半熟オヤジの基地

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ホンダF1参戦終了に超落胆・・・

2020-10-03 11:09:25 | えふわんの部屋
 昨日の17:00に八郷社長が「ホンダ、2021年をもってF1参戦を終了」の会見を開いたそうで・・・
即座にネットで知り、一晩明けたんだけど、まだ気持ちがドン底状態なんで、それを晴らせるかは分からないけど、このブログを書いて、少し鎮めよう・・・と思います。鎮むかなぁ
・・・といいつつ、しっかり頭が整理できてないんです。なので、とにかく「心のウチ」をココに吐露するだけです。ハイ
まず、2013年に第4期としてF1参戦をした時に、「(第3期などの時と違い)永続的な参戦を考えている」というセリフがあったと記憶しています。
約束やぶっちゃダメでしょ!!
マクラーレンから三行半を突き付けられて、F1に居場所がなくなってしまうような窮地の時に、FIAが必死で協力してくれて、そして、(当時の)トロロッソが救ってくれたんですよね。
そこまでして周りが継続に力添えしてくれたのに・・・
そして、いよいよ御大レッドブルチームとのパートナー結成、自らの努力でPUもどんどん進化し、メルセデスには負けてるものの、「トータルパッケージ」として実を結びつつある昨今なのに何故・・・
確かにフェルスタッペン選手の才能にも助けられながら、優勝もしたけど・・・社長の会見で「勝利により、目標達成した」みたいな話してたけど・・・
ホンダの目標って優勝? チャンピオンじゃなかったっけ???
レッドブルも色々とプロモーション活動に協力してくれたりしたのに・・・彼らもいよいよチャンピオン争いを出来ると思ってきたのに・・・
もろもろ考えて、F1、レッドブルに対して、失礼な振舞いにしか映りません!!
次の側面、「夢」についても語らせてください。
ホンダがF1から手をひくという決断は、今後様々な「影響」が出てくるものと予想できちゃうのです。
まず、あれだけ蜜月を保ってくれたレッドブル、彼らと縁を切ることにより、現在F2参戦中でF1昇格を目指していた角田選手の道が心配でなりません。
もちろん、角田選手は、ドライバーとしての能力はF1にも相応しいものと期待しているものの、F1チームからしたら、「ホンダの後ろ盾」なんて、もう何のメリットも無いですもんね。
むしろ、フェラーリやメルセデスの若手を載せたほうが、チームとしても潤うし、エンジン代金も値踏みできるだろうし・・・
「能力」だけでは参戦できないという悲しい現実は、過去に琢磨選手、可夢偉選手という例がありました。
久々に観れる期待大だった「日本人F1ドライバー」というものを摘んでしまったかも ・・・そう思いたくないし、角田選手はこれからも応援しますけど
レッドブルは、他にも、スーパーフォーミュラ、そしてスーパーGTでも、ホンダと関係がありますが、これらも全く不透明になっちゃいました
レッドブルカラーのホンダマシンが、様々なカテゴリで観れたのに、残念でなりません
更に、F1を目指していた、様々なカテゴリで頑張っているホンダ・ドライバー達の「夢」も一気に苦しくなったとも言えます。
更に気になるのは、例年であれば、来週開催するはずだった「F1日本GP(鈴鹿)」です
こちらも、ブームの頃とは比較にならないですが、最近、サーキット関係者、そして鈴鹿市の人たちの努力で、少しずつ活気が戻ってきてたのを、現地で肌に感じましたもん
2コーナーからS字にかけての「ホンダ応援席」あんな活気のあったところが無くなる・・・集客力の低下は、最終的に「日本GP消滅」にもなりかねません。
毎年冬にやってる「HONDA RACING THANKS DAY」からも、F1というカテゴリの「凄さ」とかを伝えるコーナーが無くなってしまう・・・
日本のファン、ドライバーから、F1は遠い遠い世界になってしまいそうで、悲しすぎます!!
最後に、一番納得いかないのは、その「理由」ですかね。八郷さんの言葉をまず確認すると・・・
 「自動車業界は100年に一度と言われる大転換期を迎えています。Hondaはこの取り組みをさらに加速させ持続可能な社会を実現するために「2050年にカーボンニュートラルの実現」を目指すことを決意しました。将来、カーボンニュートラルを実現するために、今回大きく舵を切り、この新たなパワーユニットとエネルギーの研究開発に経営資源を集中していきます。その一環として、今回F1で培ったエネルギーマネジメント技術や燃料技術、そして人材を先進パワーユニットとエネルギーの研究開発に振り向けることにしました。」
ということで、一企業としての言葉としては真っ当には感じるものの・・・
まず、「カーボンニュートラルの実現」については、今、F1、FIAが2050年よりもっと前に実現しようとしている目標ですよね。目標は一致してませんか?
「技術を磨く、人を磨く場」としてF1の参戦をしていたホンダの「哲学」は、まさにこのF1の掲げる目標と「全く一致しない」という事には思えないのですが・・・
また、そういった目標を掲げているなら、その他のカテゴリのほうが、内燃エンジンを相変わらず使用し続けているワケだけど、それらは終了、撤退はしない・・・
社長は「コロナ禍とは無関係」と言ってますが、誰がどうみても、関係しているはずだし、「F1は参戦資金が他と違い莫大」という紛れもない背景があるワケだし、それらが理由って考えますよね。
よってもって、社長の言う理由が、理由になってない・・・苦しい、そして虚しい・・・
「一企業だから」「会社としても熟考を重ね」とか、そういったことは当然、我々も理解しなきゃいけないと思います。
でも、「じゃあ仕方ないね」って処理できるほど、小さなニュースでは無いんです 正直、大大大打撃です
今回「終了」ってキーワードを使っているってことは、もう「参戦しない」という意味ですもんね。
まあ、一度「撤退」しちゃうと、仮にまた「参戦」しても、他のPUメーカーとの「経験の差」は到底埋まるものではないし、苦渋の日々が続くんでしょうし
現在評価が高いホンダPUを、「無限」とかが引き継いでいく・・・なーんてのも、無理だろうなぁ・・・昔とは開発費が違うもんね。
・・となると、「終了反対」の署名をするくらい・・・何もできない俺らファンも歯がゆくてしょうがないです
以上、あくまで私の「勝手な意見」です。スミマセン。残さずにいられないくらい、今も腹立ってます

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