半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ブラック・スネーク・モーン』を観ました。

2008-12-06 16:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 アメリカ南部の田舎町。畑仕事をしながら静かに暮す元ブルース・ミュージシャン、ラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)はある朝、道端で血だらけになって倒れている若い女を拾った。女の名はレイ(クリスティナ・リッチ)。子供の頃の虐待の影響でセックス依存症となっていた彼女は、恋人のロニーが入隊したため、孤独に耐えられなくなりドラッグと酒に溺れ、男に殴られたのだった。レイを家につれて帰り看病するラザラスは、逃げないようにと太い鎖を彼女の体に巻くのだった…。(goo映画より)

 「名作」「迷作」と巷で言われてた作品ですね
ラザラスとレイ、二人が出会うまでの序盤は、もうハチャメチャです
どちらも人生ズタズタで、見ている方も苦しいです
で、ある事件で、ラザラスはズタズタなレイを発見し、看病を始めます
この辺のラザラスの心境、行動が、イマイチ伝わらないのですが、とにかく、そこからは、彼流のレイへの「更生」活動が始まります
この行動は、普通に考えたら、ギリギリアウト
何も知らないでこの状況を目前にしたら、ただの女性監禁ですもん
ただ、ラザラスの行動は、一貫してる 恋愛感情も、欲もない、とにかく彼なりの「愛情」で、レイの心を開き、見事に更生させちゃいます
ラザラスの久々のライブで、楽しそうに(俺的目線だと、セクシーに)踊ってるレイは、とても魅力的に感じました
サミュエル・L・ジャクソンの歌は・・・ま、決して上手とは言えませんが
そんなレイに、イキな贈り物をして分かれるラザラス。あんたイイ奴だね
最後、レイと恋人は、自分達の苦難を抱えつつも、乗り越えようと前を見て終幕となりました
ラザラスが注いだ彼らへの愛情、それによって得た「光」を、もうちょっと見ていたかった感もありますが、ま、それは祈っておきましょう
ちゅうことで、「黒蛇のうめき」ってのも、すごいタイトルだなぁで70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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