半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『リアル・スティール』を観ました。

2013-03-02 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 人間の代わりに高性能のロボットたちが死闘を繰り広げるロボット格闘技の時代―。夢も希望も失くした元ボクサーのチャーリー(ヒュー・ジャックマン)の前に突然、母を亡くした11歳の息子マックス(ダコタ・ゴヨ)が現れる。険悪な雰囲気の父と子は、マックスが廃品置き場でみつけた旧式ロボット“ATOMM”との出会いをきっかけに、少しずつ絆を取り戻していく。熱心なマックスに心を動かされ、チャーリーはATOMに自分の技を教え込む。やがてATOMと共にどん底から這い上がった2人は、史上最強の王者ロボット、ゼウスとの対戦へ―。
公式サイトより)
 コイツも見たかった作品でした
現代では、よくNHKで放送していた「ロボコン」(といっても、「ガンバレ! ロボコン」ではなくて、ロボット・コンテストです)で、人間が操作するロボットを使っての競技大会の「面白さ」は堪能させてもらってます
あれって、一つの作品(=ロボット)を仕上げるための、人間のドラマですもんね
で、この近未来ってのは、そのロボットが大型になり、高性能になってて、人間に成り代わって、リングで格闘技を繰り広げるというものでした
この世界は、このロボットの技術を産業とか社会に使っているようにも思えないし、世界そのものも、現代とあまり変わらない不思議な時代です。いや、意外に現代に近い設定なのかも
チャーリーが保持しているロボット、初代はガンツ先生(といっても分からないだろうなぁ)の雰囲気で良かったし、何といっても、和風だった2代目のデザインがウケました
で、偶然にジャンクエリアで拾ったようなATOMという三代目のロボットとの出会いが、物語を盛り上げました
まずはこのATOMですかね 日本人からしてみれば、名前からして、なんかうれしいですよね
この世界のロボットは感情は無いのに、この動き、表情は何なんでしょうか
感情があった「WALL-E」と同じくらいに思えちゃうくらい・・・
(WALL-Eみたいに、目のカタチが色々と変わったら・・・って、それはやり過ぎですかね
一見ポンコツなこのATOMなれど、操る人間によって、輝きを持ってくる・・・最後の試合まで、ハラハラさせてくれました
このATOMを通じて、全くギクシャクしていた、チャーリーとマックスの父子の絆がつながり、そして強くなってきます
もう一つ、ボクサーの夢を失くしたチャーリーが、ATOMを操作するにつれ、当時の輝いていた人生に戻るってのも良かったですよね
ゼウスとの戦いのクライマックスで、チャーリーの動作によって、反撃に出るATOM・・・
スローモーションで躍動するATOMとチャーリーを、目を輝かせて見つめているマックス、涙を浮かべるベリー・・・戦い自体も盛り上がっている所であっただけに、じんわりきましたよー
悪い奴らはバッドエンド、好きな奴らがハッピーエンドっていう分かりやすい終わり方も好き 
面白かった。続編できそうな展開では無かったけど、見たい気がします
ちゅうことで、チャーリーは、いざとなったら、拳から刃を出して・・・って、X-MEN・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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