咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

映画「イップ・マン 完結」(2019)

2021-08-24 21:44:15 | レビュー

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 長雨もあってDVDの映画をレンタルすることが多くなっている。
 先月来、20本くらいの映画を観たと思う。
 何回も観たいもの、まずまずのもの、がっかりしたもの・・・多彩である。
 
 一昨日レンタルの1本、『イップ・マン 完結』(主演:ドニー・イェン)は、思わず面白くていい映画と思ってしまった。
 イップ・マンとは、中国武術の伝説的な達人。
 かの有名な早逝した映画俳優で武術家のブルース・リーの師匠でもある。

 イップ・マンの映画としては、かなり前に「グランドマスター」(主演:トニー・レオン)を観て感激したことを覚えている。
 
 今回の「イップ・マン 完結」は、ドニー・イェン主演作のシリーズものの最終話だったらしい。
 ドニー・イェンについては、「孫文の義士団」と云う映画を観て、はじめて知りえた俳優さんだった。
 凄いアクションをする俳優、ジャッキー・チェンとは一味違った役者と思い、ファンの一人となったものである。
 
 ヴィン・ディーゼル主演作の「トリプルX」や「トリプルX再起動」でも観ていた。
 
 さらにコミカルな映画、「燃えよデブゴンTOKYO MISSION」にも主演しており、つい最近レンタルし楽しく観たものである。

 いずれにしても、一昨日レンタルの「イップ・マン 完結」は、とに角面白く楽しい映画だった。
 楽しみの一つには、ブルース・リーにそっくりの俳優が、師匠のイップ・マンを米国に招待し武術大会において、成長している姿を見せるシーン。
 さらにこの大会をコケにする空手家たちが、ブルース・リーに難癖をつけて叩きのめそうとするシーン。
 本物のブルース・リーが降臨したかのような演技と武術、思わず見入ってしまった。
 
 一方、中国武術を馬鹿にする米軍海兵隊、海兵隊員を指導する空手家たちが、中国武術をコケにして中華街に戦いを挑んでくる。
 様々な流派の中国武術の師匠たちが倒れる中、ついにイップ・マンが首謀者の空手家と対峙し、勝利を収める。
 
 米軍基地内にて、海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)との戦いは見事である。
 見ごたえたっぷり・・・。
 
 当時の米国における中国移民の苦悩も描かれるが、日系人が味わってきたものと同様なことなのであろう。

 いずれにしても、面白く観ることが出来たもので、ドニー・イェン主演のこの映画の最初からレンタルして観ようと思った。(夫)

(出典:映画com 抜粋)

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