黄金のシンボル金箔は、金沢で98%が製造されています。
市内には、金箔工芸品の製造メーカーがたくさんあります。
先日、その内の一つのメーカーから、
「金箔を浮かべたコーヒーのように、
加賀棒ほうじ茶に金箔を浮かべた商品を開発できないだろうか?」
との依頼を受けました。
食用の金箔は、コーヒーやケーキなどアクセントに良く使われています。
以前からも、金箔とお茶の組合せはいろいろとありましたが、
お茶に混ぜると、キュースから金箔が出てきません。
融かして頂く粉末茶や昆布茶などでは、
今までも金箔入りの商品があるのですが、
キュースで淹れる美味しい日本茶には、まだ殆ど出ていません。
たまに似たような商品を見ると、
金箔を細かい粉末にして、
キュースから少しでも金箔が出てくるようにしていますが、
思ったほど出てこないのが実情のようです。
また、お茶は、コーヒーのように、
後から砂糖やミルクを入れる風習はないので、
後から金箔を入れるのもちょっと面倒です。
(本当は、この方式が一番なのですが・・・)
しばらく時間をいただくことをご理解いただき、
女将と二人で悩むことにしました。
いくつかアイデアを、「あ~でもない、こ~でもない」と言い合っていましたが、
とりあえず、いろいろ実際に試してみてから次を考えることにしました。
はたして、本当に商品開発が出来るのかな?
しばらく、頭を柔らかくして悩むのも良いでしょう。