毎年12月14日は、討ち入り・・・ではなくて、
しんちゃんの所では、この日が「ほんこさん」です。
ところで、「ほんこさん」って???
浄土真宗の報恩講のことで、金沢では「ほんこさん」と呼ばれています。
お寺さんは、10月ごろから檀家の家を一軒一軒周り、お勤めをします。
しんちゃんの家は昔から毎年12月14日と決まっています。
ほんこさん(報恩講)は浄土真宗の開祖、親鸞聖人が入滅した
11月に行う法要で、浄土真宗の中では最も重要な行事です。
石川県は真宗大国ともいわれ、金沢の人々は報恩講を
「ほんこさん」と親しみを込めて呼びます。
仏壇を磨き、お花をたて、おぼくさん
(=御仏供さん・・・仏前に御供えするごはん)、
赤ろうそく、おもちを供え、お寺さんをお迎えします。
「ほんこさん」が終わると、ようやく年末が訪れる感じです。