半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『スプライス』を観ました。

2011-12-10 03:51:52 | えいがかんしょうの部屋
 科学者の夫婦、クライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)は、法と倫理を無視して、禁断の実験に身を投じてしまう……それは、人間と動物のDNAを配合して、“新生命体”を創り出すことだった。実験は成功し、二人は誕生した“新生命体”に“ドレン”と名付け、秘密裏に育てていく。やがてドレンは急速に美しい女性に成長するが、彼女の進化は止まらず、二人の想像を超える変貌を遂げ、手に負えないモンスターと化してしまう。そして、彼女を抹殺しようとしたクライヴとエルサは、逆にドレンの恐るべき目的に巻き込まれていく……。
goo映画より)

 スプライス=結合という意味だそうです
その名の通り、この科学者夫婦は、医薬品研究企業(かしら)の施設で、色々なDNAを組み合わせる実験をしています
これって、新薬開発に役立つ・・・ようにも思えなくないですが、常人に受け入れられるかは、かなり微妙です
・・・というか、「未知への研究」というのは、こんな感じで、ある種「病みつき」でやってかないと、壁はブチ破れないんでしょうねぇ
生まれた「新生命体」ドレンは、最初はウサギの変種って感じでしたが、もちろん、常人の想像を超える成長を重ねていきます。
もともと両生類のように、水中でも呼吸できるのに、人間のDNAなので、知恵もついてくるし、姿かたちは、女性になってくる・・・挙句の果てには、羽根も生えてきて・・・
更に厄介なのは、エルサのDNAが原因なのか、クライヴに恋心まで芽生えてしまう・・・
明らかに脅威となりそうなこの「生命体」を、必死にかくまって育てる科学者夫婦、我が子のように接するエルサ、そして、成長した彼女(って言っていいのか?)と行き過ぎた行為をしてしまうクライヴ・・・全てが病み的で、ずーっと、複雑な心境で見続けた俺です
複雑なれど、興味を失うことなく見てしまってる俺も、ある意味「病みつき」になってるのかも
終盤は、ドレンの子ドレンが性転換、どちらか良く分かりませんでしたが、案の定、クリーチャーと化してしまい、人を殺して・・・
今までの不思議な感覚から、急にただのホラーになってしまって、残念だったりして
ちゅうことで、結果的にエルサは、ドレンがきっかけで我が子を生むようになったのは皮肉・・・だけど、その子ってで60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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