先月だったか、仕事場に空気清浄機がやってきた。
客に貸し出すのにいくつか必要だというのと、事務室用にで、十台ほどと聞いたような気がするが、そこは知らない。
早速、嫌がらせのように、普段タバコを吸う位置に据えつけられた。
大まかに項目が三つほど。通常の空気清浄機能と、それと加湿を同時に行うもの。残りは、最近のエアコンなどの家電でよく見かける、クラスターイオンなる機能。
加湿器も兼ねているのと、通常のだと勝手に止まるようなので、ずっと加湿空気清浄で動き続けている。
ハウスダストやらを感知すると、通常、緑だかに光っているランプが赤くなる。そして、唸り声を上げては清浄機能を躍動させる。
そして落ち着くと、また緑に戻り、音は大人しくなる。
吸ってなくても、前を歩いただけで反応したりするので、見境がないようではある。
ついでに、動いていない状態で吸っていたら、これまた嫌がらせのようにつけられた。ジンケンシンガイである。
そんな些細な事ではなんとも思わないので、冗談である。
では、話を進めるとしよう。
日本人はとても清潔好きである、というのはよく聞く話である。
江戸時代に日本へやってきた外国人が、何かにつけ手を洗い、よく入浴するのを見て、「清潔にしすぎだ」と心配したとかいう話もあるそうだ。
恐らく、現代はさらに清潔になっているだろう。ある意味では。
先日、仕事の上司だったか、子供がノロウイルスにかかっただとか言っていた。最近でも、死者が出たと新しくないニュースが言っていた。
六年ほど前だろうか。騒ぎになった際、メイドへも指導がなされた。各階のリネン室を覗くと、その名残が拝める。
だが、特に何も起こらなかった。
インフルエンザなんかもそうだ。死ぬぞ死ぬぞと言っているが、菌が人を殺すのではなく、下手をうつやつだけが死んでいる。
スペイン風邪なんかも、当時の然る病院での治療(投薬などではない)の成果で、死者が出なかったという。0かは忘れたが。
インフルエンザつながりで、ワクチンに至っては、子宮頸がんワクチンに絞ってだが、ラヂヲでもやったし、某TV番組なんかでも、変な話が出ていたという。
まさかTVであのような話が流れるとは、隔世の感がある。いや、そこまで年季は入ってなかった。
詳しくは、ラヂヲのスポンサーでお馴染みの、フレンズ歯科クリニックさんの記事をご覧いただければと思う。
テレビで放映!ビルゲイツと人口削減
これこそまさに「下手をうつ」というやつだろう。逆立ちしても上手くはうてない。
一般に、アレルギーの原因は、アレルゲンがあって、それが体に侵入しては悪さを起こす、というのが言われている。
しかし、花粉症を例にとってもらいたい。昔よりわんさか木があったのに、ああいった症例で困った人がいなかった。
見つかったのも、第二次世界大戦後という。進駐したアメリカが日本人の体内に回虫がいるのに驚いて、駆除した後の世代ぐらいからだとか。
ノロもインフルエンザも、花粉と同じく、昔から元々あったものには違いない。身近にあったかというと違うかもしれないが、その話はこれまたフレンズ歯科さんが書いていた。
人間と共生する細菌と寄生虫
アレルギーをインフルエンザだとか、ノロに書き換えてみれば、何か見えてこないだろうか?
何も見えない?そりゃ、菌もウイルスもそういう物質も顕微鏡でないと見えないからだ(回虫は見えるが)。いや、違う。見えているけどそれは錯覚だ、という話でもない。
ノロウイルスもその類なのだろうが、夏に出るO-157というのがある。
集団食中毒が病院やら飲食店で起きては、騒ぎになる。まずは落ち着くのが、災害時のポイントであるが、措く。
ご存知だろうか。屋台で集団食中毒が出ないということを。
徹底的に洗浄や除菌を行った飲食店や、殺菌の権化たる病院では発生するのに、掃除も投げ遣りなところは全く起こってないという。
それは何ゆえか。
本来、菌や微生物の自然な状態はというと、独立した状態ではなく、他のものと、いわば共生や共存といった状態にある。
0-157なんかも、もともとは病原性などを有していたわけではなく、その共生状態が崩れたが故に、こういっていいのかしらないが、抑止力がなくなったが故に、人体内で暴れだしたと。
回虫の駆除が進むと、花粉症が出てきた。なんでもかんでも除菌、殺菌する空間に育つ子供が、自然にあったなら持ちようのない病気を持って生まれたり、後天的に得たりする。
単なる空気清浄機は、埃を取ったりするぐらいだったのだろうが、冒頭で紹介した、クラスターイオンなるものが、最近はよくある。
昔、彼女もどきだった、いやアザラシもどきだったか。いや、関係ない。その子の家に取り付けることになったエアコンにもついていた。十年近く前の話である。
アレルギー物質やら菌やらウイルスを殺すそうだ。アレルギー物質が菌と同じように生きているのかはワカランが、そうらしい。
さあ、お分かりだろう。
殺菌、除菌が進めば進むほど、人は蝕まれてきた。
菌類界に対するクラスター爆弾は、人類に福音など与えない。
病気とやらになれば、医者がまたクスリという名のリスクを熱心に背負わせてくれることだろう。
「さしあたっては、体内を清浄にいたしまして、症状を抑えて差し上げます」と。
クラスターイオンの空気清浄機で清浄にされた空気の中を生きるというのは、不毛の大地を孤独に歩いているようであろう。
空気は清浄にする必要などない。正常であればよい。
それが本当の清浄な空気である。
誰か空気「正常」機でも作れば儲かるのではないか?と思うが、そもそもいらない。窓を開けよ!
と、思ったのだが、地球全体に空気清浄機の如く、けしからんことを行う輩が空気を「清浄」にしている。
まだまだ正常ではなく、むしろ年々悪化させられているが、それでもまだ、正常に近いだろう。
正常な空気を取り込み、清浄な気分で年末年始をお過ごしいただきたいものである。では、また。
客に貸し出すのにいくつか必要だというのと、事務室用にで、十台ほどと聞いたような気がするが、そこは知らない。
早速、嫌がらせのように、普段タバコを吸う位置に据えつけられた。
大まかに項目が三つほど。通常の空気清浄機能と、それと加湿を同時に行うもの。残りは、最近のエアコンなどの家電でよく見かける、クラスターイオンなる機能。
加湿器も兼ねているのと、通常のだと勝手に止まるようなので、ずっと加湿空気清浄で動き続けている。
ハウスダストやらを感知すると、通常、緑だかに光っているランプが赤くなる。そして、唸り声を上げては清浄機能を躍動させる。
そして落ち着くと、また緑に戻り、音は大人しくなる。
吸ってなくても、前を歩いただけで反応したりするので、見境がないようではある。
ついでに、動いていない状態で吸っていたら、これまた嫌がらせのようにつけられた。ジンケンシンガイである。
そんな些細な事ではなんとも思わないので、冗談である。
では、話を進めるとしよう。
日本人はとても清潔好きである、というのはよく聞く話である。
江戸時代に日本へやってきた外国人が、何かにつけ手を洗い、よく入浴するのを見て、「清潔にしすぎだ」と心配したとかいう話もあるそうだ。
恐らく、現代はさらに清潔になっているだろう。ある意味では。
先日、仕事の上司だったか、子供がノロウイルスにかかっただとか言っていた。最近でも、死者が出たと新しくないニュースが言っていた。
六年ほど前だろうか。騒ぎになった際、メイドへも指導がなされた。各階のリネン室を覗くと、その名残が拝める。
だが、特に何も起こらなかった。
インフルエンザなんかもそうだ。死ぬぞ死ぬぞと言っているが、菌が人を殺すのではなく、下手をうつやつだけが死んでいる。
スペイン風邪なんかも、当時の然る病院での治療(投薬などではない)の成果で、死者が出なかったという。0かは忘れたが。
インフルエンザつながりで、ワクチンに至っては、子宮頸がんワクチンに絞ってだが、ラヂヲでもやったし、某TV番組なんかでも、変な話が出ていたという。
まさかTVであのような話が流れるとは、隔世の感がある。いや、そこまで年季は入ってなかった。
詳しくは、ラヂヲのスポンサーでお馴染みの、フレンズ歯科クリニックさんの記事をご覧いただければと思う。
テレビで放映!ビルゲイツと人口削減
これこそまさに「下手をうつ」というやつだろう。逆立ちしても上手くはうてない。
一般に、アレルギーの原因は、アレルゲンがあって、それが体に侵入しては悪さを起こす、というのが言われている。
しかし、花粉症を例にとってもらいたい。昔よりわんさか木があったのに、ああいった症例で困った人がいなかった。
見つかったのも、第二次世界大戦後という。進駐したアメリカが日本人の体内に回虫がいるのに驚いて、駆除した後の世代ぐらいからだとか。
ノロもインフルエンザも、花粉と同じく、昔から元々あったものには違いない。身近にあったかというと違うかもしれないが、その話はこれまたフレンズ歯科さんが書いていた。
人間と共生する細菌と寄生虫
アレルギーをインフルエンザだとか、ノロに書き換えてみれば、何か見えてこないだろうか?
何も見えない?そりゃ、菌もウイルスもそういう物質も顕微鏡でないと見えないからだ(回虫は見えるが)。いや、違う。見えているけどそれは錯覚だ、という話でもない。
ノロウイルスもその類なのだろうが、夏に出るO-157というのがある。
集団食中毒が病院やら飲食店で起きては、騒ぎになる。まずは落ち着くのが、災害時のポイントであるが、措く。
ご存知だろうか。屋台で集団食中毒が出ないということを。
徹底的に洗浄や除菌を行った飲食店や、殺菌の権化たる病院では発生するのに、掃除も投げ遣りなところは全く起こってないという。
それは何ゆえか。
本来、菌や微生物の自然な状態はというと、独立した状態ではなく、他のものと、いわば共生や共存といった状態にある。
0-157なんかも、もともとは病原性などを有していたわけではなく、その共生状態が崩れたが故に、こういっていいのかしらないが、抑止力がなくなったが故に、人体内で暴れだしたと。
回虫の駆除が進むと、花粉症が出てきた。なんでもかんでも除菌、殺菌する空間に育つ子供が、自然にあったなら持ちようのない病気を持って生まれたり、後天的に得たりする。
単なる空気清浄機は、埃を取ったりするぐらいだったのだろうが、冒頭で紹介した、クラスターイオンなるものが、最近はよくある。
昔、彼女もどきだった、いやアザラシもどきだったか。いや、関係ない。その子の家に取り付けることになったエアコンにもついていた。十年近く前の話である。
アレルギー物質やら菌やらウイルスを殺すそうだ。アレルギー物質が菌と同じように生きているのかはワカランが、そうらしい。
さあ、お分かりだろう。
殺菌、除菌が進めば進むほど、人は蝕まれてきた。
菌類界に対するクラスター爆弾は、人類に福音など与えない。
病気とやらになれば、医者がまたクスリという名のリスクを熱心に背負わせてくれることだろう。
「さしあたっては、体内を清浄にいたしまして、症状を抑えて差し上げます」と。
クラスターイオンの空気清浄機で清浄にされた空気の中を生きるというのは、不毛の大地を孤独に歩いているようであろう。
空気は清浄にする必要などない。正常であればよい。
それが本当の清浄な空気である。
誰か空気「正常」機でも作れば儲かるのではないか?と思うが、そもそもいらない。窓を開けよ!
と、思ったのだが、地球全体に空気清浄機の如く、けしからんことを行う輩が空気を「清浄」にしている。
まだまだ正常ではなく、むしろ年々悪化させられているが、それでもまだ、正常に近いだろう。
正常な空気を取り込み、清浄な気分で年末年始をお過ごしいただきたいものである。では、また。