BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

出張ランドリー

2006-07-21 18:53:00 | のほほん日記
基本的にランドリーは週一回です。
私は先週土曜日にいったきり、、、そろそろ洗濯物がたまってきました。
というか、部屋は今週はホットヨガへ行ったり、熱波のため何度も着替えた汗ぐっしょりになったTシャツであふれかえってます。
しかしこの連日の停電のため近所のランドリーはほとんど休業。
私がよく行くのが歩いて5分のところにあるランドリー。
黒人やヒスパニックが経営してる。しかし珍しい。
どちらかと言うと私の近所はおおむね中国人だからだ。
実はもっと家に近い場所、徒歩3分もしないところに中国人ランドリーがある。
初めの頃はここに良く通っていた。
私はいつも洗うだけ。乾燥機は使わない。部屋に干すことにしてる。その方がお金も時間も節約できるし、冬の間は部屋が乾燥してるので喉のためにもいいし、第一すぐ乾く。夏は夏で部屋が暑いので割りとすぐ乾く。私の部屋は広いから場所がいくらでもあるし、ハンガーもいっぱいあるので何の問題もないのだ。
ところが、通い始めてからしばらくして、いきなりここの中国人経営者にうちに来る客は必ず「WASH&DRY」でなければならないと言われた。いつも私が洗濯機しか使わないのを見てたのか、だめだという。なんで?なんでいきなりそんなこと言う。今まで(3ヶ月くらい通ってた)良かったじゃない。急にどうして?そんな決まりがあるなんておかしい。私が去年の冬まで住んでたサニーサイド52stのスキルマンアベニューの同じく中国人ランドリーはそんなこと一度も言わなかった。
とにかく従業員の感じの悪いおばさんがだめだだめだとしつこい。じゃどこでやればいいのか?!というと、知らない!ってにらみつける。最低ー!まったく感じ悪い。こんな中国人大嫌い。
というわけで少し遠くのランドリーに歩いてるのだが、こちらは黒人かヒスパニックの従業員で優しいし、構ってこないから気がらくだ。
しかし今日はこの停電中どこもランドリーはだめで、ついに今日洗濯物をかかえ2駅奥地のジャクソンハイツまでランドリーを探しに行った。
だって洗濯物が汗のにおいで臭いし、なんかカビが生えそうな気がしたんだもん。そんなことになったら絶対いや!と思い、出張だ。
ジャクソンハイツはいつもどうり、インド人でにぎわっていた。駅の側にランドリー発見。韓国人が経営する店で空いてて営業中!ああ、よかった。ここまで停電の余波は来てないらしい。ということで無事できました。はー良かった。しかし来週までには治ってくれるといいのだけど。またもや地下鉄でわざわざ洗濯しに行くなんてちょっとねぇ。

ゴーストタウン / SMOKE

2006-07-21 02:32:00 | のほほん日記
停電がますますひどくなってます。
昨日は私が先月まで働いていたGOWASABIのときの同僚と飯を食べに行きました。
彼女はクィーンズのスタンウェイに住んでるのですが、なんとそこが発信源らしいです。
月曜の朝にスタンウェイで自動車事故があり、爆発炎上でそこいら一帯のマンホールおよび電気の元が真っ黒焦げになるほどの大惨害だったらしい。
その日からスタンウェイの事故現場には今でも24時間で電気会社「コンエジソン」が復旧作業にいたってるのだが、被害は広がるばかり。
ウッドサイド、アストリア、さらに今はサニーサイドにも広がり、クィーンズボローを過ぎた辺りから街は急に暗くなります。地下鉄の電気は暗いし、エレベーターは動かない、信号機もだめ。
大型ドラックストアなどは自家発電で営業してるものの、ほとんどの店はシャットダウン。電気が使えないのに営業はできないものね。
シャッターを下げたまんまの街は夜は真っ暗で、これがNYか!あの、うだったくも乱雑とした私の近所かよ?!って思うよ。
まるでゴーストタウン。
365日24H営業のマックも久々の長期休業。
私の部屋の電気も全くつかないので、ろうそく生活です。冷蔵庫もだめなので食べ物も保存できず、電子レンジも使えません。これはサバイバル。
まさか最後の最後でこんな気分を味わうとはすごいよ、NY。
テレビも見れないので状況がわからないのですが、テレビを見た知人の話によるとローカルニュースでさえ放送されてない。
なぜ?私達はこんなに苦しんでるのに?
ということで、暑さをしのぐために夜は家に帰れない。おまけにパソコンも携帯の充電もできず、昨日はミッドタウンへカフェで充電し、ブライアントパークでインターネットをしました。
ワイヤレスサービスがあるなんて最高。助かった。
この停電・・・いつかで続くか見もの。
ちなみに私の友達がスタンウェイの事故現場でコンエジソンの職員に「いつ治るの?」と尋ねたところ、事故発生当時は「明日までに何とかしてみせるよ!」(笑顔)で答えていた職員が、その2日後に同じ質問をすると「今は言えない」(深刻)と言われたそうだ。こわいこわい。

SMOKE
さて、今週の選んだジャズクラブはSMOKE。
アッパーウェストのブロードウェイにある隠れ家的なお店。老舗っぽいおしゃれな雰囲気。ネットでもけっこう話題になってて、離れた場所ながら人気があるので一度言ってみたかった場所です。
店内はほの暗くもキャンドルに照らされた赤いソファにシャンデリア、奥のステージに掲げられた店の看板「SMOKE」。いい感じです。バーカウンターも何とはなしに居心地の良い雰囲気。
店内は観光客や店や演奏者の知り合いのような常連客でにぎわってました。
私はバーカウンターに座り、ドリンクをバーテンダーに注文。ミニマムドリンク15$なんだけど、学生IDで10$になります。なんてお得!
日~木曜日まではノーチャージで音楽が楽しめる。ステージは8時10時11時半の三回。私は10時からの2THステージを堪能しました。
ステージが始まる前、ウェイターかと思って話しかけた陽気がおじさんが実はJAZZサックスの方でした。いや、ステージで見たときは恥ずかしくなりました。知らずに話しかけてしまった。濃くのあるおじさんのサックスは素敵。しかし面白かったのはノリノリのキーボード。いつも思うのだけどピアニストの顔を見るのは面白いです。トランス状態に陥ってるというか。
ドラムの黒人の人も味が合ってよい。基本的に黒人のJAZZをやってる人が私は好きです。なんとなく、見た目的に味があるでしょう。私は見た目から入っちゃうタイプですから。
ステージは約1時間で、途中ゲストの黒人歌手のボーカルも入りなかなかでした。
こんな風に気軽にジャズが聞けるNYは最高。もうこれもなかなかできないのかなぁと思うと寂しいですね