AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

寛容無知の炎上連鎖(4)

2017-05-08 23:54:37 | プロパガンダに潜む罠



米国をfake news で分断させた米国 トランプ大統領は、公約していた案件メキシコ国境の壁を始め、イスラム教徒入国を禁じた大統領令に関して、ワシントンD.C.の地方連邦裁判所をはじめ各州で違憲とされております。白人低層階級から支持されたトランプ氏ですが、米国の司法が移民国家の民主主義を保持しているのです。フランスの極右政党 ルペン候補に中道のマルコン氏が圧勝したそうです。英国の国民投票でまさかのEU離脱してしまった予期せぬ出来事以来、あまりにも右よりは危ないと国民が危惧したのでしょう。映画「この世界の片隅に」同様にいつの間にか
戦に巻き込まれていくのです。シリア アレッポ 多くの子供を含む犠牲者達、化学兵器までもが使われていたと報じられております。トランプ大統領は巡航ミサイル トマホークでシリアの基地を叩きました。ブッシュ大統領 イラク サダム フセインを叩き、パンドラの箱を開けてしまった米国は昔から余計なお世話と軍事産業が見え隠れする国です。先日のNHKスペシャルでは病院までもが爆撃されております。ラストベルト 錆びついた白人低層階級の怖さ それは知識もなく
他の意見を聞かないことです。40数年前に情報収集で訪れた頃と変わりはありません。
時代は変わっても「No.1」を自負し、大凡 自分達が一番だと自負しております。
寛容な知識階級は少ないのです。




この東アジアのちっぽけな国の司法は政府寄りであり、三権分立が危うい所迄追い詰められております。安倍首相の先日のビデオメッセージ「2020年の改憲」には驚きました。読売新聞に詳しく掲載され、野党からの国会質疑で首相は答弁を避けました。当にマス媒体との癒着であり呆れるばかりです。但し、唯一の救いは墓穴を掘ってくれる事です。虎視眈々と第一次大戦で疲弊した獨逸の経済を立て直した独裁者は、獨逸国民が知らない内に巻き込んでいった ヒットラーと比べれば唯一の救いでしょう。
森本学園で問題となりました教育勅語他 児童に刷り込まれる戦前回帰です。支持する方々は人の意見を聞きません。まるで周りが見えない競走馬の様に真っ直ぐ鞭を入れられ真っ直ぐ走る競走馬の様です。NeDaで指摘された医療健康のまとめサイトの嘘の様に、悪化は良貨を駆逐する様に、サイバー空間で吐かれる悪意の書き込みです。CMのよく判らない批判や重箱の隅をつつく行為は、本音だけで暴走して行く、無知な偏った正義の暴走族と言えるかもしれません。そこには知恵を育む前向きな思考はないのでしょう。「育児は育自」負の連鎖を止めるのは「育自」自分を育むしかないと考える日々です。広告という日本独自で進化した文化は、 宣伝=実売に直結してしまい、クリエイティブのチャックを閉ざしてしまえば、創造性は駆逐され、最終的にその企業のブランディイグを劣化させてしまうのです。



不寛容無知の炎上連鎖(3)

2017-05-07 15:09:29 | プロパガンダに潜む罠




以前にも多くのCMが炎上しオクラとなっていきましたが、このウエッブ動画をアップしたクライアントにも制作社、企画した方々にも「炎上する前に面白くもない」笑える要素など何処にもないのです。これは正義の暴走族にとっては血祭りになる餌食でしょう。




Kendall Jennerを起用したペプシの最新CMが、アメリカ本国の社会問題やデモなどを軽率に扱いすぎだと批判されネットで大議論を巻き起こし炎上。こちらの炎上は米国では軽くはないCMだったのでしょう。
特に白人警官の黒人への差別や行動は米国に横たわる負の歴史です。

この約2分半のCMは、現在アメリカで社会問題となっている人種差別や警察暴力に抗議するBlack Lives Matter運動や、反トランプ政権のデモ運動を軽率に扱っていると非難された。若者たちが笑顔で笑いながら手を叩き歩くデモ隊や、白人のモデルがペプシコーラの缶をひとつ手渡すだけで社会問題を解決しようとする、現実から離れすぎた表現に対して多くの人々が怒りのコメントを残しております。
(http://fnmnl.tv/2017/04/06/27150?articleview=more 一部引用させて頂きました。)
日本のCMのあまりにも低層な炎上は、不寛容そのものであり、知恵のない正義の暴走族だと思ってしまいます。

Rasismは時を駆け巡る(8)

2017-05-06 18:33:09 | プロパガンダに潜む罠





先日 カフェで書き物をしていたら、隣で本を読む若い方がおりました。
聞きますと大学2年生です。話が被災地になり、先日の復興大臣の「東北で良かった。」と言う話になりました。この若い方曰く「もっといって良かったと思いますよ。」此れには驚きました?「言っていい事と言って悪い事」その線引きが出来ていないのです。大凡が意識高くない学生達がこう答えるのだと思いました。勿論 なってはいけないこの復興大臣は、東大法学部ですので一応に線引きは出来ませんが、、、。調べていたらこんな記事が出ておりました。




2011年2月26日。在特会は東京・代々木公園の一角で「朝鮮総連と朝鮮学校の解体」を訴える街頭宣伝をおこなった。同日、公園内では朝鮮総連をはじめとする組織が、学校無償化を訴える集会を開催していた。これに対抗するための、いわゆる"カウンター街宣"である。
このとき私が最も興味を感じたのは、在特会副会長・八木康洋のアジ(アジテーション)演説だった。日の丸の鉢巻きをした八木は、苛立ったような表情を浮かべてマイクを握ると、まずは、今日が「二・二六事件」から75年目の日であると切り出した。
「いったいなぜ、二・二六事件が起きたのか。政治は腐敗し、財閥はマネーゲームに奔走し、その一方で多くの農民が餓死していた。あまりにもひどい格差ができていたんです。だから青年将校は決起した。
そしていま、日本は同じような不況のなかで、みなさんは職をどんどん奪われている。しかも、生活保護を打ち切られた日本人も少なくない。
すでにニュースなどでご存じの人も多いかと思いますが、生活保護を打ち切られ『せめて、おにぎりが食べたい』と言い残して餓死してしまった日本人もいるんです。
こうした状況にもかかわらず、朝鮮人は生活保護をもらっているどころか、まだまだ足りない、もっと権利を寄こせと要求しているんです! 生活保護を打ち切られた朝鮮人なんて聞いたことがありません。こんなバカなことがあるか!」
八木は東京工業大学を卒業した後、東大大学院に進み、現在は大手化学メーカーの研究所に勤めている。在特会のなかでは数少ない学歴エリートだ。活動には必ずスーツにネクタイといった姿で参加し、ときにその上から白衣をまとうこともある。
この日の街宣では、二・二六事件で決起した青年将校への黙祷から始まった。二・二六事件と在日コリアンの生活保護受給とが、どこで結びつくのか私にはよくわからないし、ツッコミどころはたくさんあろう。そもそも、在特会が社会の理不尽な格差や、生活保護の支給を渋る行政責任について、これまでどんな活動をしてきたのかも私は知らない。
むしろ私が興味と関心を覚えたのは、在日特権廃止のために立ち上がった自分たちを、決起した青年将校の姿に重ね合わせ、世の中の不条理を訴えるという、彼らのヒロイズムに染まった心情である(余談だが、この演説を聞いたある右翼関係者は「青年将校とお前らを一緒にするな」と激怒した)。(http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/46403 現代ビジネスより一部引用させて頂きました。)

私どもより上の世代が東大闘争や日大闘争を経験した世代です。大凡が革マル派と呼ばれた過激左翼団体でした。時代が変わりこう言う方々も右翼なんです。
フランス大統領選は現地時間5月7日に決選投票を迎え、英国、ドイツと大統領選挙が続きます。世界中が同じ様なおかしな状況の中、サユリストは宜しいですが、レイシストは困ります。








不寛容無知の炎上連鎖(2)

2017-05-05 16:08:45 | プロパガンダに潜む罠






ババブル崩壊後、冗談を言えない環境が職場にも溢れていたと思います。
在職中 就職面接官もやりましたが、慶応ボーイかな?と思われる若い方々は皆 東大でした。
水陸両王者の慶応ではありません。お株を東大に持ってかれてしまいました。
早慶共にキャラクターが薄く(慶応湘南SFCは佐藤雅彦先生のおかげでぶっ飛んだのがおります。)なっております。
要は金持ちが東大に行く時代です。親も高学歴などでしょう。彼等に共通するのは「素直」「ハングリー精神旺盛」「打てば響く太鼓」です。
貧困の連鎖もドメスティック バイオレンスの連鎖も全てに共通するのが、教育であり食育です。
CMの炎上は何処いらから酷くなったのか?思いますに東京五輪建築設計やエンブレム疑惑辺りからでしょう。正義感の暴走は既にその兆候を表しておりましたが、ポスター画像がアップされ、以前は年鑑辺りで調べるものでしたが、画像をドラッグすれば似た様な画像が表示されてしまいます。
コンピュータで言う「曖昧検索」が瞬時にできてしまうのです。其処はノーボーダーですから、
世界中に配信されてしまうのです。ソーシャルメディアを考えた戦略と言いますか、「リスクを如何に回避するのか?」三ツ矢サイダーのCMはトランペットですが、金管楽器ばかりでなくクラリネット木管楽器 バイオリン 弦楽器など全てにおいて危ない。バイオリンを弾いていたら悪ふざけでぶつかってきた。
著名なバイオリニストが、「ステラトバリウスの名器で壊れたら数千万円いや億の損害になる。」こうなったらどうすんでしょうか?全てに思うのは「何も考えていない本音」でしょう。
既に発想力がないのです。
更迭された復興大臣も「被災地の事など考えていない→東北でよかった。」と言う本音です。
トランプをはじめ全てにおいて本音を煽るのです。何も考えないで本音を書き込むのです。
ちょっと考えれば自己の「無知を曝け出している」と思うのですが、これも無知と言う名の「負の連鎖」でしょう。


不寛容無知の炎上連鎖(1)

2017-05-04 15:39:50 | プロパガンダに潜む罠




在職中 お酢のとんねるずの「手巻き寿司キャンペーン」も担当しましたが、その表現の中で「ハナタカダカ」これに対して奥様からクライアント宣伝部に手紙が参りました。ご主人が米国人で20年以上日本で暮らしてますが、道で子供達が「ハナタカダカ!」と言われるとのクレームに、謝罪文を書いて欲しいとの事でした。クライアントというモノは、99の話題性も含めて好感度があっても1のクレームがあれば、それを重視します。
まあ、日本人特有の社会性もあるのでしょう。
時代は変わりSNSの横暴極まりない書き込み、それも名前もいれない書き込みです。姑息な書き込みなんですが、これもモンスターペアレント然り、土下座させる客然り、

鰻の養殖に力をいれていた鹿児島県志布志市のふるさと納税のCM「うなこ」が問題となり炎上し
CM中止となりました。




CM表現の重箱の隅然りです。その共通点はなんなんでしょうか。私感ですが、貧困の連鎖、ドメスティック バイオレンスの連鎖同様に「無知の連鎖」だと思ってしまいます。


Rasismは時を駆け巡る(7)

2017-05-01 15:34:54 | プロパガンダに潜む罠




若い頃、米国での研究を終え日本へ戻る際、KALでロスからホノルル経由でしたが、
嫌な思いをした事を思い出しました。飛行機の出発が2時間遅れ 迎へに来てくれる兄へ国際電話で伝えたいのですが、1ドル札ではなく20ドル札ワンダイム(10セント)もなく コレクトコールもできないのです。待ち時間 日本人の若い観光客に事情を説明し、電話がかかればワンダイムは戻って来ますから、、、と説明しても「貸せません!」との事でした。「米国の何を見て来たのだろうか?」
と思いました。そして搭乗がはじまり、隣の席は空いていたのですが、米国人のおばさん達の日本ツアー観光客が大勢乗って来たのです。何やらおばさんが添乗員に文句を言っておりました。「何で私の隣にジャップが座ってるのよ。私の隣は友人の〇〇だったんじゃないの?」すると困ったトラベル添乗員が「席を代わってくんないかい?」これまた白人の横柄な男でした。
「席はあるの?」「あっちにあるよ。」するとおばさん「なんて親切な方でしょう。はじめての海外旅行なんで不安なの?」五月蝿え ババアと思いながらもニコリと笑い「My plesure!」
と言いました。




先日のユナイテッド航空のオーバーブッキング それも客のオーバーブッキングでなく到着地にスタッフを届けないと便が飛べないと言う理由でした。40数年前と移民国家アメリカは変わっていないという事です。血祭りに選ばれたのは、ベトナム系の医師でした。
ユナイテッド航空のCMは幾つものパロディと言いますか、YouTubeでも炎上しています。




セデルマイヤー監督の名作 「セカンドクラスのカーテンを取り払いました」此処までぶっ飛んでるから笑えます。レイシズムがなりを潜めて社会現象化してなかった良き米国です。


Rasismは時を駆け巡る(6)

2017-04-30 17:29:28 | プロパガンダに潜む罠
<-- Most racist AD -->


欧米で顰蹙を買う中国の洗剤のCM 黒人が洗濯機で漂白されるのか?
中国人になって洗濯機から出てきます。
一時期 話題となったセデルマイヤーとは程遠いウィットではなく、人種差別的表現そのものです。これに対抗するようにイタリアの洗剤が逆に黒人が出てくるのです。
日本も欧州列強に差別はされましたが、それとは違い中国は欧州列強に更にやりたい放題酷い目にあっております。阿片戦争然り、北京の55日として描かれた義和団の乱、日清戦争しかりです。同じく朝鮮国も歴史上 劣悪な状況だったのでしょう。
朝鮮は恨の国とも言われますが、朝鮮という名前は明国から貰ったものですが、明が滅ぶ際、一番に攻め込んだのは朝鮮でした。戦後72年が経っているにもかかわらず、相変わらずに大統領が賄賂で逮捕されております。今年は龍馬暗殺から150年だそうですが、良くも悪くも欧米と同じく先進国となってしまいました。




タイの広告表現は今では、その企画表現力は既に日本を超えています。
この歯磨きの黒と黒人とをかけるのはそうレベルは高くありません。




江戸幕末から明治中期の日本人を、日本を訪れた外国人の書簡から当時の日本人を知る「逝きし世の面影」でも、武士、商人、町民、農民もともに貧しいが、彼等に逢うと「微笑んで挨拶をする。」これを「無償の微笑み」と呼ばれておりました。 詩人で駐日フランス大使だったポール・クローデルは、大正十二年の関東大震災に遭遇します。クローデルはその時の日本人の冷静さや我慢強さに驚いています。避難する大群衆を見て「唐突な動きとか人を傷つける感情の爆発によって隣人たちを煩わせたり迷惑をかけたりしてはならないのであります。同じ一隻の小舟に乗り合わせた人々はみなじっと静かにしていなければならない」と、その冷静さに触れています(『朝日の中の黒い鳥』)。
 クローデルは「廃墟の下に埋もれた犠牲者たちの声も『助けてくれ!こっちだ』というような差し迫った叫び声ではなかった。『どうぞ、どうぞ(お願いします)』という慎ましい懇願の声だったのである」とも書いています。この「どうぞ、どうぞ」は、震災直後にニュースで見た、救助ヘリから降りた老人が「すみません。本当にありがとうございます」と自衛隊員に深々と頭を下げたシーンと重なります。(http://www.seisaku-center.net/node/544 3人の作家が見た日本人より引用させて頂きました。)



Rasismは時を駆け巡る(5)

2017-04-29 14:50:08 | プロパガンダに潜む罠













ニューヨークの地下鉄の車両内に、旭日旗やナチス時代のドイツ軍記章をイメージさせるドラマの広告が掲示され、物議を醸しました。デブラシオ市長は「侮辱的だ」と批判し、ドラマをインターネット配信している米ネット通販大手アマゾン・コムに広告の撤去を要求。同社は撤去を決めたのです。複数の米メディアが報じていました。

 ドラマは「高い城の男」。第2次大戦に日本とナチス・ドイツが勝利し、敗戦国になった米国を分断して統治するという内容の小説を基にしている。

 広告は、旭日旗の光線の部分が青色で一部に赤い星が入ったような図柄と、米国旗の星の部分がナチスの軍記章のようになっているデザインの2種類。マンハッタンの中心部を走る地下鉄車両の座席表面をラッピングする形で掲示されました。





 広告は地下鉄で定められた掲載の基準に沿っていたが、デブラシオ市長は第2次大戦やドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の生存者らにとって「無責任で侮辱的だ」と非難していました。(ニューヨーク共同より引用させて頂きました。)

ユダヤ人も多く住むNew Yorkerにとっては激怒するのは当たり前でしょう。
そう言えば日本の漫画で「紺碧の艦隊」というものがありました。
昭和18年4月18日、ブーゲンビル島上空で戦死した大日本帝国海軍連合艦隊司令長官山本五十六は、38年前の後世世界に、若き海軍少尉候補生・高野五十六として生まれ変わる。
もとの「前世」とは微妙に異なる「後世」にて、前世と同じ悲劇を繰り返さないため、高野は前世の日本より転生したものたちを集め、紺碧会を結成する。同じく、前世より転生した大日本帝国陸軍中将・大高弥三郎率いる青風会とともにクーデターを起こすものの、戦争への流れは変わらず"照和"16年12月8日午前零時、運命の開戦を迎えてしまう。高野らが前世の記憶を元に開発した「紺碧艦隊」は日本を、世界を救えるのか。(紺碧の艦隊 一部Wikipedia より引用させて頂きました。)
これも最悪の状況で広島長崎に核爆弾を落とされた現実のシナリオを、世界平和に向けて動くというもので戦争を賛美したものではありません。あくまでも世界戦争をどう終わらせるかのはこびです。




Amazonの「High Castle」の様な地下鉄の広告買い切りなどやったら、日本ではエライことになります。勿論ドイツでも同じ事でしょう。第二次世界大戦(大東亜戦争)から既に72年が経ち、戦が忘れ去られていくなかで、「この世界の片隅に」は暮らしに忍び寄る戦を描きました。
こんな時代だからこそ、後世に伝える形が必要な事です。




Rasismは時を駆け巡る(4)

2017-04-28 17:49:59 | プロパガンダに潜む罠

ドイツメルケル首相がシリア難民を受け入れた事で、racism(人種差別 移民拒否)とAnti-rasist (移民歓迎)との分断が起こっています。



数年前に独南西部マインツで移民受け入れ反対の集会が開かれたところ、これに反対する地元の劇場関係者たちがベートーベンの「歓喜の歌」を歌い、「人はみな兄弟」などの歌詞で、移民に反対する演説をかき消しました。






ナチスドイツが崩壊したドイツでは当時、国家の代わりにもなったこともある「歓喜の歌」です。「歓喜の歌」には「すべての人はみな兄弟になる」という歌詞が含まれています。
このシラーの詩作品「自由賛歌」が、1785年のフランス革命の直後ラ・マルセイエーズのメロディーでドイツの学生に歌われていたそうです。これをベートーヴェンが歌詞として1822年 - 1824年に引用書き直したものとの事です。




チャイコフスキーの「1812年(序曲)」はナポレオン率いるフランス軍との「ワーテルローの戦い」を描いたものと同じく、時代の転換点を迎える時の象徴として「歓喜の歌」もあるのでしょう。「難民を歓迎する」「EU統合」でも使われています。
欧米の分断に国内での貧困層の拡大、利己主義的 閣僚達のお粗末な言動や行動、
戦争体験者が高齢化する中で考えられない意見広告までもが新聞を賑わす。愚かなことですが、それが世界に蔓延しはじめているのも事実です。




このちっぽけな東の国もRacismならぬNarcissistic egoist(自己愛的利己主義者)が多くなってきていると思います。ヒットラーと言う化物を生み出したのも、1914年の第一次大戦であり、考えなくてはいけないことは、アドルフ・ヒトラーを選んだのは国民選挙です。ユダヤ人がシリア難民に入れ替わり同じracismが次に何を齎すのか?誰もが解っていることだと思います。

Rasismは時を駆け巡る(3)

2017-04-26 18:51:58 | プロパガンダに潜む罠










人種差別を検索する。真実を見つける。憎しみや偏見に対するキャンペーンです。
難民を支援する。偏見と真実。偏見即ち「すべての難民はテロリストです。」と言うSNSでの書き込みに対して、自分達をちゃんと知って貰うキャンペーンです。
このキャンペーンを主催したマレイケ・ジーリングは、難民達は、日々の生活の中で多くのことを経験しています。それは 善意だったり、悪意だったり、しかしながら、悪質な憎悪の説教者達が、自分のビデオで主張してもいます。事実ではない事を書き込み、そのフェイクニュースが拡散され、フェイクが実しやかになってしまう事です。この偏見に対処しようとするために難民を歓迎する事が、l重要だったと答えています。人種差別検索で真実を見つけてください。«彼らはもっと理解を深めるために。より良い未来のために。難民や私たち全員のために。





トランプ大統領の誕生で米国も分断され、欧州各国もracismを唱える極右政党が票を伸ばしています。それは失業率の高さであり、「移民達が安い賃金で雇われているからだ。」と言う
米国のラストベルトの白人達の知識のない低階級層と同じです。今世界は分断され、103年前の戦が何時起こってもおかしくない事態です。日本語で「臍を噛む」 悔やんでも悔やみきれないこと。私も知らない戦は映画「この世界の片隅」の様にやってくるのでしょう。
私がよく引用する英国の歴史学者 E H カーの言葉「歴史とは現在と過去との尽きること知らぬ対話なのであります。」日本も含め考えざるを得ない時に立っている事を自覚すべきでしょう。
racismの反語anti-racistでもなく、地球人なのですから。