半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ライトハウス』を観ました。

2022-06-18 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 1890年代、ニューイングランドの孤島に2人の灯台守がやって来る。 彼らにはこれから4週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。 だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイクと未経験の若者イーフレイム・ウィンズローは、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。 険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで2人は島に孤立状態になってしまう。
(公式サイトより)
 孤島の灯台守・・・もう、ココからして、なんだか「漂って」いますよね
ウィンズローは、極めて「普通」にこの地に来たと思います。一応、しっかりした「労働条件」があるみたいですし、大変ではあるけど、「仕事だから」という認識をもってきています。
しかし、ベテランであるトーマスが、妙に「はばかり」ます。場を仕切るし、若いウィンズローには、下っ端労働を課せる・・・いろいろとパワハラ感がありますね
納得がいくような指示であればいいんだけど、どーも納得ならないウィンズローですが、この極限の生活からか、フラストレーション、危機感・・・様々な理由がありそうですが、彼が観ているシーンは、現実なのか、空想なのか、だんだんと分からなくなってきます。
トーマスも、怒鳴ったと思ったら、飲んで陽気に踊りだしたり・・・こらちも現実なのか、そうでないのか・・・分からなくなります。
カモメは怖いし、人魚はエロいし、そりゃあ、自我も崩壊してきちゃいますよ
しかし、「ココにいちゃいけない」という意識は何とか保っているウィンズローだけど、残念ながら・・・
シネスコサイズをあえて捨てて、更にモノクロにしている点、雨の描写とか、血の描写がとっても強烈ですよね
W.デフォーさんの眼光にロックオンされたら、そりゃあ縮み上がるわな
ちゅうことで、灯台(最上段)には結局何があったのか・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022年第8戦 アゼルバイジャ... | トップ | メガドライブミニレビュー(4/42)「ゴ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事