半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『もしドラ(全10話)』を観ました。

2011-12-08 22:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 高校野球の女子マネージャーと仲間達がドラッカーを読んで甲子園を目指す青春小説です。弱小野球部のマネージャーの川島みなみは、ふとしたことで経営書の名作『マネジメント』に出会います。最初は難しくてめげそうになるのですが、次第に本の内容が野球部を強くするのに役立つのではないかと考えるようになります。そして仲間達といっしょになって、みんなの強みを生かして野球部を変えていきます。
「もしドラ」公式サイトより)

 すっかり有名になってしまった本のアニメ化作品です。
読書嫌いの俺ですが、偶然HDDレコーダーが拾ってくれた番組だったんで、興味を持って見てみました。
主人公みなみが、野球部のマネージャーになりますが、どうしていいか分からず、書店で同じようなキーワードを探して、ドラッガーの経営書「マネジメント」を読んでしまった・・・きっかけは「ボケ」だったんですかね
 スポーツである「野球」(それも、「青春」「熱血」という印象の高校野球)に企業向けの「マネジメント」が役立つワケ無い・・・と思うのは確かですが、この物語は、そんな事は無いって事をずーっと述べています
確かに一部の考え方とかは、それなりに納得するところはありました
ただ、正直に話すと、最初から感じていた「違和感」を全て覆すほどの説得力があったかというと・・・です
イノベーションを起こすといって、野球のセオリーとは違った戦術を・・・といって、物語では成功していますが、それが勝利に直結するかというと疑問です。
マーケティング論という話もありましたが、高校野球のマーケティングって 
結果的に、優勝してしまったチームキャプテンが、自分達の野球を「観ている人が望む野球をする」って言ってたけど、実際(俺は野球部ではなかったけど)自分達が当時思っていた「部活」って、(プロではないんで)観客っていうのを意識しているワケじゃないし・・・
この高校野球部に「汗」と「涙」を感じないってのが、一番の原因かもしれませんね
終盤、元マネージャーがXXしてしまい、そっから急に「涙」とか「結束」とかのネタを出しても・・・って感じです
あくまで、「一つの視点」として受け入れるものなんでしょうね・・・
ちゅうことで、とはいいつつ、あっちゃん主演の実写版は見てみたいで40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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