咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

ドラマ「忍びの家」

2024-02-23 22:26:35 | レビュー

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 ネットフリックスで去る15日(木)から配信された標記のドラマ。
 第1話の序章から第8話までのドラマ。
 「忍びの家」との題名だから、時代劇かなと思っているとこれが現代劇だった。
 徳川の伊賀者を束ねていた服部半蔵(本当は忍びではないけど)の末裔と北条に仕えていた風魔小太郎一族の末裔が、現代において争う物語。
 
 原案を考えたのは、賀来賢人さんらしい。
 
 服部家の末裔で当主の俵壮一(江口洋介)は、母・タキ(宮本信子)、妻・洋子(木村多江)、長男・晴(賀来賢人)、次男・岳(高良健吾)、長女・凪(蒔田彩珠)、三男・陸(番家天嵩)たちと普通に暮らしているように見えるが実は・・・。
 
 壮一は、表の顔として俵酒造の社長業で酒造会社を経営するも、裏家業を止めて普通の家族になりたいと裏の任務から遠のいており、経営は赤字で頼りの営業部長が早々に辞表を提出し退職してしまった。

 一方、晴は6年前の任務で優しさが出る失態を犯し、岳が殺められたことを後悔し忍びの任務から逃げようとしながら悶々とした日々を送っている。
 また、妹の凪は密かに忍びの技を楽しむかのように工芸美術品を盗み、数日後には返還するというお遊びをやっていた。
 祖母のタキは一見老婆風であるが、その忍びの技が時おり冴えわたり陸を再三驚かせる。
 ただ、壮一が普通の家族をと願っており、陸には忍びの家族であることを教えず、忍びの技の伝授も行っていない。
 そのため、陸は時おり自分は、皆とどこか違うと思い本当の兄姉ではないと思うこともある。

 国家機関に所属し忍びを操る男、浜島仁(田口トモロヲ)をトップに新人の沖正光(柄本時生)、実戦部隊の頭・久世浩作(嶋田久作)やその配下が闇を操る。
 浜島仁から、俵壮一らに任務が下される構図となっていた。

 一方、服部一族に敵対する風魔小太郎に山田孝之さん、その片腕のくノ一・あやめに仲万美さんが演じている。
 眉をそり落とした妖艶な忍びで、華麗なアクションをこなすことで注目の的になっている女優、本業はダンサーとのこと。
 
 豪華客船の乗船者などが殺害された事件を追って、浜島仁は俵壮一に調査任務を命令するが、壮一はかたくなに断り続ける。
 もはや、忍び稼業から引退し普通の生活がしたいと・・・。
 その妻・洋子が時おり万引きをしており、その行為を浜島に見つけられ捕まるが、当該調査を引き受けるなら、警察に引き渡さないと言いくるめる。
 洋子は、夫に内密に調査を決行。

 一方、肉食を禁じられている晴は、牛丼屋に通いそこで雑誌記者の伊藤可憐(吉岡里帆)と出会い、忍びとしての秘密を守るため禁じられている恋に走るようになる。
 
 主演の賀来賢人さんをはじめ、それぞれが忍びの技を披露するなど多彩なアクションが毎回見られる。
 多少、中だるみもあるけど、第8話まで次々と見入ってしまう魔力が秘められている。(笑)
 ついつい見たくなって、引き込まれてしまう。
 
 三男の子役で陸を演じている番家天嵩くん、中段以降の忍びの技を祖母から伝授される中で見せたバク転には驚かされた。
 何でも特技は、バク転、逆立ち、レスリングとか。
 5人きょうだいの3番目で兄・姉・妹・弟がいるとか、5人そろって東海ジュニアレスリングクラブに所属しているとのこと。

 この子役の天嵩くんが可愛い存在だった。
 第6話以降に驚きの展開も隠されており、忍びの話として楽しく見せられた。
 続編ができるのでは・・・と、思われる。(夫)


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