農水省の取組みである、減反政策により、
しんちゃんのところも、JAより休耕田の割り当て
があります。
しんちゃんは、作ったお米をJAには供出せず、
予約された全国の個人にお分けしておりますが、
一応耕作農家ですので、減反はしなければ
なりません。
ところが、減反政策は、「米を作らないで、休耕」にすれば
認められるので、ほとんどの農家は、「どうせ作らなくても
良いのであれば、不便な手数のかかる山間部の田圃」を
休耕田に登録します。
これが、山間部の田圃が荒れる原因となっています。
山間部の田圃は、美味しい米がとれるので、
手数は平地の倍ほど手数がかかりますが、
本当は作れるだけ耕作して、ほしい方に販売できれば
作るほうも、買うほうも、良いのです。
JAに供出すると、政府買入価格ですので、結構安価
となってきておりますので。
よって、山間部の農家は、耕作面積も少ないことから、
JAには供出せず、自前で全国の個人に販売する方が
高く売れるし、購入するお客様は、逆に生産者の見える
美味しいお米を安く購入できることから、
自前販売がすこしづつ増加しているようです。
一方、山間部の休耕田は放っておけば、雑草の山になります。
しんちゃんの休耕田も、雑草の山になりましたので、
面積は350歩(350坪:約1,000㎡)ほどですが、
草の山を見て、これでは、何処までが田圃か分からなくなっており、
独りでは、ちょっと重労働ですので、
今日は、弟にお願いして、二人で、草刈機2台で
刈取ることにしました。
おりしも、梅雨入りで蒸しているのに、気温は真夏日の30度
にもなり、朝早くから作業開始したのですが、
二人で、4時間も掛かり、終わったのが、お昼近く!
暑さも相まって、もうへとへと、ぐったりでした。
このまま放っておくと、数年の内に木が生えてきて
山に戻ってしまいますし、もう耕作田にま戻せなくなります。
しばらく耕作予定はないのですが、持ち主としては、
草刈だけでも世話をして、保全して行かなければ!
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