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昨日、テレビを見ていたら、春闘のベースアップの話題であった。
ベースアップ部分をどのように使われますかとの記者質問。
すると、ある男性社員の方、思った以上のベースアップに喜び「孫がいるので何か買ってあげたい」と発言。
この発言を見ていた我が家、未だに身内に敬語を話す人がいることに大きな違和感を覚えた。
身内に「○○してあげたい」との発言については、随分前にもブログに記載。
新聞などにも投稿したこともある。
中には、「息子に、あるいは娘に○○していただいたので、お返しに○○してあげたい」などと、2度にわたり敬語を使うバカ親もいる。
そのようにして育てた子供は、恐らく我がままに育てられることであろう。
長い人生の中で挫折を味わった場合、思わぬとんでもないことをしでかすこともあろう。
あるいは、1度の挫折で立ち上がれなくなり、心身症になることも・・・。
一方、料理番組を見ていると、妙なところで妙な違和感のある敬語を使っている先生と呼ばれる調理師もいる。
「フライパンに○○を入れてあげます」など・・と。
また、ペット好きな人が、ペットに対しても「お肉を食べさせてあげる」とか、「お散歩をしてあげる」などと云う人もいる。
これにもあいた口が塞がらない。
日本語の基本的な使い方ができない、身内と他人の区別のできない言葉づかい。
身内を立てるような敬語。
テレビ画面でタレントなども同じような敬語を使うこともあり、これが正しいのかと錯覚して使う人も出ているのであろうか。
テレビの影響ということか。
いずれにしても、日本語の基本的な教育が、学校なり、家庭なりでキチンとできていないことに問題がありそうである。
常識外れの事件が多すぎる昨今、日本人としての基本教育の必要性にたどり着くと思うことは飛躍であろうか。
やはり、日本そのものがどこか狂ってきているのかも知れない。(咲・夫)
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