ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

「実現する」と「追求する」

2011年09月30日 00時00分29秒 | 2種分ねーさん
じつげん【実現】

計画・期待などが現実のものになること。
また、現実のものとすること。


ついきゅう【追求】

目的を達するまでどこまでも追い求めること。追尋。ついく。




世の中って、追求することを忘れさせられていたこの20年かもしれませんよ。
何かを追求しているようでいて、何でも「即、実現させること!」っていうようなことの連続だったような・・・。

目標立てるだけで、目的がなかったってことかもね。


技術者ひとつ取っても、案外、「追求」ってことをすっかり忘れてるというか、最初から気にもしてない人が育っちゃっていそうな気もする。
なんでも「即実現!」のほうに意識が傾くと(そうならざるをえなかったにせよ)、考え抜いたり、追い求めたりしてるようでいて、実は「早く実現させるにはどうしたら良いか?」っていう手抜き計算のほうを活発にしてそうよね。

今日突かれたお言葉・その685

2011年09月29日 23時41分57秒 | 突言葉ねーさん
世界はすべてお芝居だ。男と女、とりどりに、すべて役者にすぎぬのだ。


シェイクスピア『お気に召すまま』より。



お芝居なら愉快で楽しいが、お芝居じゃなくて単に演技してるだけなんだも~~~ん。
これじゃ、つまんないわ、ダサイわ、粋じゃないわ、、、っつうの。

こんな世界じゃ、シェイクスピアもあの世で泣いてるだろう。
芝居するってさぁ、その筋書きを読めてなきゃダメでしょう。

今って、筋書きを読んでるんじゃなくて、セリフだけ暗記して覚えて、それっぽい感情を作り込んで表現してるだけみたいな、そういう感じがしませんかねぇ。


特に2000年を超えてからは益々ヒドイ感じがする。
それも若者間が特にね。
勘のいい(筋書きが読めちゃう)子は逆に「これじゃ○芝居(×演技)ができん!」って感じが見て取れて、異端児みたいなことになってる風なね。
そこが見抜けなくてわからない大人ってのも結局、演技は相当でも(オェェェ)、芝居が出来ない(筋書きを考えようとしないっていうか)大人なわけ。


これ、別に舞台とかドラマのことだけを言ってるんじゃなくて、日常のことね。

「筋のいい金」なのか?

2011年09月29日 16時23分30秒 | 考えるねーさん
「筋のいい」ってのは、やっぱり「汚いルート」とか「黒いルート」では無いってことも言えるんでしょうけども、そんなのって、筋を辿り辿れば、どっちかの粉はかかっちゃってる可能性は否めない。


あぁ、そうでしょうよ。
どんなにクリーンに演出して見せてる大企業みたいなところだって、そうでしょう。
昨今なんか、やたらめったら「コンプライアンス」を前面に出したところのほうが、相当(イメージ的に)クリーンに見せてたって、相当○黒かったり(△汚かったり)、あやしいくらいだわい。


最近こう、社会に出て24年の、いろ~~~~~ぉぉぉぉぉんなことを総括してる中で、「筋のいい」ってのは「私欲だけにまみれてない」ってことなんじゃないのかな・・・と思ってる。


そのお金に「関わってきたみんなの労働(意思っていうか)の汗」が浸みてるか?


ってところはやっぱり大事だと思うし、それこそが「筋がいい金」って言えるんじゃないだろうかと考える。



余談

金八シリーズ2の金八のセリフにこういうのがあったっけ。(最終回)

「銀行員になる者がいたらば、お札に染み込んだ「人達のこの汗の匂い」を、どうぞ、気づいて下さい、ね。」

ってさ。



そのお金が「一個人が金から金を生んだだけ」の金で、そんなような○俺様(×殿様)が、思いつきで何か花火を打ち上げたくなって、適当に人に声をかけて、何かやったとしても、そこにはやっぱり労働の汗は浸みない。浸みないのさ。

浸みていくのは、汗よりも、欲の跡っていうか?

そういうところに悪い一筋の筋が出来ていっちゃったりするのさ。
私欲が絡むからね。



今日突かれたお言葉・その684

2011年09月29日 00時51分54秒 | 突言葉ねーさん
「このカネが筋のいい金か、悪い金かくらい、差し出す男の顔を見て瞬時にわからんようでは、政治家とは言えんよ。」


三木元総理が海部元総理におくった一言。



顔って見てないとねぇ・・・、やっぱり。
特に目。

んで、特に気を抜いてるときを見計らって観察・・・みたいな。



三木武夫と検索していく中で「バルカン政治家」と検索され・・・


バルカン政治家(せいじか)

その時々の状況変化に応じ、敵味方を目まぐるしく変えていく政治家。
もしくは他国との関係を国際関係事態変化に応じて目まぐるしく敵対・同盟に変化させる外交政策を推し進めようと図る傾向の強い政治家の事。
また、特に政治の場ではなくても、比喩(例:「まるでバルカン政治家の様だ」)で使われるケースもある。


つかさぁ、敵味方をめまぐるしく変えていくっていう言い方をすると、「人物も見ずに、事ありき(←私欲)」な風にも取れるけども、人物の真を見抜く洞察力のある人はこういう世渡りになるよねぇ。(何だろうか、事の危機感を感じて・・・っていうか。)
特に政治の中じゃさぁ、仕方ない感じもするけども。

最近じゃ、バルカン気取りの菅とかいう揶揄のされ方してますけど、質が違うんだろうと想像。
こちらは「自分の(存続の)危機を感じて・・・」が強かったり?


「オッチョコチョイ」と「スットコドッコイ」

2011年09月29日 00時28分53秒 | 2種分ねーさん
おっちょこちょい

落ち着いて考えないで、軽々しく行動すること。
また、そのさまや、そういう人。



すっとこどっこい

馬鹿囃子(ばかばやし)の囃子詞。
相手をののしるときの語。馬鹿野郎。




あぁ、こういう違いかぁ。(と、改めて気がつく。)

落ち着いて考えてはいるようなんだけど、軽々しい行動をしちゃう人ってどうなるんだろうかね。
あぁ落ち着いて考えてる様子は考えてるってより「あれこれそれ」を計算しまくってるってヤツなのかもなぁ。



かるがるしい【軽軽しい】

1 よく考えずに物事をするさま。軽率である。
2 粗末なさま。重々しさがない。