ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1632、世界の醤油

2012年09月03日 | Weblog
日本では醤油の消費量は減少しています。
1人当たりの消費量は1981年は約10リットでしたが、2011年は6.5リットルにまで落ち込みました。
しかし世界中に醤油は広まっています。
キッコーマンの売上は、この35年間で1.5倍に増えています。
それは、海外で売上を伸ばしてきたからです。
現在、キッコーマンは売上の約5割、営業利益の約7割を海外で上げています。

日本で醤油と言えば味はほとんど決まっています。
減塩やうすくちなど幾つか種類がありますが似たようなものです。(ほとんど違いが分からない)
その他、いくつか種類もあるようですがスーパーでも種類はそんなにありません。
醤油メーカーは世界中の家庭料理を研究し、海外進出を始めた1960年代から現地の人に受け入れられるように味も変え、豊富な種類を提供しています。
アメリカで人気なのは醤油をベースにした甘いテリヤキ味で、その他いろんな種類があります。日本と同じ味のしょっぱい醤油も人気があります。
寿司や刺身にはたっぷりの醤油をつけて食べます。


今年5月にシアトルに行ったとき「UWAJIMA」で撮ったものです。
日本のスーパーより種類が豊富で、容器もいろいろありました。
醤油は今ではアメリカ人の誰でも知っているソースで、アメリカのスーパーには必ず置いてあります。
寿司などの日本食ブームも醤油の普及に貢献しています。
1142、ダイナー」を参照