、すらすら書きます。
歴代大統領も左利きが多く、40代ロナルド・レーガン、41代ジョージ・H・W・ブッシュ、42代ビル・クリントンの元大統領は左利きです。
44代バラク・オバマ現大統領も左利きで、署名も左手でします。
次の大統領は?

スポーツなどでは左利きの方が有利なときもあります。
イチロー選手や松井秀喜選手などは、本来右利きですが左打ちです。
これは一塁までの距離が近く、ヒットになる確率が高くなるからです。
また、左打ちは絶対数が少ないので、ピッチャーは左バッターに慣れていないなどの要因があります。
プロではいちいち気にしているわけにはいきませんが、左バッタは苦手、というピッチャーもいます。
ピッチャーも左投げは希少価値です。
希少価値でも右利きの人のサウスポーは見たことがありません。

最近は左利きを無理に矯正しないほうがよい、と言われています。
脳が混乱するようです。
左利きの人は少数派なので詩になり、左利きを歌った曲もいくつかあります。
「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみ
「わたしの彼は右きき」では当たり前すぎて歌になりません。
「サウスポー」 ピンク・レディー
最近の曲では
「キスだって左利き」SKE48
それぞれ、You Tubeで検索してみてください。