ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1300、ジョブズ氏逝く

2011年10月07日 | Weblog
10月5日、米アップルはスティーブ・ジョブズ取締役会長が、同日死去したと発表しました。
56歳の若さでした。
斬新な製品を次々に生み出した天才経営者で、カリスマ的存在でしたが、新商品発表の場でも黒のシャツとジーンズという、飾らない青年のような姿でした。(上の写真)
8月24日、「職責を果たせなくなった」と最高経営責任者(CEO)の職を辞任してから僅か1か月後のことです。
すい臓がんやそれに伴うさまざまな症状に苦しめられ、健康状態は悪化していました。

同年代(共に1955年生れ)でIT業界を牽引してきたマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏は「ジョブズ氏と一緒に働くことができて非常に光栄だった、彼の死は本当に悲しい。彼のように大きな影響を与えられる人物は世界にめったにいない」とする談話を発表しました。
オバマ大統領も「インターネットをポケットの中に収めることを可能にする、楽しいIT革命を起こした。世界は先駆者を失った。」という声明を発表しています。
アップルの取締役会は声明を発表し、「スティーブの才能、熱意、エネルギーは、すべての人々の生活を豊かにし、改善するための数限りないイノベーションの源泉となってきた。スティーブのおかけで、世界は計り知れないほど豊かになった。」と述べ、ジョブズ氏の功績を称えました。
同社の時価総額はエクソンモービルを抜いて世界一の企業になりましたが「カリスマ経営者」を失い、アップルの快進撃が今後も続くか注目されます。

エジソン、フォード、ディズニーなどの歴史の先駆者と比肩される発明家で、経営者であった、と評価されています。
彼はこの小さなガレージで会社をスタートさせ、世界を変えました。