ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

相違

2010-06-08 | 雑記
この一週間ほど、これから正式サービスが始まる(予定ではこれの後日)ゲームのβテストに参加していた。
βってなんだカロテンか、などという話はさておくとして、広告だけでなく、この手のゲームでは珍しい
オフライン体験版なるものも触ってみたところ、自分が下手なせいもあるが、なかなか楽しめそうだと判断。

そして今に至る。しかし、一人でやって楽しいものでもない。楽しくはあるが、地道になる。

というわけで動画にしたり、普段顔を出すPSU組とアイオン組に誘いを直接かけてみたりした。

アイオン組について少し話をすると、今は自分を入れて三名。そして、アイオンにはいない。

ある日ログインすると、「アイオンがマンネリだからリネージュⅡにいこうぜ」と誘われた。
アイオンの大型アップデートは六月なので、それまでの繋ぎだという。

特に断る理由もく、アイオンの風景は堪能したので、別の所を見るのも悪くない。

リネージュⅡも、アイオンと同じくNCジャパンが運営するMMORPGで、高いグラフィックが評判だった。
無論、出た当時の話で、今の基準ではない。

3Dの作りが拙いせいか、妙な空間にぶつかって動かなくなったり、扉もない入り口にひっかかる。

これで三年ほど続いているのだから、世の中妙なものだと思ったが、人のことは言えないのでこの辺で。


さて、アイオン組の状況はこんな感じで推移しており、相変わらず自分のログインは実に不定期。


リネージュⅡやらアイオンの話をしたかったわけではないので、本筋に戻す。冒頭の話へ。

そのゲームは、公式のジャンル表記は「アクション アドベンチャー」となっていて
4GamerではアクションRPGと紹介されている。

引き金を引くのも銃口をどこに向けるのかも自身の判断次第で、それで当たったり当たらなかったりする。
FPSやTPSのごときアクションシューティングの趣があるのだが、アクションRPGというのなら
PSUにも通じるところがあるかな、と感じた。まったく同じではないが。
その点で興味を引いてくれるかと思ったが、よく考えたらPSUの皆はPSOに連なる世界が好きであって
ゲームがとことん面白いかどうか、は二の次のように見受けられる。
(PSUは面白い、というのを否定する気はないし、昔は自分もプレイ自体が楽しい時期もあった。
思い当たる人は気を悪くするかもしれないが、今回の主題ではないということで堪えて戴く。)
「オンラインゲームは一つでいい」とばっさり切られたので、まったく無視された次第だった。

とまあ、そういう予想があったので、想定の範囲を超えることはなかった。

さて、残ったほう。自分を入れて三人だから、相手は二人。

こっちも某かの予想は立ててはいたものの、片やアクションは苦手、片やレベリングの鬼。
前者のほうが興味をまったく持たない可能性を考えていたのだが、実は反対だったという結末。
前者もどこまでやりたいのかはわからないが、可愛らしい絵柄に興味を持ってはいたそうな。

後者はこう答えた。
「クリゲー(マウスでクリックする操作がメインのゲーム「クリックゲームの略」)がいい。簡単だから」

さて、ここで後者を揶揄する話に単純になるのかと思ったらそうは問屋が卸さなかった。


今日は娯楽、ここではほぼ中心の話題になっているゲームという娯楽について、少し見当をつけてみたい。



いきなりだが、パチンコの話をしてみよう。

玉がじゃんじゃん流れ込んでいって、いざ!ルーレット開始!演出でギリギリまで引きつけて結局はムダ。

パチンコでフィーバーがうれしいと思えるのは、上の嫌がらせのような演出を数多見せ付けられたから。

鬱屈した感情がフィーバーで解放されて、有頂天になってしまうと。これが快楽の理屈だといえる。

昔ジャンプでやっていた漫画「忍空」のTV版の主題歌が旨いことを歌っている。
「楽しいことでも毎日続いたら、それと気づかずに退屈と変わらないね」と。
鈴木結女は今頃どうしているのかと思ったら、主婦業に専念して、音楽活動は休止中だそうな。

余談はさておき、ゲームも同じだったりする。

難しいステージを何度もコンティニューしてようやくクリアして、というわけだ。
それ(何度もコンティニュー)ばっかりだったら嫌になって辞めることもあるが。

オンラインゲームなんかはその引き付け演出みたいな状況がずっと続くような気分ではある。
別にMMORPGとかいうものに限らず、オンライン対戦でストリートファイターⅣやってみたけど
誰と戦ってもまともな勝負にならない日が半月続いております、などというのも同じ状況だろう。

さて、我らがクリックゲーに話を戻すのだが、ゲームとはいうのだが、どちらかというとパチンコに近い。

最近のパチンコは凝ってるというか、画面に特定の演出が始まったらボタン連打、なんてあったり
有名な他メディアの素材を使って、その演出専用の動画を収録してあったりと、
人目を引くのに躍起にな・・・いやなんでもない。見てて楽しくはある。やったことはないが。

で、何がパチンコに近いのかというと、運任せ。運とはいっても内部の計算の産物だが。
そして、人を痴呆にしそうなほど単純な操作。ほんの少し手を捻るだけ。

操作についてはパチンコほど単純ではない、といわれそうだが、さもありなん。

大昔のDiabloという、PCで出ていたRPGも、マウスとキーボードでプレイするものなのだが、
移動するには画面の行きたいほうにポインタを持っていって左クリック。
敵を攻撃するにはこれまたポインタ合わせて左クリック。攻撃するごとにクリッククリック。
今はそれほどマウスを酷使することはない。なんせ、攻撃目標を定めたら自動で歩いていって
通常攻撃は自身のキャラか敵が倒れるまで放っておけば続く。

攻撃を避けるとか、狙いを定めるだとか、プレイヤーの工夫を入れる余地はほぼない。
別にDiabloにはあった、というわけではない。通時的な比較である。

MMORPGと呼ばれるゲームというのは、ファンタジーなどの世界を仮想に構築して
「その世界の住人の生活を追体験させる」という実は面白くなりにくいものだったりする。
冒険と呼ぶには余りにも地味である。これは幻想世界の日常生活と呼ぶべきである。
ああいうメリハリがあまりなさそうなダラダラとしたシステムがうってつけなのだといえる。

と、結局揶揄するような話になってしまった。ここまでで娯楽についての話は終わる。


マンネリで実際はパチンコと変わらないようなものを延々やるくらいなら、
大して変わらないが、帰結が自身の操作になるものをやったほうがいくらかマシだろうに、
と、思ったが、難しいパチンコなぞ誰もやらないのだった。では、また。

黙殺

2010-06-08 | 雑記
予想通りとはいえ、見事なまでにただ見られただけのようだったという。

はいはい、一人でがんばりますよこうなったら。前回に出したおまけの動画のゲームのことね。


さて、今週の休みは動画をがんばろうと思っていたので、早速作っていた。なんというか
夜勤明けでくたびれ、夕方から寝続けたために早朝に目が覚めたので、撮影まで朝から開始という。

あまりにも今回のチャプターで苦戦したため、不安にかられたのと先を見たいのもあり、
クリアまで続けてやってしまったことを白状する。やー、あれが実際の立場にいたら狂うね。

最後に関するヒントは、ゲーム冒頭にアイザックが見せられる、恋人が通信途絶前に送ってきたビデオ。

あまり、というか皆無だろうが、うちの動画で内容も追ってる人は、最後に近づいたら
また最初から見直して、何を言ってたか思い出すか、いっそのこと解説ページを見るのもいいだろう。
まったくこっちは内容をうまく伝えてないので、その辺は視聴者任せ。

では、新チャプター開始第一回目をどうぞ。

三十一日目



その不安に駆らせてくれた手ごわい敵は姿を現したものの、この時はまだ戦わない。
おっかなびっくり戦うのはこの次からになる。何度か驚いたり慌てたりで声も出ていたりする。
と、まだ出してないところを解説しても仕方がないので、次回を期待しない程度にお楽しみに。では、また。