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一昨夜、ザ・シネマで放送された米国映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。(原題:Catch me if you can)
実に軽妙なタッチで描かれており、とても面白く主演の2人に拍手を送りたい。
さらに、監督がスティーヴン・スピルバーグだから最高に仕上がっていた。
この映画は実際にあったことを題材にした実録映画らしい。
16歳のフランク・W・アバグネイル(レオナルド・ディカプリオ)は、ある日大好きな両親が離婚をすると知り、大きなショックを受けてそのまま家出をする。
日々の生活のため、偽造小切手の詐欺を思いつく。
当然ながらうまくいかない。
ある時パイロットやスチュワーデス一行が、市民にとても尊敬され歓迎されている様子を垣間見る。
そこで、思いついたのが大手航空会社のパイロットに成りすました偽造小切手詐欺だった。
なんと、これがものの見事に成功。
これに味を占めたフランクは、偽造小切手詐欺を繰り返し巨額の資金を手中に収める。
さらにエスカレートしたフランクは、医師・弁護士などにも次々と化けて詐欺を繰り返す。
一方、一連の小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)は、徐々に犯人を絞り込み逮捕へと迫る。
ところが、まさに原題の通り「Catch me if you can」、犯人のフランクを逃してしまう。
「捕らえられるものなら、捕らえてみろ」・・・と。
フランクが大胆にもFBI捜査官カールを翻弄。
映画の後段、ついに逮捕されるフランク。
少年であるが、あまりにも巨額な詐欺事件のため刑務所送りとなる。
すると、多くの小切手詐欺やそのほかの詐欺事件を捜査していたカールは、刑務所にフランクを訪ねる。
ある小切手が偽物か本物かなど、見分けるようフランクに見せる。
立ちどころにこれを偽物と見破る。
小切手事態は本物であるが、部分的に改ざんしてあると事細かに説明。
再び別の何枚かの小切手を持参し、上司と共にフランクに面会。
すると、その小切手についても素早く鑑定する。
これを機に刑期を終えるまでFBIの監視のもと、金融関係を捜査する部署で働くように融通が付けられた。
その後、フランクはFBIに協力し、あらゆる詐欺事件の鑑定を行うとか。
そして、現在でもFBIに協力しており、さらに小切手類などの偽造防止の方法を作り上げ、大手の銀行の数行がその手法を採用しフランクに大金を払っているとか。
また、フランクとカールの友人関係が未だに続いているなど、エンディングにテロップが流れていた。
日本ではとても考えられないような展開、刑期中途の犯罪者をそのまま捜査部門で雇用するとは・・・。
合理的に物事を処理する米国なら、なのであろう。
しかし、これが功を奏して結果は、「事実は小説よりも奇なり」となっている。
題材もよくて、軽妙なタッチに描かれたこの映画、さすがスティーヴン・スピルバーグ監督の手腕によるものと思った。
面白い。(夫)
[追 記1]~解 説~
60年代に実在した天才少年詐欺師と、彼を追うFBI捜査官の姿を軽快なタッチで描いたドラマ。ハリウッドのトップスター、レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスがダブル主演。
[追 記2]~あらすじ~
1963年、NY州ブロンクスヴィル。16歳のフランク・W・アバグネイルは、両親の離婚にショックを受け、家を飛び出してしまう。そして、生活のため偽装小切手の詐欺を思い立つ。はじめはうまくいかなかったものの、偶然手に入れたパイロットの制服を着ると、誰もがもののみごとに騙された。味をしめたフランクは、偽装を繰り返し大儲けする。しかし、詐欺事件を捜査するハランティが、徐々に彼に迫っていき・・・。
(出典:ザシネマ 公式HP 抜粋)
(出典:ザシネマ 公式HP 抜粋)
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