『この世界の片隅に』を観ました。

　昭和１９年、１８歳の少女・すず（声：のん）は生まれ故郷の広島市江波を離れ、日本一の軍港のある街・呉に嫁いできた。戦争が進み様々な物が不足していく中、すずは工夫をこらして食事を作っていく。やがて日本海軍の根拠地であるため呉は何度も空襲に遭い、いつも庭先から眺めていた軍艦が燃え、街は破壊され灰燼に帰していく。すずが大切に思っていた身近なものたちが奪われていくが、日々の営みは続く。そして昭和２０年の夏を迎え……。
（ＭｏｖｉｅＷａｌｋｅｒより）（公式サイト）

　こうの史代の同名漫画をアニメ映画化した作品です。昨年１１月に公開されたときは上映館が少なかったんですが、口コミ、そしてＴＶなどで取り上げてどんどんと広がって、未だに上映劇場が増え続けているという作品です。
ずーーーっと見たかったのですが、やっと近所の劇場で公開されたので、早速チェックしました
最初に目に飛び込んだ「絵」・・・最近見たアニメが比較的「硬質」のものが多かっただけに、この柔らかい印象の絵、ほんわかしますねぇ
オープニングの曲も独特に・・・ほんわか
そして、その「ほんわか」は、すずと、その家族にも言えますね
（兄ちゃんは厳しそうだけど）父母も暖かさが伝わってきますし、毎日、笑顔が絶えない家族です
そんな幸せな日々、一つ一つの何でもないシーンで、クスクス笑えたりして、見ているこっちも幸せな気分になります。
そんなすずが、呉に嫁ぎますが、ここでも「すず節」は健在ですね。嫁ぎ先もいい家族ですし、いい旦那さんですよ
途中出戻りしてくるお姉さんは、ややきついですが、よくある「嫁イジメ」ではない、後々には分かりますが、彼女にも色々とあって・・ね。
その呉での幸せな生活、軍艦を遠目に眺める景色にも、少しずつ「戦争」という事実が忍び寄ってきます。
途中途中、急に大きな爆発音がしたり、爆撃機が上空を飛来するシーンは、少ないなれど、やはり怖い・・・
広島の「運命の日」の描き方も、直接でないのに、言葉無くしますね・・・
ここから、過去の戦争を描いた作品ですと、悲しいシーンが畳みかけられ、立ち直れなくなり・・・くらーーーいエンディングになる・・・というのが多いですよね。
この作品も、確かに、この戦争により、貧しくなり、大切な人が亡くなり、それが発端で幸せだった家族に、無数の影が差しこんできます
でも、そんな絶望の中でも、立ち直り、修復し、そして「絆」を強める・・・そんなシーンを、終盤沢山見せてくれました。
つないでいた右手が離れて、そして無くなっても、またその右腕に新しい絆がくっついていく・・・
最後もあくまで「暖かい」「ほんわか」したシーンで終わる・・・あんなに周りが変わったのに、変わらないこの雰囲気で終わる・・・ジーンときました
ちゅうことで、のんちゃんの声優としての才能も凄い・・・で８５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

５０の日、なんて日だ！

　一昨日から、洗濯機の調子が悪い
どっかから水が漏れているらしく、洗濯は可能だけど、床が水浸し
なので、昨日は夜に、カミさんと、洗濯機を移動し、床の水をふき取り乾かした。
加えて、洗濯機を分かる範囲で分解して確認したところ、下部の再生水のチューブらしきものが外れているのに気付いた
なので、そのチューブをしっかり取り付けて、様子を見ることにした。
で、今日２／７の朝。
まずは、洗濯機を恐る恐る起動してみたが・・・・直った
床も乾いたので、元の位置に戻して、一件落着
業者呼んだら、点検と修理だけで、ウン千円は取られてしまうから、良かったなぁ
朝から疲れたなぁ・・・と朝ご飯を食べていたら・・・
起きてきたＫの体調が・・・
昨日から微熱はあったけど、３９°近くあるみたい
で、カミさんは仕事が休めない日だったので、俺が代わりに休んで、Ｋを病院に連れて行くことにした。
ということで、今日は会社を休んだ。
いちおう、今日、俺、誕生日なんだけどね・・・
一応、家族みんなから言葉はもらったものの、こんな雰囲気ではお祝いどころではなく、一日淡々と過ごした。
Ｋはインフルで無かったのは良かったものの、中学生活で続いていた皆勤賞が途絶えてしまい、ゲンナリしていた
ま、５０のお祝いは、週末までとっておこうかね

ダブチ、テリやきおめでとう！

　昨日とは一転、今日はイマイチな天気の日曜日
昨日はちょっと飲み過ぎたみたい・・・カミさんに「イビキうるさい」と叱られてしまった
朝はいつものお買い物＆マック
マックでは、先日までやっていた「ハンパーガー総選挙」の結果が出たということで・・・
トップ当選したバーガーの公約期間なんで、そちらを頼んでみた。

いつものバーガーに加えて、金色のシールが貼ってあった
俺は、やはりダブチの公約商品、「トリチ」を食してみた。

見た目も、食べた感想も、とにかく「ボリューミー」
ビックマックとは違った満足感・・・朝から食べ過ぎました
一方、カミさんは、テリやきの公約商品、「ダブルテリやき」だって

こちらも、ボリュームあるわぁ・・・ついでに、テリやき特有の「手のよごれ」もダブルになっちゃってる
両バーガーおめでとう
俺が投票したフィレオフィッシュの公約商品「ダブルフィレオ」は次回までお預けかな

『暗殺教室 卒業編』を観ました。

　１年後の地球破壊を宣言するも、なぜか椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス３年Ｅ組の担任教師となった謎のタコ型超生物・通称殺せんせー。潮田渚ほか３年Ｅ組の生徒たちは地球を救うため、マッハ２０の超速度で動き回るその超生物の暗殺を政府から託されているのだった。
２学期を迎え、残された暗殺の時間もあと半年。慌ただしい学園祭が終わり、束の間の安息が訪れたＥ組。そんな彼らの前に一人の暗殺者が正体を現す。それはＥ組の一員である芽野カエデ。彼女は隠しもっていた黒い職種を殺せんせーに向けながら言い放つ。
「雪村あぐりの妹。そう言ったらわかるでしょ？」芽野の正体に衝撃を受ける生徒たち。
そして、殺せんせーはついに自分の過去を語り出した。「先生は・・・かつて『死神』と呼ばれた殺し屋でした。」
最終学期が訪れ、雪が降り積もる旧校舎。殺せんせーの驚愕の悲しき過去を知り、ついにはクラスの分裂を引き起こしてしまうＥ組。果たして選択すべきは「暗殺」か「救済」か。そんな中、国家規模で動き出す殺せんせー暗殺最終作戦。迫るタイムリミットの中で渚たち生徒が導き出した答えとは？
地球の命運は？彼らは無事に卒業を迎えることが出来るのか？
（公式サイトより）
　大ヒット漫画・・・ウチの息子も全巻持ってますが、そちらは未見で、アニメ版と、実写版の前作はチェック済です
前作でガンガン盛り上げておいて、今回は（アクションこそ引き続きではあるものの）話はシリアスですよね
アニメ版を見ててもシリアスだなぁ・・・と思ってましたが、それをニノさんと桐谷美玲ちゃんが演じているんですから、見入っちゃいますよね
そんな「過去」を知り、Ｅ組の面々の葛藤が長々と（アニメでは）あったんですが、その辺、２時間である映画では、教室内の討論１つで済ませてしまったのが残念でしたね。Ｅ組全体が主役ですから、ここって重要だったように思えます
そして、後半の最終作戦になだれ込むんですが、何せ敵キャラが、昨年末、巷を騒がせたあの方でしたからね・・・
もし噂通りなら、あんな触手が出たり、あんな驚異的な変身を遂げても「確かに」と思ってしまいます
この戦いも、アニメは「国家規模」ってスケールでしたが、こちらはこの敵キャラとのタイマン勝負・・・ちょっとスケールちっちゃいですわ
ま、そんな戦いの大きさ云々は、ラストの（殺せんせーとの）卒業には全く関係ないし、この卒業はやはり切ないです
ちゅうことで、いよいよ漫画も見ないと、俺が卒業できません・・・・で５５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

２月ハーフと病院めぐり・・・

　北風もおさまり、暖かい快晴なり
今日は２月最初の土曜日なので、月イチハーフのジョギングの日
昨日は（豆まきも忘れ）早々に布団についた
起床は１時、映画を１本観て、３：００に走り開始
柏たなか方面から常磐自動車道を越えた後、自動車道に沿うように「江戸川台」まで走って、今度は東武アーバンラインに沿って「おおたかの森」へ。
そこからは運河に沿って自宅方面に走り、２時間４０分、２３ｋｍ走った
ずーっと真っ暗、星は綺麗だったけど
その後も慌ただしかったなぁ。
マイカーのガソリンを入れて帰って、布団干して、掃除して・・・
今日仕事のカミさんを送って、そのまま病院１（首のリハビリ）病院２（歯医者）病院３（喘息検診）・・・
帰りがけにスーパーで買い物をして、お昼過ぎちゃった。
歯医者は矯正がなかなか上手くいかなくて、長時間で口が疲れたし、喘息検診中は、周囲がインフル患者さんが多数いてヤバかったし・・・
お昼ご飯を食べてソファーに横になったら、即寝ちゃった

　話を変えて一つ最近ネタ。
昨年末クラッシュした俺のスマホ、翌日に最新のＧａｌａｘｙＳ７Ｅｄｇｅに代えたんだけど、その時のキャンペーンで、コイツの無料プレゼントがあって、今週届いた。

「Ｇａｌａｘｙ　Ｇｅａｒ　ＶＲ」
自分のスマホをヘッドセットに装着して、スマホのスクリーンでＶＲが出来るという奴。
普通に買ったら１．２万円くらいするものなので、タダでもらえて嬉し
届いた日に開封して、ちょっと体験した感想としては・・・
ＰＳＶＲは配線が面倒なんだけど、コチラはただスマホを装着するだけだから楽。
（スマホケースから取り出すのだけは面倒だけど）
３６０度３Ｄ画像は、それなりのスペックが必要なんで、スマホの性能では、ゲームは結構厳しいのかな
（ゲームを買ってないから分からないけど）
ただ、映像だけを見る分には、ＰＳＶＲと遜色ないかも。軽いし気軽にＶＲ出来る。
後ろがバンドで装着なんで、寝転んでＶＲが出来るのも良いかもね

『虹蛇と眠る女』を観ました。

　オーストラリアの砂漠地帯にあるナスガリという小さな町に、キャサリン（ニコール・キッドマン）とマシュー（ジョセフ・ファインズ）の一家が引っ越してくる。ある満月の夜、二人の子供たちが神隠しに遭ったかのように姿を消してしまう。外にいた場合、砂漠の暑さの中で耐えられるのはせいぜい2,3日。子供たちに命を危ぶみ警官のレイ（ヒューゴ・ウィーヴィング）ら地元警察は大規模な捜索を行うものの、手がかりすらつかめず、次第に夫婦に疑いの目が向けられていく。一家にはそれでもなお明るみにできない事情を抱えていた。憔悴していくキャサリンに、先住民族アボリジニの子供たちが、虹の蛇が二人を飲み込んだと告げる……。
（ＭｏｖｉｅＷａｌｋｅｒより）

　「屈折しているなぁ、この家族・・・」
・・・というのが最初のシーンの印象でしたね。家族でテーブルを囲んでいるのが痛々しいですし、食事がうまくないでしょうし・・・
特に娘はとんがってますね・・・あんな序盤の行動を観ていたら、ただ単に、「弟を連れて家出した（＝親を困らせるだけ）」だと思ってました。
・・・しかし、全く帰ってこない上に、ココの土地勘も無いし、近所付き合いもあまりない夫婦・・・焦ってきちゃいますよね
特にキャサリンはどんどん病んできちゃいます。娘の部屋にある色々な物を見ちゃうと、感化されちゃうの、分かります
この町の人たちも少し不思議・・・言い伝えを語るおばあさんとか、娘を慕っていた男、娘が遊んでいた（入れ墨の）男、外面は必死に捜査している警官レイ・・・
事件なのか、事故なのか、ずーーーーっと捜査が進展しない状況で、終盤やっと息子発見
この息子を見た限り、やはり「ただ事ではない」というのが分かり、更に壊れていくキャサリン・・・
一体、どんな結末を迎えるのか・・・と思ったら・・・結末が無かったです
「これで終わり？」
映画のタイトルしかり、色々な「ネタ」をふっといて、落とすことなく終わってしまう、困った作品です
ちゅうことで、壊れていくニコール・キッドマンの様は圧巻でした・・・で４０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

北北西を向け！！

　天気はいいけど、今週は北風がつらいっす
今週はカミさんが病ってしまって、仕事を一日休んだ日があった
扁桃腺が腫れてしまったようで、喉が痛いって・・・辛そうだなぁ。
その日（火曜日）は、朝ご飯、そしてお昼の弁当・・・と、珍しく俺が動いた。
ま、前日カミさんが仕込んでくれたものを、俺が詰め込んだだけだけど
そして今日は、節分。
買い込んできた「恵方巻」を、今年の方角（北北西）に体を向けていただきまーす

・・・一応、何も喋らず、黙々と食べないとダメなのになぁ・・・
豆まきもするつもりで、しっかり鬼の仮面も買ったけど、（お腹いっぱいで）忘れて寝てしまった