お茶のあずま園-しんちゃん-ここだけの話ねんけど・・・

自家焙煎の美味しい加賀棒茶「加賀棒ほうじ茶」を追求する、お茶のあずま園、店主、東信一の四方山話。全国の産地直送茶もOK。

昨日の参議院選挙、投票管理者の仕事、無事終了!

2010年07月12日 10時59分48秒 | お茶屋
昨日(11日)の参議院議員選挙・・・・、終りましたね。
しんちゃんは、今回初めて、投票所の投票管理者になり、
朝5時半~夜9時半まで、投票所の管理責任者として
長丁場を務めました。

投票管理者は、この投票所の全責任者となり責任重大で
緊張しましたが、市役所から来られた、管理者の職務代務者の
方に教えてもらいながら、なんとか無地に終了しました。

投票所の朝は、6時半に、市役所の人3人と、地域の立会人2人の
6人で、資料により、作業分担の確認をし、会場を点検確認し、
7時の時報を合図に、投票所の「開場宣言」をします。

開場後、最初の投票者に、投票箱の中を開いて「中に何も入っていない」
ことを立会人と共に確認し、蓋を閉めて、しんちゃんと、立会人と、それぞれ
別の鍵を掛け、鍵は別々に持ちます。
最初の投票者には、投票箱に何も入っていなかったことの確認報告書に
サインをしていただき、初めて最初の投票となります。

あとは、13時間に及ぶ投票時間の間、テレビ&ラジオは無し、
新聞などを読むことも禁止。
トイレや、昼食以外は、会場から出てはいけないので、
ひたすら有権者の投票にトラブルが無いか、視線を凝らしています。
まあ、有権者が途絶えた時間帯は、立会人の地域の人たちと、
少しは雑談はできますが・・・。

そして、夜8時になると、朝と同様、時報を合図に、しんちゃんが
「閉場宣言」をし、会場を閉めます。

すぐ、投票口の蓋をし、朝と同様、しんちゃんと立会人とで、
別々の鍵を掛け、それぞれがキーを持ちます。
投票箱を開票所までタクシーで運ぶのですが、
しんちゃんと立会人の一人(それぞれ、投票箱の鍵を持っています)、
そして市役所からの職務代務者の3人で、中央開票所まで行きます。

中央開票所は、市内84箇所からの投票箱を持ってきたタクシーで
ごった返していました。
タクシーが着くと、選管の人が素早く投票箱を開票会場まで駆け足で運び、
私たちもその後に走ってついていきます。
報道機関も沢山集まっていて、会場は人人人。

会場では、投票箱の引渡しと二人に分けて持ってきた鍵を渡し、
報告資料一式を受け付けてもらって、やっと職務完了となります。
あとは、タクシーで元の投票所まで送ってもらい、自宅に帰ったのは、
午後9時半ごろとなりました。
無事投票所の運営がトラブルも無く終了し、緊張でぐったり疲れた1日でしたが、
貴重な体験の日となりました。
(会場の写真は撮れませんので、残念ですが、会場風景は土曜日のブログを見てください)

今回の経験で、気になったのは、
投票締め切りの8時過ぎると、
報道が一斉に、
「まだ開票は始っていませんが、・・・放送の出口調査により、
〇〇候補の当選が確実となりました!」
と放送されていたことです。
そして、当確の候補者の喜びの声を流していました。

しんちゃん達は、必死になって会場を閉め、皆さんの大切な一票の投票箱を
タクシーに乗せて開票所に向かう時に、このニュースが
流れていて、
「えっ、まだ投票箱を持って開票所に向かっているところが殆どなのに!、
しかも、金沢は、午後9時15分から開票開始なのに、
早、当選確実なんか出して・・・私たちの持っている投票箱はいったい何なんだ!」
「まだ何処も開票していない状態では、これから開票作業に関わる人たちとしては、
何か力抜けみたいな感じ」
「開票前から当確が出たんじゃ、開票作業は、単なる得票数の確定だけみたい」
「そうだよね、開票が始まり、選管から公式発表があるまでは、
いくら、統計的に当確であっても、
--出口調査では、〇〇候補が優勢の状況です--程度に
留めた報道が良いんだろうな」
「報道各社が競って当確を出したい行動だろうけど、ちょっと行き過ぎ」

しんちゃんが初めての投票管理者として、経験させてもらった感想です。
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