ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1320、やっぱり!

2011年10月27日 | Weblog
今年の夏は節電、計画停電に振り回された感があります。
日本人の90%以上が節電を意識し、何らかの対策をとったようです。
当たり前のように使ってきた電気をこれほど意識した年はありません。
電機を作るのは大変なことだということがよく分かりました。
今夏実践した節電方法は「こまめな消灯」、「使用しないときはコンセントを抜いて待機電流を削減」、「冷房の設定温度を高め(28度くらいが多かった)に設定」、「冷蔵庫の開閉を少なくする」、「炊飯器の保温を使用しない(冷や飯も美味しい)」、「照明の設定を暗くする」、「省エネ家電に買い換える」、「乾燥器を使用しない」、「無駄な電話やメールを控える」、「温水/自動便座のスイッチを切る(夏はひんやりして気持ちよかったが今は飛び上るほど冷たい)」、「サマータイムの導入」、「クールビス」、「緑のカーテン(ゴーヤなど)」、「すだれやよしず」、「打ち水」、「がまんする」・・・。
皆さん、いろいろトライしたようです。

昨日は北風が強く、東京では木枯らし1号が吹きました。
これから冬に向かい寒くなりますが節電に対する意識は依然として高く、省エネタイプの暖房器や保温性のある衣類が売れ筋です。

震災後のオール電化住宅は大きく後退しました。
これだけ節電が叫ばれ、電気の供給が不安定な状態ではオール電化を控えるのは仕方のないことで、「やっぱり!」、という感じです。
メーカーとしても大声で販売促進を叫ぶわけにもいかず、テレビなどでもオール電化のコマーシャルを見ません。
私の家も震災前はオール電化を考えていましたが、今はその話をすることはありません。
1階の台所は痴ほう気味の母がいるのでガスから電気にしました。(震災前)
2階はガスを使っています。
我家のエネルギーは電機、ガス、石油などを使ったリスク分散型でいこうと思います。

「脱原発」、「脱化石燃料」、「脱ダム」が叫ばれています。
かといって、すぐに自然エネルギーの供給が伸びるものではないし。
電気の供給は不透明です。