咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

ドラマ「妻はくの一」・・・やるね

2013-04-23 22:47:15 | レビュー
 昨日、久しぶりの農作業でいい汗をかいた。相変わらずの雑草には泣かされっぱなし・・・とは、家内の弁。

 ところで、このブログでは、時代劇の事を何度も書いており恐縮である。時代劇ファンの当方としては、NHKが唯一キチンと制作してくれるので嬉しい限り・・・。

 いい時代劇とは、出演する役柄の人間が突拍子もない恰好をしていないこと、つまり、他局ではこれって時代劇なの、現代劇では・・・と、チャンポンの出で立ちの番組もあったから。

 また、夜のシーンなのに昼間に撮影しフィルターでカバーしているが、NHK制作の時代劇は、夜のシーンのロケは夜撮影している点がいい・・・最近のカメラの性能がいいこともあるが。また、時代劇にあった所作や立ち居振る舞いができていること、方言や昔言葉がキチンと使われているなど好感がもてる。

 と、いったところで、毎週金曜日には「妻はくの一」、土曜日には「大岡越前」、日曜日には大河ドラマ「八重の桜」が放送されているから嬉しくなる。

 もっとも「大岡越前」の方、次回は6月1日とのこと。おっと、木曜日には、以前放送のNHKBS時代劇「猿飛三世」が総合テレビにて再放送されている。

 さて、毎週金曜日放送の「妻はくの一」について、主人公は歌舞伎界のホープ、市川染五郎さんが演じる平戸藩士の雙星彦馬である。ところが、剣術はサッパリ・・・が、天文と航海術に長けている生真面目な武士を演じている。

 そして、その元妻は瀧本美織さん演じる織江、実は幕府隠密つまり忍びである。平戸藩を取り潰すための口実を探るため、幕府の隠密組織(お庭番)が送り込んだ「くの一」である。

 しかし、彦馬は平戸藩の重要人物でないと見極めた隠密組織が、織江を江戸に引き上げさせる。一方、彦馬は突然いなくなった妻を探すため江戸へ向かった。

 最終回まで、あと5話残されているが、結構楽しめる作品である。これは、シビアな時代劇と思いきや・・・ラブストーリーものとか。大河ドラマでは威厳のある孝明天皇を演じている市川染五郎さんであるが、今回の平戸藩士・雙星彦馬は風采の上がらない役柄ながらとても楽しそうに演じている・・・汚れ役のような場面もあったけど。

 一昨日、父・松本幸四郎さんを追ったBS朝日の番組をみて、染五郎さんや長男・金太郎さんたち歌舞伎一家を見ることもできたから、より親近感をもってこの時代劇を見入っている。

 一方、立ち回りや忍びとしての体力勝負のある織江役の瀧本美織さん、どうして、どうしてなかなかに上手い殺陣や立ち回りに・・・感心している。

 毎週、楽しみにしている番組のひとつである(夫)

[追 記]~第4回 あらすじ~
 長崎出島のオランダ商館一行が江戸にやってきた。シーボルトと面会する静山(田中泯)に同行を許された彦馬(市川染五郎)は、蒸気で動く船の存在を聞かされ異国への夢を膨らます。
 一方、彦馬が静山の信を得ていることを知った川村(和田聰宏)は、彦馬を取るに足らない存在と報告してきた織江(瀧本美織)に疑念を深める。そんな折、静山の屋敷に入り込んだ織江は下男に襲われるが、正体が露呈しないよう甘んじて受け入れた・・。


(出典:NHK公式HP 抜粋)

にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村

にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 行き場のなくなったクラレン... | トップ | 改めて凄い方であった・・・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

レビュー」カテゴリの最新記事