咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

民主党新代表に・・・野田佳彦財務相

2011-08-30 22:24:00 | 報道・ニュース
 29日、居座り続けた市民運動派の菅直人首相の後を受けた民主党代表選挙が行われ、最終的には5人の立候補者があったが、決選投票の末に野田佳彦財務相が新代表に選出された。

 立候補の顔ぶれは、次のとおりであった・・・。
 決選投票に残った野田佳彦財務相(54)、海江田万里経済産業相(62)のほかに前原誠司前外相(49)、馬淵澄夫前国土交通相(51)、鹿野道彦農相(69)が立候補。

 いずれも“帯に短し襷(たすき)に長し”と言った顔ぶれであるが、各陣営では戦前に党内最大の小沢一郎グループの票取り込みに、恥も外聞もない小沢詣でを行っていた。

 議員を辞めるとまで言った鳩山由紀夫元首相と小沢一郎元代表からの支持を取り付けた海江田氏が優位に立っていた。ところが、決選投票では小沢氏の影響力を嫌う中間派などが野田氏側に投票したことで、1回目の投票結果を逆転して野田氏が過半数を得て新代表に選出された。

 これにより、小沢氏は代表戦・・・3連敗

 蚊帳の外である国民の側からすると民主党内部のゴタゴタの中での代表戦であり、その代表戦に党員資格停止処分を受けている小沢氏が、党代表選に大きく関わろうとすること自体不可思議なことであり、古い体質の政治そのものである。

 とりあえずは、海江田氏が新代表にならなかったことで、権力の二重構造は避けられると思われるが、まだまだ、野田新代表(新首相誕生)による党内人事や内閣組閣などに首を突っ込まれる恐れもあり油断のならないところではある。

 ところで、民主党は野党時代から政権のタライ回しを止めて、国民に信を問うべきであるなどと常々言ってきた。しかし、今回の代表選は次期首相を選出する実質的な選挙であり、今回で3人目、3回目である・・・それこそ、常々批判してきた「政権のタライ回し」に他ならない。


 さて、本日の衆院本会議で、野田民主党新代表が、第95代、62人目の首相に指名されることは間違いないことである。

 期限を区切った与野党の大同団結により、震災復興を最優先する政策をスピーディーに打ち出し、実行に移してもらいたいものである・・・この震災地域は、短い秋が終わると厳しい冬が直ちにやって来る。

 そして、なによりも早い時期に内閣を解散し、国民に信を問うべき決断を新首相にはやってもらいたい。

 この2年間、政権を担当した民主党により国政の停滞、国益の損出など多くの問題を残したことに対する国民の怒りは止むことはない。そのためにも「国民に信を問うべき決断」こそが望まれている・・・野田新首相には

 そうあるべきと思っている。(咲・夫)


[追 記1]
 民主党は29日、菅直人首相の後継代表を決める代表選挙を行い、野田佳彦財務相(54)が海江田万里経済産業相(62)との決選投票の末、新代表に選出された。野田氏はただちに党役員人事に着手し、30日の衆院本会議で第95代、62人目の首相に指名される。
 得票数は野田氏215票、海江田氏177票。投票総数は395、有効投票数は392で無効票は3だった。
 野田氏、海江田氏のほか前原誠司前外相(49)、馬淵澄夫前国土交通相(51)、鹿野道彦農相(69)の計5人が立候補した代表選は、1回目の投票でいずれの候補も過半数に達せず、野田氏と海江田氏による決選投票となった。

 1回目の得票数は前原氏74票、馬淵氏24票、海江田氏143票、野田氏102票、鹿野氏52票。有効投票数は395、無効票は0だった。
 海江田氏は約120人の党内最大勢力を率いる小沢氏や、鳩山由紀夫前首相の全面的な支持を受け、1回目の投票では最多の票を集めた。しかし、野田氏が、海江田氏を通じた小沢氏の影響力維持を懸念する中間派の支持を集め、決選投票では海江田氏の票を上回った
(出典:Yahooニュース 抜粋 8/29)


[追 記2]
 国会は、30日午後、衆参両院の本会議で総理大臣指名選挙が行われ、第95代の総理大臣に民主党新代表の野田佳彦氏を選出しました。

 菅内閣は、午前10時からの閣議で閣僚の辞表を取りまとめて総辞職を決定し、去年6月に発足した菅内閣は、およそ1年3か月で幕を閉じることになりました。これを受けて、午後1時から衆議院本会議が開かれ、総理大臣指名選挙が行われました。そして、記名投票の結果、民主党の野田佳彦新代表が308票、自民党の谷垣総裁が118票、公明党の山口代表が21票、共産党の志位委員長が9票、社民党の福島党首が6票、みんなの党の渡辺代表が5票、たちあがれ日本の平沼代表が4票、それに、小沢一郎氏、海江田万里氏、鳩山邦夫氏、横粂勝仁氏がそれぞれ1票、無効票が1票で、民主党の野田新代表が総理大臣に指名されました。
 
 一方、午後1時半から開かれた参議院本会議でも総理大臣指名選挙が行われ、民主党の野田新代表が110票、自民党の谷垣総裁が85票、公明党の山口代表が19票、みんなの党の渡辺代表が11票、共産党の志位委員長が6票、社民党の福島党首が5票、たちあがれ日本の平沼代表が3票、それに、新党改革の舛添代表が2票で、過半数を獲得した人物がいなかったため、上位2人による決選投票が行われました。その結果、民主党の野田新代表が110票、自民党の谷垣総裁が107票、白票が24票で、民主党の野田新代表が第95代総理大臣に選出されました。
(出典:NHK公式HP 抜粋)

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